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27 我が家



日本に帰ったら、梅雨入りしていた。

蒸し蒸しするが、雨の音が心地よい。


モンゴル人は雨の時傘をささないらしい。

中央アジアの女性の頰に刺す厳しい皺と平均寿命の低さは、自然の厳しさと人間の脆弱さを端的に現している。


だからこそ雨は天からの恵みなのだ。



嘉玲(ジャーリン)は何も聞かなかったが、目を潤ませて抱きついてきた。


草原でニャンと遊んできたと言ったらたたかれた。痛い。


__________



さて、、、眠るか。


久しぶりの自分のアパートはなぜか広く見えた。動物なんかも飼えそうだ。


帰ってきたこの日は流石にダンジョンに行かなくていいだろう。


結局あのダンジョンの奥の外に広がっていた世界はなんだったんだろうか。普通に意思疎通のできる人間がいた。


なぜか始めわからなかった言葉がいつのまにかわかるようになっていたが。。。


動物や植物もこの世界と似たようなものが多くあった。ちょっと違う部分もあるみたいだが、東京では動物園に行かなきゃヒト以外の動物なんてきちんと見ることができないんだから、オレの思い違いかもしれない。


あと、とんでもなく足が速くなっていた。


良いことなのだろうか? まあノモンハンまで良く落ちる飛行機ではなく安全に徒歩で行けたし、ニャムルにも会えたし。




うとうととしながら、遠くでニャムルの鳴く声が聞こえた気がした。



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