表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一番近くて、一番遠いーネット越しの恋を、君とー  作者: りなる あい
第三章: 「幼馴染」の境界線

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
33/144

3-10. 変化に気づいてくれた

(*未依沙視点)


もうすぐ夏休み。

朝から真夏の日差しが照りつける。

登校するだけで汗だくになる季節になっていた。


「おはよ〜」


「おはよ〜未依沙。あれ、髪切った?」


挨拶をしたあと、すぐに

気づいてくれたかげちゃん。


中学に入ってから初めて前髪を作ったから、

似合ってるかどうか、実は心配だった。


しかも、今は汗をかいてるから、

前髪、変なことになってないといいな…。

わたしは手で前髪を急いで整えた。


かげちゃんは指でハサミを作って

前髪を切る仕草をしながら笑顔を向けてきた。


「似合う?」


前髪を押さえながらかげちゃんの目を見て聞いた。


「うん、いいんじゃない?」


かげちゃんが少し照れくさそうに答えた。

その笑顔に前髪ありは変ではないんだなって、

ちょっとホッとした。


瑠飛も後からやってきて


「おぉ!未依沙、髪切ったな。前髪ありも似合うじゃん」


瑠飛はいつも褒める言葉を伝えてくれる。

恥ずかしげなく伝えてくれるところがすごいと思う。


でも、わたしはかげちゃんが気づいてくれたことが

とてつもなく嬉しい。

好きな人がすぐに気づいてくれるって

こんなに嬉しいんだな…


昨日の夜、鏡の前で格闘した30分は

無駄じゃなかった。


好きな人に認めてもらえたみたいで、

また一つ自分のことが好きになれた気がした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ