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一番近くて、一番遠いーネット越しの恋を、君とー  作者: りなる あい
第五章:越えられない距離と心の熱

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67/144

5-11. テスト明けに待っていたもの

なんと!現実世界〔恋愛〕部門でランクインしました!

56位←64位←70位 と17日時点で推移しています。


いつも応援ありがとうございます!

(*瑠飛目線)


やっと、テストが終わった!

やり切った!


俺の体は動きたくて、

内側にずっとエネルギーがこもっていた。

じっとしてる方がしんどい。

テスト明け一発目の部活に気合が入る。


テスト期間中も実は

ボールはずっと触り続けていた。

1週間ボールを触らないなんて、

俺には無理だ。


部活が始まると、コーチがみんなを集めた。

なにか伝達事項でもあるのか?と思っていたら、

それは心躍る知らせだった。


「うちの学校から県選抜に2名選ばれた。マルセルと後田だ。これから週末は選抜の練習に合流するように。」


俺はかげに向くと、

かげも俺を向いていた。

一瞬、言葉がなくて、次の瞬間、

2人でよし!とガッツポーズをした。



これまで、互いにユース選抜に

選ばれることはあったが、

2人一緒には初めてだった。

実力、可能性を評価してもらえたのは嬉しいし、

しっかり結果を出したい。

俺は気合が入った。

もちろん、かげも今以上に気合が入るはずだ。


県選抜の試合まで後一ヶ月。

この限られた時間で、新しいメンバーで

息を合わせる必要もある。

楽しみだな。


俺の心は闘志に燃えていた。



✳︎



部活の帰り、女バスのメンバーを見つけたから

声をかけた。


「未依沙ってもう帰った?」


「まだ部室にいると思うよ。呼んでこようか?」


「いや、いい、気長に待ってるわ」



2人の影が見えた。

それは未依沙とかげだった。


「よ!未依沙、かげから聞いた?」


「聞いた、聞いた!2人とも、本当にすごじゃん!おめでとう」


自分ごとのように喜ぶ姿が可愛いなと思った。

こいつ、自分の試合に勝った時より

嬉しそうじゃん。


そして、いつにも増してキラキラ眩しい笑顔を

かげに向けている。

なんとまあ、わかりやすい奴だ…

でも、かげは選ばれた喜びと責任感に、

そんな熱い視線には一向に気づく様子はなかった。



「さぁ、俺たちも早く帰ろうぜ!動いた後はタンパク質だー!」


今以上に栄養も気をつけよう。

それはきっとかげも同じことを思ってる。

これはもう、体作りに本気になれってことだよな。

神様、分かりました。


ランクインしたにも関わらず、更新日を間違えて

18日の6時に更新できていませんでした…泣

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