表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/44

第44話【ペンギン出現】

第44話【ペンギン出現】


5月のGWの夜。

屋敷の庭にペンギンがいた。


「お嬢様」

「何よ」

「お庭に・・・ペンギンがおります」


「は?――ペンギン?」

「ペンギンでございます」

「早く追い出しなさいよ!」


しかし、執事は首を横に振る。


「ペンギンなんて下等生物。不衛生、極まりないわ!」


「地下に運びなさい」


執事と地下に向かう。

(さて、どうしたものか)


「その辺に置いて」


ぐったりしたペンギンが目の前にいた。


地下の薄暗い場所。

ペンギンと目が合った瞬間。

意識が引き込まれるように歪んだ。


目の前。

深くて赤いワンピースの女性。

――私だった。


力なく座り込んでいる私を執事が支えていた。

人間が巨人のように大きい。

右手がヒレだ。


――気づいたら。

私はペンギンになっていた。


体が小さい。

バランスを取る。

手足は短く、不便で無力だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ