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Kissから始まる魔法学園  作者: 栗間屋 ラヒ
第4章 Kissから始まる決闘
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第75話「決着!」

獅子と竜巻が激突する。

激突と同時、それらは恐ろしい衝撃を生んだ。

そして、砂埃が舞う。


が、すぐに竜巻が振り払う。

そして、激突した結果の全貌が明らかとなった。




──砂埃が舞っていた場所、そこには振り払った竜巻とともに鋼鉄の獅子がいまだ存在していた。



しかし、鋼鉄の獅子は大いに傷つき、大きなダメージを負っているようだ。


だが、竜巻も先ほどよりも規模が明らかに小さくなっていて、風力が弱いのも見てわかった。



双方ともに攻撃力が低くなっており、結果は引き分けというわけだ。

だが、鋼鉄の獅子と竜巻はまた激突する。



そして、先ほどのように衝撃を生み、砂埃が舞う。

だが、それは先ほどよりも小さいものだった。



そして、砂埃が去り、再激突の結果が見える。




結果はまたも、引き分け。



鋼鉄の獅子は傷つき、倒れた。

そして、ただの鋼鉄の塊となった。


竜巻の方はというと、完全に消え去っていた。







そして、それを見た術者である愛と桜はその結果に驚きながらも、どちらが早いかわからないくらい同じ早さで自らが突撃していく。


そして、2人は激突した。




桜の刀を愛の槍が受け止める。

そして、凄まじいスピードで攻防が繰り広げられていく。

2人とも、いつまでも見ていたいと思うほど惚れ惚れするような動きだった。


だが、その攻防は唐突に止んだ。


それは、もちろん少なくとも1人が戦闘不能になったからだ。

そして、戦闘不能になったのは・・・





どちらもだった。


愛は桜の刀によって切り裂かれ、桜は愛の槍に貫かれている。

そして、同時に膝を落とした。












結果は見ての通り、引き分けドローだった。

引き分けというのは、どちらも敗北していないので平和な決着だな、と思った。

だが、ここで問題が起きる。


それはなにかというと、引き分けドローになった2人、(特に愛)が負けず嫌いな為、再戦したいと言い出したのだ。

もう、愛なんかはすごいやる気だった。



だが、平和な決着はいいことだ。

だが、なんか忘れているような気がする。


ま、いいか。

気にせずに帰ろうとしたが、レインだけが立ち止まっている。


オレはそのレインに声を掛けた。


「どうしたんだ、レイン?」


すると、レインは少し、いや、かなり怒った様子だった。

そして、こう言った。


「私はまだ模擬戦やってないんですが!?」









・・・あ、思いっきり忘れてた。




レインにすごく怒られたあと、闘技場のフィールドに立つ。

そして、まっすぐにレインを見据える。


『よく考えるとレインと模擬戦をやるのはもう2回目だし、別にやらなくてもいいのでは?』

と、思ったが、そう思った瞬間、レインがすごいオレを睨んできたので言うのをやめた。


でもまぁ、あれから時間も経ったし、少しは成長していることだろう。

そう思っていると、模擬戦開始のカウントが始まった。

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