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Kissから始まる魔法学園  作者: 栗間屋 ラヒ
第3章 Kissから始まる魔法学園競技大会 春の部
45/95

第45話「爆発属性同士の闘い」

前に投稿した話の間違えていた多くのルビ振りを直しましたので、見ていただけると嬉しいです。

これからは、間違えていたら間違えている箇所を指摘していただけると幸いです。

明紅学園本陣、そこから少し離れたところは、大爆発が起こり続けていた。

そして、そこには笑いあいながら闘っている無傷の2人の大男がいた。

もちろん、その大爆発を起こしていたのは紛れもなく彼らである。


1人は、茶髪を短く切り上げた、豪快な印象の青年。

彼は、ガハハハハッ!、と、豪快な笑顔で戦っている。


もう1人は、短い銀色の髪と、浅黒い肌が印象に残る青年だった。

こちらは、ニッ、と、強気な笑みを浮かべながら戦っている。


彼らは同じ属性の魔法使いであるにも関わらず、彼らの戦い方はまったく違うものだ。

銀色の髪の青年、カイン・アドルフの戦い方は距離を取りながら、爆発属性の魔法を離れた相手にぶち込むという爆発属性の魔法使いに多く見られる戦い方だ。

一方、豪快な青年、高田純は接近して相手のゼロ距離から爆発を放つという爆発属性の魔法使いでは限りなく少数の部類に入る戦い方をしている。


そして、今、その戦い方からカイン・アドルフが距離を取りながら、一方的に高田を爆発属性の魔法を放っているため優勢に見えるが、高田の方は大したダメージを受けていない。


じゃあ、高田の方が優勢かと言われるとそうとも言えない。

なぜなら、高田は先ほどからずっと距離を取られているため、得意な近接戦闘が出来ていないからだ。


そして、なぜ、たくさんの攻撃を受けてもなお、大したダメージを受けてない高田が優勢じゃないかと言われると、それは中距離、遠距離からの距離が離れているところから爆発属性の魔法を放つことが高田にとって難しいからである。


高田はずっと、確実に大ダメージを与えられ、自分の得意な近接戦闘を生かすことができる戦闘スタイルを続けてきた。

そして、その戦争スタイルから、高田は距離を取りながら戦ってくる相手が少し苦手だっだ。


そして、今、高田が戦っているカイン・アドルフという男は、爆発属性の魔法使いということでも才能があったし、距離を取ったときの戦い方にもセンスがあった。


つまり、高田に対して、カイン・アドルフは相性が最悪の相手と言っても過言ではなかった。


でも、高田は作戦会議ミーティングのとき、あえてカイン・アドルフと戦うことを選んだ。

理由の1つは、高田自身が相良優人に勝てる自信が大してなかったこと。

そして、もう1つが彼のプライドの問題だった。


カインと高田はどちらも3年生、1年の秋から戦い続けて、3勝3敗という戦績であった。


それゆえ、高田は戦う相手が自分の苦手な相手だろうが、逃げなかった。

いや、高田のプライドが逃がさなかった・・・・・・・のだ。


それゆえ、彼らは今、自分たちのプライドを賭けながら戦っていた。

最後の戦いという状況シチュエーションを楽しみながら。

高田とカインの戦績を少し変えました。(6月27日)

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