第二十八章 襲撃後編
長椅子の向こうから現れたのはでかい丸太を持ったヒト。
「もしかしてこれで壊された?私たちのクマ用バリケード。」
「うん、間違いなくそうだと思う。しかも呼んでるくない?外へ。」
丸太を持った男たちはこっちへ来いとでもいうように手招きする。
何言ってるかは正直よくわからない。
言語違うのか。
それとも訛りがひどいのか。
ドンドンドン。
誘われて出てきてみれば神殿の前でたたかれる両手でたたくタイプの太鼓。
中心で大きく燃える炎。
それを囲み、踊る頭に葉っぱの飾りをのせた上半身はだかのたくさんの人間たち。
「kyounogohannhamenntaiko…。」
「asitatennkininaare…。」
「konoatosugu…。」
意味不明な呪文を唱えながら、ぐるぐると回る人間たち。
手をつないだり、離したりしながら、何やらぶつぶつ。
「えっなに…これ?」
それもちょっとじゃなくたくさん。
「megamisamakannsykanngekiamearare。」
「????」
女神様―かmるsyかkんgきaめarreとか何とか言ってる。
あとは正直聞き取れない…。
部族ってやつかな?
訛りがひどい。
というか、あたしたち女神様じゃないんだけど。
天界学校二年生の天使なんだから。
まぁでも、わかんないよね。
隣のマリアも上半身裸の人間を見て目が行ったり来たり。
というか、何のために呼んだんだろ?
「というか。これ…どういう状況?」




