表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
34/53

第34話【残り1日】

第34話【残り1日】


5月4日


僕は秘密基地にずっといた。

体調は加速するように衰弱していた。


クッションの上で丸くなり、浅い呼吸を繰り返している。

黒い羽からは艶が消えていた。


「ピヨ……」「ピョ……」


ヒヨコたちが、マサオの体に顔を埋めて、震えていた。


「神奈月さま、少しお休みを取られてはいかがですか」


長谷川さんが僕を心配して声をかけてくれる。


「明日、学校の裏門に車でお迎えにあがります」


一礼して去っていく。


僕はまた失うのか。

心が引き裂かれるあの痛みをもう一度。

あの辛さを。

正直、耐えられるか、分からない。


だから、こいつはこんなに隠そうとしたのかもしれない。

何度も呼吸をしているか確認してしまう。


明日になったら・・・僕は。


――残り1日


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ