表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
デスゲームを楽しむために  作者: すずひら
session2 黒の従者
20/143

020 統一装備

GM「メインストーリークエストをちゃんと順番通りに進めないからこんなやばいダンジョンはいっちゃうんですよ。雑魚の攻撃かすっただけでHP15とか吹き飛びますよ」

ジェード「俺は種族特性あるからわりと大丈夫」

ミオ「わたし後衛だから」

GM「」

 

 ここ一週間ほどは毎日《久遠の彼方》に通ってる。ジェード君がせかすからだけど、わたしもちょっとした探検気分で楽しいってのもある。謎解きとかあるし。

 しかしこの遺跡、侵入者を殺す気満々だね。そこら中トラップだらけ。私も何度か引っかかって、ジェード君がいなかったら危なかったよ。幸い敵の強さは大したことなくて、ジェード君がすぐにやっつけてくれる。HPもそれなりに減ったけど、まだポーションは中級3本残ってるし大丈夫そう。

 唯一、不意打ちとかでこちらが相手を攻撃する前にやられてたら危なかったかもだけど、なんか魔物は魔物を優先して襲う本能プログラムがあるみたい。そのせいでジェード君が優先して襲われてわたしのほうには攻撃が来ない。本能じゃなくて魔物使いの心得の効果なのかな。よくわかんない。

 

 そのジェード君もスライムだからなのかほとんどの攻撃が効かない。たまに毒とかでダメージは受けるけどそれだってそこまで辛くはないし。スライムは弱いってよく聞くけどあれは嘘だね。


 さて、でもそんな遺跡だからこそなのか、宝箱からは凄いアイテムがざっくざく。凄いって言っても多分我が弟やカイト君みたいな前線突っ走ってる人たちからしたらしょぼいんだろうけど。あ、カイト君とはお食事中にいろいろお話しした。彼はいわゆる前線攻略組に所属しているらしい。強いらしい。照れつつも結構自慢げだった。

 で、わたしの装備ロット今はこんな感じ。


 《武器:木の弓(レベル10★・STR+13)》

 《頭:久遠の囁き(風魔法耐性)》

 《首:久遠の嘆き(LUC+50)》

 《体:久遠の輝き(VIT+50)》

 《腕:久遠の響き(DEX+50)》

 《指:久遠の導き(全+10)》

 《腰:久遠の煌き(POW+50)》

 《足:久遠の嘶き(AGI+50)》


 この遺跡から出る久遠シリーズの装備でまとまりつつある。というかステータスがこの遺跡入る前の7倍に。


 キャラネーム:ミオ (レベル1)

 種族:人間 

 職業:狩人×魔物使い

 HP:15 MP:5 STR:10(+23) POW:10(+60) VIT:10(+60) DEX:10(+60) AGI:10(+60) LUC:10(+174)

 スキル:狩人の心得 (レベル19) 弓術 (レベル19) 探索術 (レベル44)

     魔物使いの心得 (レベル15)  隷属の調べ (レベル2) 戦慄の調べ (レベル2)

     楽器演奏 (レベル10)


 HP15に対してLUC184という。ナニコレ。まぁ幸運が高くて悪いことはないと思うからいいんだけど。

 ちなみに装備を複数付けたあたりから、戦闘での挙動もちょっと変わった。

 遺跡に入った当初は敵にジェード君の矢を放つ→躱される→ジェード君が飛びかかるといういつもの方法だった。相手が複数の時はジェード君が分裂して襲い掛かる。これでまぁ、問題はなかったんだけど、装備を付けてからはジェード君が飛びかからなくてもそのまま矢が当たることがあるようになった。どうもDEXとLUCが高くなったおかげで相手の回避力を超える命中力になりつつあるみたい。これで狩りがまたちょっとだけ早くなった。

 

 《システムロール:命中判定。DEX&1/2LUC対AGIの対抗ロール (70+92)-122=40→09 成功》

 

 お、また当たった。相手は《毒霧コウモリ・レベル53》

 

 《システムロール:ダメージ判定。2STR&スキルレベルボーナス対VITの対抗ロール (66+19)-88=-3 基準値-により1d3のダメージ。ロール……1》

 

 でも1ダメージか……。まぁこのあとジェード君が倒しちゃうからわたしの攻撃は相手のHPを1減らして少しでも早く倒せるように……いや、ほぼ無意味だよなぁ。なんかジェード君に頼りっぱなしで情けない感じ。

 多分そろそろこの遺跡も最終層。きっと最後の宝箱に久遠シリーズの武器があると思うんだけど、それ装備してSTRあげればちょっとはわたしも役に立つかなぁ。

 あ、武器が弓じゃない可能性もあるのか……。うーん、どうしようかなぁ。新しい弓買おうかな?


 と、悩んでいるうちに大きな扉の前についた。ジェード君が言うにはここが最終部屋らしいという。つまりボスがいるところだ。わたしとしては目的の服装備が手に入ったので帰ってもいいんだけど、ジェード君がやる気満々なので付き合おう。念のため、ジェード君のレベルを上げておいて、と。ではれっつごー。


次回予告:ボス戦

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ