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☆王子の『数字力』☆② 好きな理由は、数字 ※トーナメント表が、流行ってます。

※ 昨日投稿しましたが、内容を少し変えて、再投稿しました。


評価、ありがとうございます。

初評価で、とっても嬉しいです♥

《2023年1月16日 王子、7歳、小2》



王子は、数字が大好きですが、



「他に好きな物は?」



と聞かれると、パズル、問題、地図等、数字から連想できる物が並んでいきますが、




意外にも、




バス旅、テニス、甲子園




と、続いていくんですね。






それを聞くと、人間達は、



「ああ、数字の他にも好きな物、あるのね。」



よかったね、と安心した感じになります。




特に、「野球、好き」は、受けがいいですねー。


健康的?


だからでしょうか?






でも、





そんなことは、





















ん!





王子の、全ては、『数字へと、つながります。』 


全ての道は、ローマへ通ず、と全く、同じです(笑)





バス旅 → 時刻表、住所、ウハウハ。



テニス → スコア、点数が0、15、30、40と増えていく不思議なゲーム、ウホウホ。



野球  → スコアボード、ストライク・ボール等が書いてある画面がイケてるぅ☆、モエモエ。





なるほど。





実は、ママリ。



テニスを見るのが大好きで、圭君の試合があると、テレビに、かじりついています。




王子が、はじめてテニスを見たのは、3歳半頃だったと思います。




王子も、テレビに、かじりつきました。


が、圭君のことは、全く、見ていませんでした。





王子が見ていたのは、スコアです。


「なんで、数字が、変わるの?」


から、はじまり、ゲームの取り方、セットの取り方、試合の勝ち方等々を、ママリが教えました。




王子は、圭君も、ジョコビッチも、見ることはなく、どの大会で優勝すると、何ポイントもらえる、世界ランクが上がった下がった、まー、色々と、ママリと、熱くなっていました(笑)



圭君が、四大大会で優勝する姿を見ようと、二人で、応援していました。





が、王子は、テニスの応援にはすぐに飽きて、違うものに、はまりました。





それが、テニスの大会に出てくる、



トーナメント表



です。





そして、王子の情熱は、テニスから、甲子園へとうつりました。



野球のスコアボード、バッターの状況、塁の形等々、色々と、王子は、大興奮していましたが、やっぱり大好きだったのは、トーナメント表で、兵庫県の表を見て、半分のバージョンを作って、王子甲子園を開催していました。




「う゛う゛う゛う゛う゛ーーーーーーーー。」



ある夏の日、低い、うなり声みたいなものが聞こえて、ママリが王子の方を見ると、まさに、王子甲子園の決勝戦が開幕したところで、甲子園で、試合開始の時に鳴るサイレンを、王子が、再現していました。



そこから、



「決勝戦の、はじまりです。王子第3高校は、2年連続決勝進出の、王子第254高校に、勝てるのでしょうか?」



「ピッチャー投げました、初球はストライク。はたして、このまま、バッターをアウトにできるのでしょうか?一番バッターは…。天気は…。今までの対戦成績は…。」



と、これを、小2王子は、試合が終わるまで、やっていました。




そして、王子の中継が終わったので、ママリが、



「どっちが勝ったの?」



と聞くと、頭を振って、



「9回裏で同点延長からの、再試合になったから、まだ、どちらが優勝するかは、分からない。」



と、まじめな顔で、言われました。





ふむ、ハードな試合だったようです。



それを、多分、王子は、トーナメント表にある、70試合ぐらいを、本気で、やってました。



王子の、妄想力は、こんな感じです。





楽しそうでした♬







甲子園に、はまった王子を見て、パパ虫が、



「クリスマスプレゼント、グローブにする?」



と、聞いてきました。





王子とママリは、二人で、



え゛?



「いらないんだけど。」


と、答えました(笑)




王子、野球、全く、やらないよ。


全然、健康的ではないですよ。



王子甲子園は、紙の上、頭の中、ですよ。





「なんで、グローブ?」


せめてバットのほうが、まだ、モンスターとの戦いにも、使えるのでは?



と、ママリが聞くと、



「いつも本だから、王道のプレゼントも、いいんじゃないかと思って。こういう機会がないと、野球の道具、買わなくない?普通、家にあるじゃん。野球の道具。」



と、パパ虫なりの、理由がありました。





あ、そういうことね。


確かに、こういう機会がないと、王子家では、グローブを、買わないかもしれません。





「いらないよー。」


一方の王子は、全く、興味なしでした(笑)




そこで、ママリが、



「じゃあ、スコアボード、買ってもらったら?」



と言うと、



「いる!欲しい、欲しい☆」



と王子は、大喜びしていました。



でも残念ながら、スコアボードは、却下になりました。








以前、


「数字好きは、短所。」


と、言われたことがあります。






数字が好き = 発達障害の予兆


と、感じる人間も、いるようです。




その時、


「最近、3歳の息子が、数字に興味があるみたいで、チャタ君と、同じになるんじゃないかと、不安で、夜も眠れない。」


とも、言われました。





ママリの顎が、外れました。




これは、このママの、本音でしょう。


子共が、発達障害ではないことを、願う気持ち、不安な気持ち、もちろん、ママリにも、理解ができます。





でも、ショックでしたね。




王子は、確かに、みんなと遊び始めた3歳頃、みんなの輪の中に入れず、近くのベンチに一人で座っていたり、自転車にのったりしていました。


挨拶されても、話しかけられても、答えられない、そして突然、時間を言ったりしていました。


王子は、発達障害の影響で、家で普通にできることが、外では、体が動かなくなっていました。





でも、小1当時、王子の特徴は、少し、改善されていました。




王子は運動が苦手で、大縄飛びは、飛べませんでした。


王子から、友達を誘うことも、王子の意見を言うことも、できませんでした。



でも、挨拶には、手を振って返したり、みんなと鬼ごっこもしていましたし、人数が少ない時は、話していました。



体が動かなくなることもあったけど、言いたいことも伝えられていなかったけど、王子なりに工夫をして、頷いたり、相手に合わせていました。




どうにか、やっていけてるように、ママリには、見えました。



王子は、自閉スペクトラム症全盛期だった当時、できる限り踏ん張って、ほぼベストパフォーマンスな状態で、みんなと一緒に、遊べていたのです。





そんな王子の状態でも、



「チャタ君のようになったら、不安。」



「発達障害だから、一緒に、遊んであげてたのに。」



「せっかくみんなで仲良く遊んでるのに、チャタ君がいると嫌だ。入ってこれないなら、一緒に遊びたくない。」



等々と、言われてしまったんですね。







「みんなが、チャタがいることで、嫌な気持ちになる。」



「チャタの特徴は、今以上の改善には、まだまだ時間がかかる。」



ということは、


「みんなに、むりに遊んでもらうのは、申し訳ないので、もう、一緒に遊んでくれなくてもいいよ。」



という選択肢しか、ママリと、王子には、残っていませんでした。





王子も、かなりショックだったと思います。


やっと、『普通』に遊べるようになってきたと思っていたら、『普通』の壁は、エベレストよりも、何倍も、何倍も、高く、険しかったです。





この時、王子とママリは、諦めました。


『普通』になるのは、無理だと。



この日以降、ママリは、王子は、王子家で育てることを前提に、物事を考えるようになりました。






それにしても、難しいです。



発達障害の王子は、みんなと、対等ではなかったんです。




王子が、発達障害だと、みんなに伝える。



伝えられた方が、気を遣わなきゃいけなくなる。



対等に、遊べない。


という流れに、なってしまったんですね。







ついでに、



「チャタ君のIQを、教えてほしい。」


と、言われたので、きっぱりお断りして、帰りました。







この時、


『数字好きは、長所だ。』



『発達障害でも、大丈夫だよ。』


と、もっともっと踏み込んで、戦うべきだったかは、今でも、答えが出ません。




お互いを理解するためには、お互いの本音を言い合って、お互いに歩み寄って、握手をする、というのが、理想なのでしょうが、ママリには、できませんでした。



多分、ママリが言い返していたら、泥沼の戦いが勃発していたと思います。




この問題に、時間と精神力を割くのは、きついですね。




ただ、モヤモヤはおさまらず、結局、後からちょろっと、数字が好きなことに対して何か言われるのは納得がいかないと、伝えました。



そうしたら、



『うちの子は、勉強も運動もできて、習い事もすぐに上達して、優秀だから、一つを選ぶことができない。申し訳ないんだけど、チャタ君みたいに、一つのことしかできない子の気持ちは、理解ができないみたいで。』


と、謝られました。



白目です、ママリは。








こういうことも、あります。



でも、ママリは、数字好きが短所だなんて、全く思えませんし、この先、思うこともないでしょう。





もしろ、可能性の塊です。


宝箱です☆




数字が、算数に、パズルに、クイズに、バス旅に、テニスに、甲子園に、相撲に、どんどんつながって、広がっていきます。



王子自身が、こっそりと、『長所だよ』ということを、ママリの目の前で、証明してくれています。








因みに、王子の学校の自由帳は、王子が、隙間時間に書いた、トーナメント表だらけです。



こういうのも、言われるんだろうか。


難しいですね。








まあ、なんにせよ、小学生王子は、書き続けています。


がんばれ、王子。









トーナメント表…



何か、魅力があるんでしょうね…♥





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