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Kissから始まる魔法学園  作者: 栗間屋 ラヒ
第5章 Kissから始まる文化祭
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第90話「明緑祭1日目!」

とうとうこの日がやってきた!

そう。みんな楽しみ、文化祭だッ!


だが、オレは1日目は思いっきり楽しめない。

なぜかというと、


「よォ、慧、見回りご苦労さん。」


今、神谷先生に言われたように見回りをしているからだ。

もちろん、オレだって文化祭楽しみたいし、こんなことしたくない。

でも、やっている。

それはなぜか?




──委員会の仕事だからだ、コンチキショー!

オレは学級委員。

つまり、学級の仕事だけでなく、学校側のめんどくさい仕事も回ってくる。


そして、今回の文化祭の中でめんどくさい仕事と言えば、この見回りになるのだ!



ちなみに見回りとは、なんだかイケない展示、出し物のチェック、不満げなクレーマーの方達への謝罪、文化祭と聞いてテンションの上がりすぎで迷惑な野郎共を武力行使を用いてシバく、迷子の捜索、道案内、文化祭と聞いてテンションの上がりすぎで困った野郎共を武力行使を用いてシバくことの総称だ!



正直、これだけだとめんどくさい仕事だと思う。

だが、正直、迷惑な客や迷子など大しているわけではないので、普通に展示を見て回るだけの仕事だった。

(オレは既に3人の困った野郎共をシバき倒したが。)



というわけで、思いっきりは楽しめなくても楽しむことはできる。

・・・はずだったのだが、ちょっとばかり迷惑なことが起きた。


それは・・・


「慧にぃ!早く早く!猫耳メイド喫茶行こうよ!」


「猫耳メイド喫茶・・・行きたいです。」


なぜかオレが、二人の義妹いもうとのナビゲーターと化しているからだ。


そして、もちろん、オレはお客様方の道案内も兼ねているため、断ることができません。

なので、兄妹3人で文化祭を回ってます。


そして、到達したのは、ココ、我らが誇る猫耳メイド喫茶。



メニューは、ドリンク類とファミレスのサイドメニューにあるような物だけ。

だが、ここには客が大勢いる。


なぜなら、猫耳をつけてメイド服を着た美少女が揃っている、と噂の喫茶店だからだ。

(一部の被虐性癖者マゾヒストのお客様たちには、違うサービスもやっていることが更に客の増加をもたらしていると聞くこともあるが。)



もちろん、噂に違うことなく、美少女が揃っている。

(違うサービスの件は聞かないようにしたが。)




そして、オレたちのところにも猫耳メイドがきて、メニューを取っていく。

来たのは、金髪に毛並みの良さそうな猫耳をつけたレインだった。



そして、それに騒ぐ義妹いもうと


「キャー!猫耳メイドだよ!慧にぃ!やべー!なんか萌えてきたー!」


「コラ!うるせぇぞ!」


もちろん、そんな義妹いもうとを叱るオレがいたが、


「そんなこと言ってらんないよ!やべー!マジやべー!」


妹はそんなことお構い無しに騒ぐ。

なので、




──30分後、店を出てからうるさい義妹いもうとをシバいたオレがいました。

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