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Kissから始まる魔法学園  作者: 栗間屋 ラヒ
第3章 Kissから始まる魔法学園競技大会 春の部
30/95

第30話「結果」

明らかにおかしなところがあったので訂正しました。(6月26日)

すみませんでした。

さすがにヤバすぎんだろッ!?

魔法で防御しててもさすがにアレをモロに受けて、立ち上がるのは不可能だろ?


オレは戦慄しながら、目の前の怪物を見ていた。

・・・すると、怪物はなぜか笑い出した。


「ガハハハハハハハハッ!」


オイオイ、豪快過ぎる笑い方だな!?

一応、高田(アンタ)の外見には合ってるけどよ。


「強いな、お前!最高だ!咄嗟に自分の体に小規模の爆発属性の魔法を使ってなきゃ、今頃倒れてたぞ?オレ?」


なッ!?

あのバケモン、自分に向かって爆発属性の魔法なんか使ってやがったのかよ!?

でも、それなら、なんとなく立ち上がったことにも納得がいく。

自分に向けた魔法で、自分をオレの魔法からズラし、ダメージを少し軽減する。


だが、そんなことできるなんてマジで怪物だな、あの人!?


「そんなことよくできますね。オレだったら、できませんよ。」


と、素直に述べる。


「いやー、オレ、頭わりーからこれくらいしか思いつかなかったんだわ、コレが。」


そう言って、高田さんはまたガハハハハと、笑い出す。


恐ろしいバケモンだな。

あの豪快さといい、硬さといい。


正直、ちょっと呆れていると、高田さんの眼が真剣なものになる。


「でも、オレは三年生のエースだからな。お前に負けるわけにはいかない。」


そう言うと、高田さんは首をバキバキ鳴らし、こちらに突進してくる。

麻痺する前と同じ速度で、だ。


クソッ!もう痺れが取れてんのかよ!?


オレは躱し、先ほどと同じように懐へ入り込む。

すると、そこで爆発が起きる。


「グッ!」


チッ、あのバケモン、自分の超至近距離で爆発させやがった。

しかも、ダメージをかなり受けてんのに、だ。


オレは吹き飛ばされるが、地面に着地。

なんとか、岩に打ち付けられずに済む。

だが、次の瞬間、それが間違いだったことに気づく。


オレが顔を上げた途端、高田さんが眼前まで迫っていた。


そして、振り抜いた拳はオレの腹を捉えた。


オレの体は大爆発をゼロ距離から受けた。


「チッ、さすがにダメージが残ったか。」


オレはあの瞬間、腹に魔力を注ぎ、防御力を高めた。


それなのに、このダメージだ。

まったくイカレてるぜ、あの攻撃力と防御力は。


あー、ったく、楽しいぜッ、本当にッ!


だが、さすがにアレを次、受けたらマズイからな。

次で終わらせる。


「我、汝を呼び覚ます者。汝、燃え盛る太陽よ。我が願いを聞き入れ、この世界に顕現し、大いなる太陽の裁きを与えよ。全てを燃やし尽くし、この世界に汝の大いなる力を示せ!」


破滅の太陽(ライジング・サン)!!」


オレは、今現在、自分の中で最も強力な魔法を使った。

これで勝てるはずだ。


太陽のごとき大火球は、高田さんの体に当たり、爆発、そして、周囲を燃やし尽くした。


「勝ったッ!」


オレは喜びに打ちひしがれていた。


だが、高田さんはまだ立ち上がる。

そして、自分の後方を爆発させ、吹っ飛んでくる。

そして、オレの体を右の拳で貫く。


そして、オレも高田さんも倒れた。



結局、引き分け(ドロー)で終わったというわけだ。


そのおかげで、オレたちは上級生たちに実力を認められ、正式に擬似魔法戦争のメンバーとなった。

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