189 暁斗達の結婚式
【人物設定・エミリー】
金髪ロング。
瞳はアイリスと違い、青色(アイリスは赤色の瞳)。
冒険者活動時は黄色のブラウスにフリルスカート。
胸は暁斗ガールズの中では大きめ。
ボクっ娘。
【人物設定・クレア】
水色のショートボブ。
エミリーと違い、冒険者活動時はワンピース風でスカートの丈は長め。
胸はやや大きめ(エミリーよりは小さい)。
身長は、ひなたより低めでエミリーよりは僅かに高め。
「ガルタイトの再開発もヘキサ公国跡の復興も順調らしいよ」
「そうか。 あいつらも頑張ってるんだな」
「私達は私達でようやくこれを迎えられるんだけどね」
「なかなかチャンスが巡り回らなかったけど、ようやくだね」
鴫野達がガルタイトの再開発に参加してから半年。
その間に俺達は、冒険者活動を再開し、勘を取り戻した。
その合間に、【錬金術師】の素質を利用して、ポーションの作成を手伝うなどをして、お金を稼いだ。
それは、現在行われようとするイベントの為にだった。
「この異世界で……、かつガイアブルクだからこそ出来る複数の嫁との結婚式……」
「前の世界だったら、どちらかが失恋しちゃうから、私はこの世界に来て良かったって思ってるよ」
「由奈ちゃんも暁斗くんの事が好きだったもんね」
ウェディングドレス姿のひなたと由奈が言うように、半年かけて貯めたお金はこの結婚式の為だったのだ。
鴫野達がガルタイトの再開発に頑張っている間に行うと言うのは申し訳ない気分だが。
余談だが、壊滅したヘキサ公国跡の復興も順調のようだ。
カイゼルさん達が頑張ってるだろうなぁ。
「お待たせ、お兄ちゃん」
「お、アイリスはピンクのドレスか。 可愛くて似合うぞ」
「えへへ♪ お兄ちゃんもタキシードが似合ってるよ」
アイリスがピンクのドレスを纏ってこっちに来た。
なお、ひなたと由奈は白のドレスだ。
「他の嫁たちは?」
「エミリーお姉ちゃんがもうすぐこっちに来るよ。 胡桃ちゃんが苦戦してるみたいだけど、クリスタちゃんが着付けを手伝ってくれてるおかげで何とかなりそうだよ」
「胡桃は嫁たちの中で小さいからな。 アイリス共々、可愛いは正義の象徴だよ」
アイリスに他の嫁たちの様子を聞いてみたが、一番小さい胡桃が着付けに苦労しているようだ。
それでも、クリスタの手伝いのおかげで何とかなるそうだ。
「あ、エミリーさんが来た」
「お待たせー!」
そして、エミリーが俺達の元へ来た。
彼女は青のドレスを着ている。
アイリスと同じ金髪ロングヘアに青色のドレスがかなり似合っている。
ちなみに、アイリスの方はポニーテールにしてもらっている。
瞳の色で判別できるけどね。
「エミリーも似合ってるな。 綺麗だぞ」
「ありがとー♪ もうすぐクレア達もこっちに来るよ。 そうしたら、お披露目になるね」
「そうか。 確かクリストフ国王が招待人数を制限してくれてたんだっけ」
「うん。 お兄ちゃんのトラウマを考慮してだね」
余りにも多数の者を参加させると、嫉妬などで【威圧】を掛けてくるかも知れないからな。
信頼できる者を招待したようだ。
「皆様、お待たせしました」
「お待たせ」
「ん……!」
そして、最後にクレア、胡桃、クリスタがやって来た。
それぞれ白、ピンク、青のドレスを着ていた。
胡桃は可愛く、クレアとクリスタは美しい見映えになっていた。
「さ、みんなが揃った事だし、行こうよ。 みんなが待ってるし」
「そうだね。 行こう、暁斗くん。 私達の新たな門出へ」
「よし! 行くぞ、みんな」
俺を真ん中にして、両隣に嫁たちが並ぶ。
そのまま、招待されたみんながいる場所まで移動する。
「先輩達おめでとうございますー!」
「ふわぁ、すっごく綺麗……」
「胡桃ちゃーん、おめでとー!」
「アキト君、おめでとうなのじゃ!」
「幸せにしてやるんだぞ、アキト君!」
「アキトさん、ご結婚おめでとうございます」
そこには後輩達やクロウ中佐にシャルロット女王、そしてイリアさん達が歓迎していた。
何だかんだで、こうして祝ってくれるみんながいる事は、幸せなのかも知れないな。
今回の披露宴の司会進行役は、クリストフ国王のようだ。
ケーキ入刀や誓いのキスなど、滞りなく進行できたので、何よりだ。
その上、ガルタイトの再開発に参加している鴫野達からのお祝いの手紙も寄せられていた。
ここまで祝ってもらったんだ。
嫁たちを大事にしつつ、この世界での生活を頑張って過ごさないとな。
ドレス姿の嫁たちに囲まれながら、俺はそう決意した。
次回で最終回となります。
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