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第27話【残り119日:ペンギンのいる冬休み】

第27話【残り119日:ペンギンのいる冬休み】


12月24日


今日から冬休み。

マサオとヒヨコ達が僕の家についてきた。


「子分を見守るのが俺の役目だ」


と、マサオは話していた。


「ポワレとか食卓に出ないよ」

「俺を誰だと思ってんだよ」

「マサオでしょ」


自分の体より大きいコロコロを持ってきた。

代わりに僕が持つ。


――


神奈月家に着く。

リビングのコタツに入って、テーブルを囲むように座った。

マサオは静かだった。

仕事から帰宅した兄さんはヒヨコたちに夢中だった。


翌日。

僕は熱を出した。

マサオが部屋の扉前でうろうろしていた。

徐々に回復。

僕たちは、ゆったりとした時間を過ごしていた。


マサオはじっと僕たち家族をただ見ていた。

観察しているようだった。


年末。

暗くなってからマサオとヒヨコたちを連れて、駅近くのイルミネーションを見に来た。

マサオは楽しそうにしていたが、どこか元気がないように見えた。


帰りに炭酸を買うことになった。


「おい、キツめのやつ、くれよ」


強炭酸を渡す。


「もうすぐ年が明けるね」

「そうだな」

「初詣も一緒に行こうか」

「何のためだ」

「去年のお礼と新しい年が元気に過ごせるようにだよ」

「フゥン、大事だな、それ」


1月7日まで、僕たちは穏やかな冬休みを過ごした。


――残り119日


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