第30話「結果」
明らかにおかしなところがあったので訂正しました。(6月26日)
すみませんでした。
さすがにヤバすぎんだろッ!?
魔法で防御しててもさすがにアレをモロに受けて、立ち上がるのは不可能だろ?
オレは戦慄しながら、目の前の怪物を見ていた。
・・・すると、怪物はなぜか笑い出した。
「ガハハハハハハハハッ!」
オイオイ、豪快過ぎる笑い方だな!?
一応、高田の外見には合ってるけどよ。
「強いな、お前!最高だ!咄嗟に自分の体に小規模の爆発属性の魔法を使ってなきゃ、今頃倒れてたぞ?オレ?」
なッ!?
あのバケモン、自分に向かって爆発属性の魔法なんか使ってやがったのかよ!?
でも、それなら、なんとなく立ち上がったことにも納得がいく。
自分に向けた魔法で、自分をオレの魔法からズラし、ダメージを少し軽減する。
だが、そんなことできるなんてマジで怪物だな、あの人!?
「そんなことよくできますね。オレだったら、できませんよ。」
と、素直に述べる。
「いやー、オレ、頭わりーからこれくらいしか思いつかなかったんだわ、コレが。」
そう言って、高田さんはまたガハハハハと、笑い出す。
恐ろしいバケモンだな。
あの豪快さといい、硬さといい。
正直、ちょっと呆れていると、高田さんの眼が真剣なものになる。
「でも、オレは三年生のエースだからな。お前に負けるわけにはいかない。」
そう言うと、高田さんは首をバキバキ鳴らし、こちらに突進してくる。
麻痺する前と同じ速度で、だ。
クソッ!もう痺れが取れてんのかよ!?
オレは躱し、先ほどと同じように懐へ入り込む。
すると、そこで爆発が起きる。
「グッ!」
チッ、あのバケモン、自分の超至近距離で爆発させやがった。
しかも、ダメージをかなり受けてんのに、だ。
オレは吹き飛ばされるが、地面に着地。
なんとか、岩に打ち付けられずに済む。
だが、次の瞬間、それが間違いだったことに気づく。
オレが顔を上げた途端、高田さんが眼前まで迫っていた。
そして、振り抜いた拳はオレの腹を捉えた。
オレの体は大爆発をゼロ距離から受けた。
「チッ、さすがにダメージが残ったか。」
オレはあの瞬間、腹に魔力を注ぎ、防御力を高めた。
それなのに、このダメージだ。
まったくイカレてるぜ、あの攻撃力と防御力は。
あー、ったく、楽しいぜッ、本当にッ!
だが、さすがにアレを次、受けたらマズイからな。
次で終わらせる。
「我、汝を呼び覚ます者。汝、燃え盛る太陽よ。我が願いを聞き入れ、この世界に顕現し、大いなる太陽の裁きを与えよ。全てを燃やし尽くし、この世界に汝の大いなる力を示せ!」
「破滅の太陽!!」
オレは、今現在、自分の中で最も強力な魔法を使った。
これで勝てるはずだ。
太陽のごとき大火球は、高田さんの体に当たり、爆発、そして、周囲を燃やし尽くした。
「勝ったッ!」
オレは喜びに打ちひしがれていた。
だが、高田さんはまだ立ち上がる。
そして、自分の後方を爆発させ、吹っ飛んでくる。
そして、オレの体を右の拳で貫く。
そして、オレも高田さんも倒れた。
結局、引き分けで終わったというわけだ。
そのおかげで、オレたちは上級生たちに実力を認められ、正式に擬似魔法戦争のメンバーとなった。




