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Kissから始まる魔法学園  作者: 栗間屋 ラヒ
第2章 Kissの前に始まる政略結婚!?
19/95

第19話「楽しい楽しい拷問の時間」

さぁ、楽しい楽しい拷問の時間がやってきた。


うーん。

オレとしてはやりたくなかったんだがなぁ。


ま、いっか。


「お前らは、何者だ?」


最初の質問をする。


「俺達は元傭兵が主な便利屋ってとこだな。」


リーダーらしき男が言う。


その男は顔に傷が残っており、なんとなく威厳を漂わせていた。


「便利屋?そんなんじゃなくて、犯罪者グループだろ?」


「いや、今回のような案件を受けたのは初めてだ。いつもはやってない。」


「じゃあ、なぜ今回はやった?」


「金に目が眩んじまったのさ。たった1人の少女を殺すだけであの額だからな。」


「そんなんじゃ不思議にも思っただろう?」


「・・・・・・」


そんなこと考えたが、額が額だったらしいな。


「で、お前らの雇い主は誰だ?」


「・・・言えないな。」


やはり言わないか。

額が額だし、雇い主も限られてくるが決定打がないとな。


「お前の部下どもがどうなってもか?」


「・・・・・・」


リーダーらしき男は、沈黙を続けている。

あと、もう少しなにか必要かな?


「じゃあ、今から3分計る。お前が吐かないと、三分後、そこのメガネの肺を1つ取り出す。」


「・・・・・・」


黙っていると、すぐに三分は経った。


「三分経った。じゃあ、コイツの肺を取り出す。」


最低限に体を斬り裂き、肺を1つ取り出す。


そうすると、血で染まったメガネは呼吸が荒くなり始めた。


「今度はそいつを同じことをする。」


「・・・・・・」


それでも黙っていたので、さっき指さしたやつの肺を1つ取り出す。


そいつも同じように呼吸が荒くなり始める。


それをあと5回ほど繰り返すと、リーダーらしき男は口を開いた。


「頼むッ!もうやめてくれ!」


懇願してきたので、手は止めてやる。


「じゃあ、喋る気になったか?」


「・・・・・・」


「仕方ない。」


そして、7人目の肺を取り出したあと告げる。


「次は3分という時間制限(タイムリミット)を1分にする。」


言ってから、3分が経った。


さっきよりもコイツらの叫び声が3倍になる。


「もう言うから、やめてくれ。」


一応、手は止める。


「じゃあ、誰だ? 言ってみろ!」


「HASUZUグループの社長だよ。」


「・・・やっぱりか。よし、お前らにもう用はない。死ね!・・・と言ってやろうと思ったが、やめにしといてやる。でも、これからお前らは警察に行く。分かったな?」


「・・・分かった。」


こうして、楽しい楽しい拷問の時間は終わりを告げた。



この後、こいつらを警察署に届けてから、もう一度HASUZUグループ本社に向かう。


その前に少し調べ物をして。



社長室に来たオレは、一応、武装しておいた。


「やぁ。慧くん。姫依のことをちゃんと考えてきてくれたかな?」


羽鈴社長は、武装したオレを見てもなにも言わず、フレンドリーな口調で話しかけてくる。


「いや、アンタにこれを渡しに来た。」


そう言って、あの現場を録音したレコーダーを差し出した。


「なんなのかな?コレは?」


「アンタの悪事の証拠だが?」


「でも、私には彼らと面識はないんだ。だから、彼らの雇い主が私である訳がないだろう?」


「でも、アンタの会社の最新魔法武器も持ってたんだ。こいつらはこんな武器買える金がねぇんだ。アンタしかいねぇだろ!」


「なら、盗んだとかではないかな?」


「その可能性もあるが、こいつらが持ってたのは、ほんの3日前に発売されたモンだ。いくらなんでも無理があんだろ。」


「でも、私以外の何者かが彼らにそれらを渡し、命じたのかもしれない。」


「だが、最新鋭の魔法武器だ。そんな高額な物を買ってわざわざ襲わせるなんてしねぇよ。」


「じゃあ、私以外の社員がそんなことをした可能性は?」


「桃香との関係性がまったくねぇ。つまり、アイツを襲う理由が少しでもあるのはアンタだけなんだよッ!」


これは完璧に決まった!

これでどうだ!?

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