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マージナルマジシャン!?

マジでマジマジ?カッコイイ称号じゃん!


「マヂで境界の魔術師なんですか!?ギシェ、この鑑定玉、壊れているんじゃありませんの?」


この鈴鳴り声はジャンヌだ。居たのは気付いてたけど無視してた。


「嬢ちゃん、下手なこと言ってもらっちゃ困りますぜ。こちとらが仕入れたばかりのものでさあ」


ニャムルがにわかにおもむろに肉球(にくきゅー)を鑑定玉の上に乗せる。遊びたくなっちゃったのかな?それ高そうだから落とすんじゃありませんよ。可愛いから許されるだろうけど。


すると、鑑定玉の外側にパチパチと(まばゆ)い火花が力強くはじけだした。


「これは、、、1000年に1人の炎の外魔師(がいまし)の素質!」


え?ニャムル、千年ちゃんなの?確かに可愛いが、、、。



「ヒラー様、、、お気を確かに。ヒラー様の身体能力は欠点を(おぎな)って余りあるほど、、、ですわ?たぶん」


ジャンヌの信頼が揺らぐほどだ。

いやいやいや、オレ、強くなったよね?


腰の空色水月(くうしきすいげつ)咄嗟(とっさ)に見せようとすると


「ヒラー、それはやめとこう」


エミールが止めに入った。なんでや。自慢させてくれや。


「なんて素晴らしい!ニャムルちゃんは女の子で可愛いだけじゃなく、強いんだなあ・・・。ちょっと触らせて・・・」


シャーッ!!!


ギシェのおやっさんはニャムルに拒否されている。ニャムルは気位の高い女性だからな。



__________



ギルドを出て、一旦(いったん)エミールの家に帰る。


ジャンヌはぶつぶつ言いながらどこかに消えていった。


「なあ、エミール。なんでとめたんだ?」


オレの空色水月は今宵血に飢えておるぞ。


「さすがに僕でも止めるよ。それ(・・)、相当危ない代物(しろもの)だろ?」


なぬ、、、10分ごとに鞘から出して眺めてニヤニヤ、素振りでブンブンしてただけなのに、察知されたか!?


「いや、、、まあ、、たしかに切れ味は良いが、、、」


「ヒラー、君のようなニヴォーがそのような力を持つと不自然なんだ。また(・・)目をつけられたいの?」


「???いや、目はつけられたくはないが、、、」


「なら、止めて正解だったね」


「そうか、、、でも、これ見てくれよ。綺麗な青色だろ?」


「そうだね。綺麗だね。でもニャムルに感謝するんだよ?」


なんで?ニャムルなんて可愛いだけじゃん。




ふん、もういい。オレは明日地球に(かえ)ることにする。帰りに、森の木を刈っていくつもりだ。








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