表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空のおとしもの  作者: stardom64


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

33/44

第三十一章 隠し味は愛情です。



それはマリアがお花を摘みにいっていた時のこと。

「アリア、ちょっと火みててくれる?」


コトコトコトト。

プツプツあわわ。


お鍋で具材を煮込む音。

建物内に漂ういい匂い。


そしてそれをおたまですくうあたし。


「ちょっと味見‼」

ずずずずzz。(スープをすする音。)


「うーん。」

なんいうか。なんか味が足りない。

深みがないって言うか、もうちょっと刺激が欲しいかも。


「何かないかな?」

自分のリュックをひっくり返すあたし。


でてきたのは、テストの紙きれ(点数はきかないでね。)と、なんかきれーな羽、そして、空っぽの中身の入っていないガラスの瓶と、虹色の液体の入ったガラスの瓶。


「あんまいいの入ってないなー。」

まぁ当然か。というかほとんど食べれないヤツじゃん。


と、ひとつの瓶に目が留まる。それは虹色の液体の入ったガラスの瓶

たしか、授業で作ったえりくさーってやつで天使にとっては栄養剤みたいなもの。


これいいじゃん。そう心の中で勝手に思うあたし。

栄養付けるの大事だよね。


「そうだエリクサーいーれよっ。」

これ、うまいんだよねー。


学校の購買にも売ってるんだー。

眠気が覚める‼とかいう歌い文句で。


使いかけだけどいいよね?

こないだちょっと飲んだ。眠すぎて。


別に口はつけてないから、振りかけたり、薄めて飲むやつだからね。

というわけで衛生面もオッケー、問題なし。


自分で聞いて自分で答える自己完結スタイル。


すぽんと可愛らしい天使の羽の装飾のついたガラスの栓を抜いて。

ばかっ。とぽぽぽぽ。


お鍋に注がれていく虹色の液体。


「このぐらいかな?」

徐々にスープの上に虹色の塗膜が形成されていく。


「おお‼…レインボー☆ミ」

そこはかとなく、レインボー。


百点満点レインボー。

なんだか、とても元気の出そうな色。


味はどうかな?

お玉でスープをひとすくい。


うん、おいしい。味に深みもでて出てバッチリ。


「これでよしっと。」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ