第86話 ライアーライアー
山野かなめ救出直後。
裕真たちはマクリール卿から事情説明を求められたが、「凄く疲れたから休みたい」と言って拒否。翌日、あらためて話し合うことになった。
疲れたのは事実だったが、もうひとつ理由があった。
それは、皆と先に相談しておきたいことがあったからだ。
【 飛空船『ミリオン号』 作戦会議室 】
「はぁ!? マクリール様がフェルダンかもって!?」
裕真の話を聞いた途端、会議室に驚きの声が上がった。
「いやいやいやいや! そんなわけないでしょ!」
イリスが右手を大きく振って否定する。
だが裕真は構わず続けた。
「なんでそう言い切れる? 世界最高のハンターにして、エルフ族の伝説的な英雄……。フェルダンが伝説の『太陽の騎士』なら、これ以上ないくらいピッタリな人物だろ」
そう言いながら、裕真はパンを齧った。
テーブルの上には裕真用の夕飯が並んでいる。
首から下が再生した反動か、腹が減って仕方がなかったので、大至急用意してもらったのだ。
カチャカチャと食器の触れ合う音が、会議室に響く。
「それに現れたタイミングも怪しい。フェルダンに襲撃された直後に、世界最高のハンターが駆けつけてくれるなんて、どんな確率だ?」
裕真の指摘に、イリスの勢いが少しだけ鈍る。
「……いやまぁ、確かに都合良すぎる気はしたけど――」
裕真が言う通り、あまりにタイミングの良い登場に、イリス自身も引っかかるものを感じていたのだ。
口籠る彼女に変わり、アニーが口を開いた。
「でも私がフェルダンだったら、Sランクハンターなんてやりませんよ? いくらなんでも目立ちすぎます。Aランクだったデュベルだって周囲の目に難儀してたじゃないですか」
アニーの意見に皆が「うんうん」と小さく頷く。
それに対し裕真は、コーヒーで口の中のものを飲み込んでから反論する。
「そこは禄存星を使えばどうにでも出来る。悪事は“分身”にやらせれば良いんだし」
皆は「ああ……」と唸った。
《禄存星》は遠隔操作で人を操るのではなく、相手の人格そのものを上書きする能力だ。
そのため分身は本体の指示を待つ必要がなく、自分自身の意思で行動できる。
つまりフェルダン本人がSランクハンターとして活動していても、悪事は分身に任せられるというわけだ。
「そもそもエオリア姫の話は信用できるんか? 最初、姫がフェルダンかもって疑ってたやないか」
茜に過去の話を蒸し返され、裕真のフォークがぴたりと止まる。
「そ……それは……実際会ったら悪人って感じじゃなかったし……」
「……まさか、可愛かったから信用した、とかじゃねーよな?」
ラナンにジト目で睨まれ、裕真は「うっ」と小さく呻いた。
「確かに可愛かったけど……なんていうか何か企んでる雰囲気じゃなかったし。むしろ今起きている事件に戸惑ってた」
しどろもどろな裕真に、パルテナがさらにつっこむ。
「そういう演技じゃないの〜。言っちゃ悪いけど、ユーマさんって騙されやすいタイプじゃん」
「むむ……それは……」
否定しきれず、言葉に詰まる裕真。
「待った待った、それなら私にまかせて。『ディアナ様の加護』で判別するから」
ルナが両腕を広げながら割って入る。
その言葉に、裕真は「えっ」と目を見開いた。
「それはこの街では使えなかったんじゃないのか?」
「街全体を調べるのはね。でも10メートルくらいまで近づけば判別できるよ」
「そっ……それは危険だ!!」
裕真は首をぶんぶんと横に振った。
「本当にマクリール卿がフェルダンだったら、真っ先にルナが狙われる!」
10メートルなど、上級ハンターなら一瞬で詰められる距離だ。
ましてや相手が伝説級の戦士なら、瞬きをする間に首を刎ねられかねない。
そんな危険な仕事を、仲間にさせるわけにはいかなかった。
重苦しい空気が会議室を包んだ、そのとき――
「それは私にお任せ下さい!」
突然、かなめが立ち上がり、はっきりと声を上げた。
かなめと篤志、そしてその仲間のハガネとアルテミシアも、ミリオン号に同乗していた。
彼女も裕真と同じく夕飯を取っており、テーブルの上には空になった食器が積み上がっている。
「ルナさんは、私がお護りします! 私の『100万着の防具』で!!」
かなめはガンッと胸を叩き、鎧を鳴らした。
彼女の防御力は、レギンのレーヴァティンでも掠り傷一つ付けられないほどである。
なるほど頼もしいな、と裕真は感心する。彼女が盾になってくれるなら、伝説の騎士も怖くない。
その横で、同じく食事を取っていた篤志も手を上げる。
「ボクも御一緒しますよ。『勇者』が三人も揃えば、相手が誰であろうと遅れは取らないでしょう」
口元をナプキンで拭いながら、篤志が微笑んだ。
「おおっ! ありがとう! そうだな、『勇者』が三人もいれば、怖いもんなんて無いよな!」
心底安心したように、ハハハと笑う裕真。
だが、その一方で彼の仲間たち――とりわけラナンが、どこか微妙な表情を浮かべていたが、裕真がそれに気付くことはなかった。
「それなら、あなたにも《ダイヤの時計》を渡しておくわね」
ハガネがひょいと、光り輝く宝石の時計を差し出してきた。
裕真はぎょっとする。この魔道具は最低でも2,000万マナ(約20億円)はする超高級品のはずだ。
「……え? なんで持ってるんすか?」
「盗んだ」
「……! ! えええっ!?」
「すいません、ウチの妻が……」
篤志が心底申し訳なさそうに頭を下げる。
その様子を見て、レギンとアルテミシアは思わず吹き出してしまった。
「まぁ、そのおかげでみんな助かったんだし、気にしない!」
「そうだな、王国内での罪状は父上(オリオン国王)に掛け合えばなんとかなると思う。他国の分は……まぁ、フェルダンを倒してから考えよう」
「スイマセン! スイマセン! !」
篤志はひたすら平謝りした。
一方、当のハガネは頭を搔きながら「わはは」と笑っていた。どうやらあまり罪悪感を抱いていないようだ。
窃盗は明らかに犯罪なのだが、すべてはかなめを救うため――ひいては邪神討伐のために必要な行為だったからだろう。
それに、そのおかげで篤志や裕真も命を救われたので、誰も彼女を強く責められないのだった。
「……あ、そういえば、どうやって首だけの状態から復活したの? あなた、魔道具が無いと魔法使えなかったはずよね?」
レギンが、ふと思い出したように裕真へ顔を向けた。
裕真は困ったように頭を掻く。
「……いや、俺にもさっぱり。夢のお城でケモミミ集団に攫われたと思ったら、いつの間にか復活してたんだ」
「なにそれこわい」
レギンが露骨に引いた表情を浮かべた。
さもありなん、裕真自身にとっても不可解すぎる出来事だっただけに、その反応も無理はない。
「全員同じ顔で、にゃあにゃあとしか話さなくて――アコちゃん、何か分かるか?」
裕真はスマホを取り出し、中にいるアコルルへ問いかけた。
「ケ……ケモミミで全員同じ顔……ですか……」
気のせいか、アコルルの顔が一瞬だけ引きつったように見えた。
「……えーと、それは多分、『冥王』の手の者ですよ! 陛下のピンチを救うために派遣されたのかと!」
「……冥王様が?」
裕真は顎に手を添え、小さく首を傾げる。
詳しく聞こうとしたが、その前に篤志が口を挟んだ。
「いやいや、それは無いですよ。神々の定めた“協定”では、自分の部下を直接差し向けて勇者を救うのはルール違反だったはず」
「そう! ルール違反です! でも、あの冥王ならそれぐらいやってもおかしくありません! 思い返して下さい、冥王がルールを遵守する清廉潔白な心の持ち主だと言えますか?」
「う〜ん……言われてみると……あのオッサンならやりかねん」
裕真は冥王とのやりとりを思い返した。
イリスを消せとか言ったり、毒ガスで城の人間皆殺しにして神器を奪えと言ったり……。
どんな汚い手でも平然と使う神、というのが裕真が持つ冥王のイメージだった。
「ね? そうでしょう? というわけで、この話はこれでお終い! 皆様も忘れてください!! もし他の神々に知られたら陛下は失格!! 冥界に連れ戻されてしまいます!!」
「ええっ!! 冥界に!? それ死ぬってことですか!?」
「お……おう、わかった! 忘れる!!」
アニーとラナンが慌てて頷く。
他の仲間たちも同じようにこくこくと頷いた。
「『勇者』の方々も、神々に知らせるのは――」
「もちろん内緒にしますよ。裕真を犠牲にするほど、フレア様への義理は無いので」
「私も絶対言いません! 助けてくれた恩人ですもの!」
篤志とかなめの快い了承に、アコルルはほっとしたように息をついた。
このとき、イリスはふと違和感を覚えた。
ケモミミ娘たちが冥王の手の者だというのは、現段階ではあくまで推測でしかない。
なのにアコルルは、それが真実であるかのように言い切った。
まるで、何か他に隠したいことがあるかのような……。
だが、それもまたイリスの推測でしかない。
結局、その違和感を口にすることはなく、この日の会議は幕を閉じた。
◇ ◇ ◇
翌日の朝――
自分の船室で目覚めた裕真は、何気なく窓の外を眺めた途端、眠気が一気に吹き飛んだ。
パジャマ姿のまま、慌ててロビーへと駆け出す。
そこにはすでに仲間たちが集まっていた。皆も異変に気づいたのだろう。急いできたらしく、裕真と同じく寝間着姿の者も何人かいる。
「なんかウチの船が、でかいモンスターに包囲されてるんだけど!?」
ロビーの大きな窓から見える光景は、まさに異様だった。
体長およそ10メートルから20メートル。全身を重厚な甲冑で覆った巨人たちが、この船を隙間なく取り囲んでいる。まるで動く鉄の城壁だ。
「ちょっ!ユーマ!! それ物凄いヘイトスピーチよ!!」
イリスが慌てて裕真に詰め寄り、抗議する。
「あの連中は『巨人族』!! アトラス連邦が誇る『巨人兵団』や!!」
続けて茜が説明した。
「あ……そういう種族だったのか。すまん、ついうっかり……」
裕真は申し訳なさそうに頭を掻いた。だが、それはそれで新たな疑問が浮かぶ。
「でも昨日は全然見かけなかったけど? やっぱりデカすぎるから他の場所で暮らしてるのか?」
「いいや、普通に街中にいたで。巨人族は普段ニンゲンと同じサイズなんや。それで戦闘とか、いざって時に巨大化するわけやな」
「ほ〜っ! まるで特撮ヒーローみたいだ!!」
裕真は感心しながら、窓の外に並ぶ巨人たちを眺めた。
するとニーアが、そっとコーヒーカップを差し出してくる。
「巨大化した時のサイズと持続時間には個人差があるそうです。どれだけ大きく、どれだけ長い時間巨大化できるかが、彼らのステータスになっているとか」
「ふーん、なるほど」
裕真は手渡されたコーヒーを飲みながら、ちょっと下品な連想をしてしまった。
もちろん女子だらけのこの場では口に出さないが。
「まるでチ〇コみたいね!」
そう言ってハガネはガハハと笑った。
図星を突かれた裕真は盛大にコーヒーを吹き出す。
なお現在の彼女は、メタリックカラーだった髪が濃いブラウンに戻り、身体の縞模様も消えていた。
戦闘時や警戒態勢ではない時は、この姿になるらしい。
「いやいや! のんびり眺めている場合ですか!? 今問題なのは、なぜかその巨人兵団に囲まれてるかってことでしょ!!」
「……おっ、そうだった」
怯え気味なモモとは対照的に、裕真はどこかのんびりしていた。
これまで何度も、もっと恐ろしい怪物の群れと戦ってきたせいか、この程度では危機感が湧かないのである。
「それはな、あんさんらの護衛のためどす。あの怪人が仕返しに来るかもしれまへんしな」
不意に、はんなりとした声がロビーに響く。
振り向くと、そこにはマクリール卿と、おそらく彼のクランメンバーと思われる四人のエルフが立っていた。
「マクリールさん!? なんでウチの船に!?」
「……? 船員はんと話したら、普通に通してくれましたが?」
裕真は再び驚いた。
部外者にもかかわらず、船員たちは何の迷いもなく船内へ案内したらしい。
それだけ彼の名声と人望が広く知れ渡っているということだろう。下手をすれば、船長である裕真より信用されているのかもしれない。
「昨日の一件、連邦としても捨て置けへん事態どすからな。というわけで、大王様より招集命令が出ました。昨日の話の続き、王宮でお願いします」
反射的に「あっ、はい」と頷く裕真。
返事をした直後、ずいぶん大事になってしまったのだと実感し、緊張が込み上げてきた。
「あっ、そうそう。その前にウチのクランメンバーを紹介します」
マクリールは軽く手を挙げて、後ろに控える四人を順に指し示す。
「まずはウチの副団長のウィリスや」
「よろしゅおす」
ウィリス氏はマクリール卿より頭一つ分ほど背が高く、長身をさらに際立たせるように背筋を伸ばしていた。長く伸ばした銀髪はごわごわと波立ち、落ち着いた物腰の中にも、どこか鋭い気配が漂っている。
「遊撃隊長のロンドラウト。ちょっと変わり者やけど、良い奴や」
「それほどでもない」
ロンドラウト氏は服の上からでも分かるほど筋骨隆々で、浅黒い肌がいかにも歴戦の戦士という印象を与えていた。短く刈り込んだ黒髪と、顔に刻まれた無数の傷跡が、その雰囲気をさらに際立たせている。
……ところで、「それほどでもない」とはどういう意味だろう。
変わり者ではないと言いたいのか。それとも良い奴ではないと言いたいのか。
疑問は尽きなかったが、尋ねる前に紹介は次へ進んだ。
「偵察部隊のメルリーフ。若いけど良い腕してはる」
「そんな……あてなんてまだまだどす」
メルリーフ嬢は小柄で華奢な体つきをしており、大きな瞳が印象的だった。
艶やかな金髪を後ろで結んだポニーテールがよく似合う。
体格のよい前の二人とは対照的に、多くの人が思い浮かべる典型的なエルフに近い容姿だった。
「主計長のマレフ。ウチの家計簿を取り仕切っとる怖いお人や」
「なに言うとんねん! そんなら自分で帳簿つけーや」
マレフ女史は、きりっとした顔立ちに銀縁の眼鏡がよく似合う、知的な印象の女性だった。
肩の辺りで切り揃えた灰色の髪から覗く耳は、他のメンバーより少し短い。
後に聞いた話では、彼女はハーフエルフなのだという。
「以上が今回同行するメンバーどす。あんじょうよろしく」
裕真「よ……よろしくお願いします」
裕真は礼儀正しく頭を下げたが、内心では冷や汗をかいていた。
そういえば『銀影騎士団』はエルフ族中心のクランだということを、今になって思い出した。
つまりそれは、全員がフェルダンである可能性がある、ということだ。
(どうしよう……みんな急に怪しく見えてきた……)
裕真はさりげなく視線を泳がせながら、四人の顔を順番に窺う。
そのとき、ルナがびしっと手を挙げた。
「あの〜、皆さんを探知魔法で調べても良いですか? 邪教徒かどうかを調べたいので」
その言葉に、銀影騎士団の面々の顔が一斉に強張った。
ロビーの空気が、一気に張り詰める。
モモが慌ててルナへ顔を寄せ、小声で囁いた。
「ちょっ! ルナちゃん! 馬鹿正直に言わなくても……」
「コッソリかけても、どうせバレるよ」
ルナは悪びれる様子もなく言い切る。
「……ほう、邪教徒を判別する魔法を使えなはるん? 便利どすなぁ」
マレフは柔らかな笑みを浮かべた。
だが、その笑顔の奥に何か含むものを感じるのは気のせいだろうか。
一方、他の団員たちは露骨に抗議の声を挙げる。
「貴様!! 団長に対してなんと無礼な!!」
「おぅい!」
ウィリスが低い声で怒鳴り、ロンドラウトも威圧するように一歩前へ出た。
「この御方を誰や思うてんねん!? これだから丸耳は!!」
「サーセン!! 色々事情がありまして――」
その剣幕に、裕真は慌てて頭を下げる。
ちなみにメルリーフが言った「丸耳」とは、一部のエルフ族が人間に対して使う蔑称である。
「やめーや! わてはかまへん!」
鋭い一喝が飛んだ。銀影騎士団の面々が、はっとしたようにマクリールを見る。
「この方達は何度も邪教徒に襲われてるんや!! 警戒するのも当然どす」
「し……しかし団長はん……」
「ええと言うとるやろ!!」
メルリーフは言い返しかけたものの、その剣幕に首をすくめて黙り込んだ。
「あんさんらも調べてもらい。やましい点が無ければ平気なはずやな!?」
銀影の面々は「アッハイ」と口々に答え、渋々といった様子で従った。
ルナはお言葉に甘え、『邪悪チェック』を開始する。
ディアナ様から授かった銀色の瞳で、マクリールたちをじっくりと観察していく。
そのすぐ傍には『勇者』三人が立ち、万が一の事態に備えて身構えていた。
数秒後。
「チェック終わったよ。禄存星の形跡は無し! この人たちは“フェルダン”じゃないよ」
ルナの宣言に、皆がほっと息を吐いた。
「おおっ! 良かった!! これで安心だ♪」
裕真も安堵から頬を緩ませる。
だがその瞬間、彼の頭にふと不安がよぎった。
なにか引っ掛かる……。
なんというか、重大な見落としがあるような……。
そんな考えを遮るように、イリスが得意げに胸を張った。
「ほら〜! だから言ったじゃない! マクリールはんが邪教徒のわけないって!!」
「ああ、うん、ごめん……。マクリールはん、本当に失礼しました」
「いやいや、ええんどす。わても逆の立場なら疑ってましたし」
マクリールはなんてことないと言わんばかりに、ふわりと微笑む。
場の空気が、ようやく和んだ。
裕真の胸に残った疑問も、その笑顔に押し流されるように引っ込んでいった。
――裕真が「重大な見落とし」に気付くのは、ずっと後のことである。
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【 おまけ 『巨人族』 】
神々が最初に創り出した「人類」。 その名の通り巨大な体躯が特徴である。
しかし、かつて神々に反逆を起こしたため、罰として普通のニンゲンサイズまで縮む呪いを掛けられた。
だが『涙の晩餐会』以降、神々の力が弱まったことで、短時間であれば元の姿に戻れるようになった。
なお『オーガ』『ギガース』『サイクロプス』などの巨人系モンスターは、魔界や妖精界などの異次元から来た存在であり、『巨人族』とは無関係ということになっている。
しかし実際は、魔物化した巨人族の成れ果てである。
この事実は巨人族によって隠蔽されているが、半ば公然の秘密である。




