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空のおとしもの  作者: stardom64


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第二十九章 天使の祝詞


「おいっ、あれ、女神さまじゃねえか?」


「神よ。なんと恐れ多い…。これが奇跡、奇跡なのですね…。」

群衆の中から聞き取れる人が何人か出てきた。


「なんだ、普通にしゃべれるじゃん。」

へんなわけわかめ言葉しかしゃべれないのかと思ったよ。


「通訳かな?」

「さっきのが地上の方言だったんじゃない?それかまじないのセリフとか?」


「女神様の祝詞だ。」

「ありがたや。」

「神に感謝。」


次々にひれ伏す人間たち。

あたしたち、女神様じゃないし。


「いやこれ祝詞でもないけど。」

そろそろ、言ってあげた方がいいよね。


「いや、私たちはただの天使で。天界学校2年生の…。」

あたしが口を開く前にマリアが遮るように言ってくれた。


うんうん、あたしたち天使だから。


「いえ、あなた様達は崇拝すべき女神様です。」

マリアが言い終わる前に言葉をかぶせてくるヒト。


???。

うーん、やっぱり聞いてもらえない。


あたしたちそんな称えられるようなことなんかしたっけ?


というかあなたたち神殿の扉、無理やり開けたのでは?

神様んち土足で入っていいの?


それに心当たりだって何もないし。


あるとすれば、少し前、人間の女の子。


そう、確か名前は…。

イブちゃん。


前夜祭って意味だっけ?


に食料と、スープを渡しただけ…。

気に入ってそうだったし。


困ってたみたいだから。


困ってる人を助けるのは天使の責務だからね。

もちろん悪い奴、助けるに値しない者たちは助けてあげる必要はない。


あくまで、自ら行動を起こし、それでも、救われなかった者たちだけ。


でもそれくらいしか思い浮かばないな。

イブちゃんとしか、ヒトとは接触してないし。


ドンドン。


さらに勢いよくたたかれていく太鼓の音色。

終始踊っている人間たち。


「おお…女神様、この度は村を救ってくださり…誠に感謝しておりまするのじゃ。」


「って誰か出てきた‼」

考え込んでいると集団の中から出て声をかけてくるひげを生やした人。


「うん、たぶん、村長…さんかな?」


「私もそう思う。」

え?なんで村長って分かったって判断基準はもちろんそれっぽい見た目☆


主にお髭もじゃもじゃ。

もしかしたら盗賊という線もあるけど。


たぶん違う。杖ついてるし。

目だし帽かぶってないし。


語尾にじゃ、つける盗賊いないし。


上半身は裸だけど。

きゃーはずかしー☆(両手はしっかり顔を隠してるけど、隙間からしっかり見てるやつ。)


それこそ、ゲームとかで最初に声をかけてきそうな見た目。


村長(仮)LV???


特徴―立派なおひげ

特徴その2―上半身はなぜかやっぱり裸

特徴その3―立派なおひげをよく触る(それ、やわらかい?)


▶︎ゲームをやめますか?

 ▷つづける

 ▼がんばる

 





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