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Kissから始まる魔法学園  作者: 栗間屋 ラヒ
第5章 Kissから始まる文化祭
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第94話「高田さんの相手」

前から見たいと思っていた高田さんの一騎打ちが始まった。

場所は衝突した本隊から離れた場所。

地形は草原。

相手は坊主頭のガタイのいい190cmはありそうなヤツだった。


3秒ほど互いの顔を見つめ合うと、彼らはぶつかった。

高田さんは右腕、相手の方は左腕で殴り、クロスカウンターのような状況になっている。


高田さんは相手のパンチの威力で吹っ飛び、相手は高田さんの爆発魔法を伴ったパンチに吹っ飛んだ。

そして、両方ともすぐに起き上がってくる。

両方とも大したダメージは負っていないようだった。



この今のシーンを平然と言ったが、今のオレは非常に驚いていいる。


なぜなら、高田さんの一撃は重く、強い。

そして、破壊力という一点において、他の高校生などを軽く凌駕する一撃。

そして、それはもちろん、まともに喰らえば、かなりのダメージを負うことは確実のはず。


だが、それを完璧に受け切り、無傷、そしてダメージはゼロ。

はっきり言ってありえない。 異常な光景だ。




だが、オレが驚いている最中だろうと、オレが見ている二人は懲りずにぶつかり合いを続ける。


そして、何回もぶつかって、殴り合って、蹴りあって、互いに何回攻撃をしようとも、二人はさも攻撃が無かったかのように無傷で立ち上がる。


そして、また同じように突撃して、攻撃し合う。

そんなありえない光景が何回も何十回も続く。



だが、オレはもっとありえないことに気づく。


『まだ、相手の方は一度たりとも魔法を使ってない。』


という、そんな恐ろしいことに。





だが、オレがそれに気づき、もう少し見たあと、それが間違いだったことに気づく。


そして、もっと恐ろしいモノが見えた。

それはおそらく、オレが修行する以前では見えなかったであろうほどのスピードで行われていたこと。

そして、それは未だかつて一度たりとも見たことがない魔法の使い方。

だが、それは重宝される属性魔法で、オレもよく見る魔法。

いや、魔法使いならよく見ることだろう。


なぜなら、高田さんの相手が使っていたのは











『回復魔法』なのだから。

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