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空のおとしもの  作者: stardom64


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第三十章 天使たちのお届け物


「救ってくださり?私たち、何かしましたか?」

私を現実から引き戻すようにマリアが村長に問いかける。


「とんでもございませんのじゃ。女神さまの妙薬で、救われた村人が数多くいるのじゃっ…。」

村長がそれにこたえる。


「???」

「イブの持ってきた薬がなければこの村は…。」


「今頃どうなっていたか…。」

おおおおと目頭を押さえ涙をふく村長(上半身裸)。


「村長、お気を確かに…。」

それを何人かの村人(上半身裸)が抑える。


「おおおおお…。」


この人たち服着てくれないかな?目のやり場に困るんだけど?


「これは文化、文化なのですじゃ…。」


▶︎ゲームをやめますか?

 ▷がんばる

 ▷がんばる

▼しょうがないから我慢して続ける



「それにしても妙薬…?薬…?」

そんなのあった?


「あの薬がなければ、村人たちは流行り病で…。」

しかも村人たちを流行り病から救うような…?


「それを女神様は一瞬で救ってくだされたのじゃ。」

「一瞬で?」


「そんな薬、そんな薬効のある地上の植物…。」


「そんなのスープ入れたっけ?」

間違いなく渡したのはあのスープだけ。


「それともキノコ?」

ほら、大きくなるやつとか。

え?それは漫画だけ?


マリアに聞くと、「うううん。」と首を横に振る。


「それに地上にそんな薬効の植物はないはず…。あるとしたら、天界のモノになるけど…。」


「もしかして、アリアなんか入れたんじゃない?スープに。」

「いや…。」


あたしの頭の中で思考がぐるぐる一回転。

マリアが入れてないなら、間違いなくあたしだけど。


みょうやく…。みょうやく…。薬…。


「そんなはず…ないよね」

特にそんな記憶はない。調味料以外は現地調達のはずだし…。


「は…。」


あっ。

あたしの頭の片隅にある記憶を掘り当てる。


もしかして…。



アレのこと…かな?





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