059 リュシノン王国へ
GM「そういえばこの小説はどのTRPGをモチーフにしているんですか?」
ミオ「完全な創作。強いて言えばクリティカルとファンブルはクトゥルフから。作者が初めて見たTRPGだから印象強いって」
GM「創作って言っておけば綻び出たときに言い訳できるとかそんなこと思ってませんよね?」
ミオ「ソ、ソンナコトナイヨー」
リュシノン王国への道中。
オニキスに乗ればひとっとびの距離なんだけど、人目に付くのも嫌だし、なにより高所恐怖症のジェード君が嫌がったので徒歩。100キロ以上あるんだけど、ステータスのせいかあまり疲れないので問題ないかな。ちなみにいまのわたしのステータスはこんな感じ。
キャラネーム:ミオ (レベル1)
称号:久遠の支配者・傷だらけの女神
種族:人間
職業:神射手×魔物の王
HP:15
MP:5(+5010)
STR:10(+160)
POW:10(+5010)
VIT:10(+5010)
DEX:10(+60)
AGI:10(+60)
LUC:10(+3000)
スキル:神射手の悟り(レベル422) 魔弓術(386) 看破術(357) 天眼(286)
魔物の王の悟り(487) 隷属の調べ(163) 戦慄の調べ(142) 鼓舞の調べ(100★) 調律の調べ(100★) 安息の調べ(100★) 永眠の調べ(100★) 破軍の調べ(100★)
楽器演奏 (レベル200★)
装備ロット
《武器:久遠の閃き(レベル100★・STR+150)》
《頭:始原王の髪飾り(状態異常完全耐性)》
《首:久遠の嘆き(LUC+50)》
《体:始原王の衣(VIT+5000・魔法完全無効)》
《腕:久遠の響き(DEX+50)》
《指:久遠の導き(全+10)》
《腰:始原王の宝玉(POW+5000・MP+5000)》
《足:久遠の嘶き(AGI+50)》
色々と突っ込みどころはあるね。この一か月の《始まりにして終わりの地》でのキャンプの結果。まぁ、凄いステータス強化はジェード君とオニキスの頑張りで幻想級装備を手に入れたおかげかな。
《頭:始原王の髪飾り(状態異常完全耐性)》
《体:始原王の衣(VIT+5000・魔法完全無効)》
《腰:始原王の宝玉(POW+5000・MP+5000)》
の3つ。うん、おかしいよね。でももう突っ込まないんだ。めんどくさいんだもん。
幻想級というだけあって、装備の美しさも幻想的だった。
服装備は後ろが透けて見えそうなほどすごく薄くて軽い服。着ていることも忘れそうな軽さなのに、試しにナイフで切り付けてみたら刃が折れた。なにこれこわい。そして、日の光で7色に輝く。それでいてけばけばしさとかは一切感じない。この服を着るとまるで自分が妖精にでもなったかのように思える。いや、ごめん、さすがにそこまではうぬぼれてないよ。
髪飾りもすごく丁寧な意匠で現実で買ったらいくらするんだってようなもの。わたしは結構髪長いから縛るのに使ってるけど、ちょっと罰当たりな気がするくらい。
一番心ひかれたのは宝玉だけどね。ジェードとかオニキスとか名前つけてる時点で分かると思うけど、わたしは宝石が好きだ。手に入れられるほど裕福じゃなかったから見てることしかできなかったけど、この世界に来て初めて本物の宝石を手に入れた。わたしの中で宝石というのは幸せの象徴みたいなもので、ちょっと感動して泣きそうになった。しかもその宝石……宝玉がまた美しいったら。もう1日中眺めてても飽きないよね。
おっとっと、トリップしかけた。
さて、ジェード君とオニキスはこちら。
個体名:ジェード(レベル112-512)
状態:正常 ミオの眷属・魂の隷属(主人:プレイヤー“ミオ”)
種族:超粘性生命体
称号:魂を捧げし者・スキルマスター
HP:-
MP:-
STR:-
POW:-
VIT:-
DEX:-
AGI:-
LUC:-(+2940)
スキル:吸収 (レベル315) -解析 (100★) -分解 (100★) -錬成 (100★)
変形 (200★) -体積変化 (100★) -形質変化 (100★) -擬態 (100★)
分裂 (100★) -分体 (100★) -挺身(100★)
不死 (-) etc
個体名:オニキス(レベル387)
状態:正常 ミオの眷属・魂の隷属(主人:プレイヤー“ミオ”)
種族:ハイグリフォン
称号:空を統べる者・魂を捧げし者
HP:28900
MP:15200
STR:12000
POW:8300
VIT:9800
DEX:5200
AGI:11100
LUC:6900(+2940)
スキル:天空の覇者(レベル-) 最上級風魔法(200★) 上級光魔法(200★) etc
はい、わたしが強くなったわけじゃないことははっきりわかるね。もうこいつ一人でいいんじゃないかな……って声が聞こえてきそう。
もちろん道中の魔物なんて一定以上強い相手は近寄ってこないし、弱いのは一睨みで消える。ただのピクニックだよね。
さて、そうこうして数日。寄り道とかもしながらのんびりとリュシノン王国についた。ついたというか、すでにリュシノン王国領内ではあったんだけど、王都に着たって意味ね。王国領って言っても始まりの街近辺とあまり変わりなかったし。
で、王都の入り口では門番さんが入国制限してた。身分証ないわたしたちは入れないって……どうしよう。
つ、強い(確信)
しかしミオはこうやって比べるとしょぼいですね。レベル1なんで仕方ないんですが。ダイス次第でころっと逝くのはミオだけ。従者二人はそうそう死にません。




