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Kissから始まる魔法学園  作者: 栗間屋 ラヒ
第5章 Kissから始まる文化祭
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第87話「明緑祭・準備」

前回の話の続きを書きたかったんですけど、やっぱり文化祭は外せませんよね。

夏休みが終わると、唐突にやってくるイベントがある。

そう、お察し通り、『文化祭』だ!


高校に入って初めての文化祭。

オレは淡い期待と楽しみに胸を踊らせていた。


そして、『文化祭の為ならなんでもやるぜ!』ぐらいに思っていた。

もちろん、今でも思っているのだが・・・



オレは目の前に立ちはだかる荷物の量に開いた口が塞がらなかった。




確かにオレは言ったよ。

『文化祭の為ならなんでもやるぜ!』って。

先ほども言ったように、今も思っている。


でも、この量の荷物をオレ一人で運ぶのか?

というか、これ全部ウチのクラスの出し物に必要なのか?


というか・・・


「頼むから、手伝ってくれよ、魅月。」


オレは近くに立っていた魅月に語りかける。




そう、先ほどから一人と何回も言っているから、オレが荷物の山の前に一人で立っていると思っただろ?


でもな、側には魅月がいるんだよ。


でも、なんで、一人で運ばなくてはならないかというと。


オレは急にじゃんけんを持ちかけられた。

もちろん、いきなりだ。

そして、オレは負けた。

そして、なぜか全部をオレが持つハメになった。


これがオレを悲しくさせるんだよな。

あのとき、オレがグーを出さなければ!


なんか、現実って、ときに残酷だよ。




そして、頑張ってすべてを運んだ。


でも、なんで猫耳が必要なんだ?

あと、鞭とかも。



そして、極めつけは段ボールいっぱいに積まれたエロ本の山。


お前らはなにをしたいんだ、そう言ってやりたい。




そして、それを全部持っていったオレは、なぜかエロ本の件で怒られた。

いや、いじられた、と言った方が正しいな。


でも、最後にオレをいじった張本人である担任が『じゃあ、これは先生が自宅で処分します。』と言って、段ボールごと職員室に持っていき、この件は無事、担任が犯人で解決しました。

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