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久々の戦闘

最初に動いたのは、回りを囲ったスーツを着た男の一人だった。



俺に向かって真っ直ぐ走ってきて殴ろうとしている、





遅いな




俺はそれを難なくかわして木刀を横に振るう。




「ぐっ!」



木刀が当たり、スーツの男が倒れる。





それが、合図のように一斉にスーツの男たちが襲いかかって来た!





しばらく、闘っていて少し違和感を感じる…




スーツの男たちが、まるで手加減をしている風に感じるからである。




確かに、スーツの男たちは強い、これは確かなことだ、あの時代で相手の強さを見る目を自然と身に付けたからな




しかし動きが単純で分かりやすい、彼ら本来の強さと今の強さではレベルが釣り合わない、どういう事だ?






その答えは、直ぐに分かった。




スーツの男たちの人数が3分の2位成ったとたん、さっきまでの動きが嘘のように感じるくらい動きが良くなった。





更には、武器を持っている人も出てきた、武器はナイフ、小太刀、スタンガンまで持っている人もいた。







さっきと、動きは全然違うし、武器を持っている人はいるし、どういう事だ?




今さら、本気でも出したのか?





だったら、最初からこの動きをすればいいはずだ




だが、その疑問も、直ぐに分かった





『少し、テストを受けてみない?』




()()()……確かあいつはそんなことを言ったな




だが、これがテストだとすると、俺は何を試されているんだ?




俺の身体能力?



それとも何かのセンス?



だが、ここは平成の世だ、戦国時代なら分かるが今の時代には一部の人(スポーツ選手など)を覗いては不要な事だ



なぜこんなことをするんだ?



どちらにしろ、それはこのテストやらが終わったら聞き出してやるか。




そして、人数が3分の1になると、今度は刀や槍更には……



()()()()



そんな音が聞こえて、音のした方向に顔を向けると





「なっ!?」



黒いスーツの男の右手に握っている黒い物体を見て、俺は自分の目を疑った



それもそのはず男の右手に握られているのは()()なのだから



俺はその光景に驚き、体の動きを止めてしまった


『バンバン!!』



その隙を狙われ拳銃を撃ってきやがった、俺は何とか横に飛んで避ける事ができた




いやちょっと待てーい!、何なんだよあいつら!!


刀や槍、小太刀やナイフ、更にはスタンガンに拳銃って、……今って平成の世の中だよね?




これも()()()の内容なのか?



本当に何の為にこんな事をするんだ?



いや、それよりも俺を殺すきかよ!



そんな怒りを込めて木刀を振るう



しばらくして、最後の一人を気絶させてた俺は「ふぅ」と息を吐いた。



周りを見回して見るとざっと数えるだけで100人位、人が倒れていた




これだけの人を相手にしたのは久しぶりだな、と思っていると



『パチパチ』



何処からか拍手をする音が聴こえた、その音のした方に顔を向けると、そこには20代から30代位の眼鏡を掛け、白衣を着た男が此方に歩いて来ていた。


「いやー凄いね君、あれだけの精鋭部隊を全部倒してしまうんだからね」


そんな言葉をかけてきたが、俺はただ自分に降りかかった火の粉を払っただけだ、別に誉められる事は無い


しかし、俺のそんな考えとは裏腹にその男は喋り続けた



「だけど、まだもう少し君の少しデータが欲しいかな」



そう言いながらジロジロと此方を見る目はねっとりとした視線だった



成る程な、山に来てから感じていた視線の正体はコイツだな、そんなことを思っていると



「なら、私が相手をしましょうか?」


ずっと見ているだけで空気だった正宗に似た女の人が口を開いた


その言葉を聞いて男は嬉しそうに口を開く


「お、それはいい、ではお願いしますよ」



そう言うと、男は戦いの邪魔にならないように移動した


「さてと、あなた達もそろそろ起きなさい、邪魔になるから」


そう大声で言うとスーツの男達はよろよろと起き上がり男と同じように戦いの邪魔にならないように移動した、だが落ちている武器をそのままで



そして俺と彼女だけがこの場に残った



「さて、これで準備は整ったでしょう」


そう言いながら側に落ちている刀を拾った


「あなたも何か拾ったら?」


そう言われた、まぁ確かに木と鉄だと差がありすぎすからな


「なら、その言葉に甘えて」


そして木刀を邪魔に成らない所に置いてから俺も落ちている武器を拾った


「…………私を舐めているの?」


俺を見て目を細目ながらそう言ってくる彼女、確かにぱっと見たらそう思うな


何せ俺が持っている武器は右手に刀、左手に槍、といったアンバランスなチョイスだからだ


これが・・・・・・・・・・・・・・という訳ではないが無いが相手の実力を計るためにあえてこのチョイスにした


「別に良いだろう?それよりも何の為にこんな事をするんだ?おかけで死にかけたぞ!」


その質問に黙りとする彼女


「……黙りか、なら力ずくで吐かせてもらうぞ!」


俺はそう言い放ち、刀を正面に構え、槍は肩に担いだ


「そう言えばあんた名は」


「私の名は葛城縁かつらぎゆかり貴方は?」


「俺の名は秋草晃だ、なら葛城さんこれに勝ったら何でこんな事をするのか話くれるか?」



「良いわよ、ただしこれに勝ったらね!!!」



そう言い放つと刀を正面に構えた



何だか決闘みたいな感じに成ったな、けど何で俺にこんな事をしたのか聞くにはこれに勝つしか無いようだな



悪いがこの勝負勝たせてもらうぞ!

次は葛城縁かつらぎゆかりからの視点からです


戦闘描写、書けるかな?


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