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黄昏時に  作者: 紲結、
オカルト研究部
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14/17

廃校舎『4』

暫く屋上でじっとしてると一部が歪み少女が姿を現した

少女はゆっくり周囲を見渡し誰も動か無い事をを確認すると大きく口が裂け笑い神凪先輩をつめた


「まず第一段階はクリアだな」


神凪先輩からの指示は初めに全員離れた位置のフェンスぎりぎりの位置に待機して少女の怪異が現れたら正面の人以外は怪異の反対側に移動、その後に怪異が正面の人を襲ったら背後から怪異を背後から押し屋上から突き落とす


「ここからはタイミング重視ですね〜、失敗したら甲斐君死んじゃいますし」


「大丈夫⋯⋯あの怪異はそこまで早くない⋯⋯タイミングを外すほうが難しい」


「問題は誰が寄生されてるのかだね、正直私には分からない聖華君が無事な事が重要らしいが一体どういった理由なのか⋯」


「あの⋯先輩方そろそろ神凪先輩の方にいかなくて良いのですか?結構近くまで来てますが」


神凪先輩の目の前には少女が直ぐ目の前まで迫っているのにも関わらず何故か話初め思わず声を掛けるが返事は


「いえもう少し⋯⋯あの怪異は周囲に動く存在がいると直ぐに転移してしまうから⋯⋯確実に落とせるよう甲斐君に触れた瞬間が一番いい」


「?そうなんですね、すみません」


一瞬だけ天魁先輩がぼやけて見えた、まるで左右で違う景色が映ったかのような違和感があったが疲れているのかなと振り払う

神凪先輩の方に目を向けるとこっちを違う⋯私を見ていた、まるで何かを伝えるかのように

天魁先輩を見る⋯違和感が強くなっている故に左目を閉じ右眼のみで視る


「天魁先輩その喉どうしたんですか?」


「喉って何のこと?何か付いてる?⋯⋯気のせいじゃないの?」


「1つ聞きたいのですが、寄生型ってどんな形をしてるのか分かりますか?」


「分からないわね⋯⋯ウィルスや細菌の用な目に見えない程小さい可能性もあるし⋯⋯寄生虫の用な存在かも知れないわね」


右目を凝らして視て始めて気づいた、天魁先輩の喉に細長い芋虫のような存在が蠢いていることに恐らくそれが寄生型の怪異なのだろう

それだけでは無くその寄生型が何故か苦しそうに時折蠢いている⋯まるで何かに拘束されているかのように

思考を巡らせていると唐突にドォンと何かが地面に落ちた音が聞こえそちらに目をやる


「成る程な翼が寄生されていた訳か、そりゃ怪異は自由に動く事が出来ない訳だ」


「ええと怪異はどうしたのです?それにさっきから何の話をしてるのです?」


「完全に私達は蚊帳の外だな、説明して欲しいのだが」


「ああ、さっきの怪異ならそのまま地面に投げた

何せ力がそこ迄強くないのは確認済みだ、それと説明だがさてどうした物か、それより先にあっちの対処もしないとか⋯頼むぞリエル」


神凪先輩の目線の先を見つめると猫蜘蛛がこちらを見つめたまま固まっていた

そしてその上に猫耳を生やした少女が座っていた


「まったくも〜もっとかっこいい場面でボクを呼んで欲しかったかな、まあいいよこれで三つの法則が成り立った訳だしボク的には不満だけど」


「神凪先輩の知り合いですか?あの人⋯人ですか?もしかして怪異の仲間?」


「知り合いではないかな、まあ一応紹介するとあいつはお茶会メンバー笑い猫、アリスの手下の1人だが今回は協力してもらった」


「いや手下違うし、ボク達は一応アリスが君主って事になってるけど従う義理は薄いからね〜特にボクは」


「それより今のうちにさっさと片付けよう」


と言う後直ぐに動くことの無い猫蜘蛛に何処から取り出したのか分からないライターで火を付け天魁の喉を軽く締めそこから出てきたテカテカする芋虫を引きずり出し燃えている猫蜘蛛に投げつけた


「これで終わりだな、それでリエル俺達はこれで帰れるのか?」


「うん帰れるけど余りにもあっさりしすぎじゃない?もっとこうさ葛藤とか無かったわけ?」


「無いな、それに皆も疑問はあるだろうが現実で説明する、それとリエルに1つ聞きたいんだがこれから先もお茶会が絡んでくることはあるのか?正直普通の怪異だけでもお手上げなんだが」


「ん〜それは無いかな、今回の一件はアリスの暇つぶしだしボクもこれ以上協力するつもりも無いしね!ボクが居なければ融合した異界は直ぐに崩れるのが目に見えてるし」


「そうか、素直に感謝しづらいが今回は助かった礼を言う」


「はいはーいバイバーイ」


その言葉と共に笑い猫は消えていった、そしてこの異界も終わりが訪れたのだろう私達の帰還も始まった


(それはそれとして私の右目は一体どうしたの、戻ったら問い詰めてやるからな神凪先輩)


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