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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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251/254

第251話 ジュネーブを終えて

 ジュネーブのダンジョンを攻略して地上に戻るとダンジョン協会に向かう。

 協会のカフェで、冴羽社長と杏さんがコーヒーを飲んでいた。


「心愛ちゃん無事に終わったみたいね」

「はい、でも今回は初めての事としてボス部屋でのエスケープの使用が出来なかったんです。倒すことが出来たから良かったですけど、危険はありましたね。今回はアンリさんのギフトが無かったら失敗した可能性まであります」


「そうだったの? それは大変だったわね。でもそうなると今後の攻略に不安も残るわね」

「んー、でもそんなに危機感は感じなかったからじっくり考えたら他の手段もあったのかもしれません。例えば脱出できない代わりに失敗しても死なないとか」


「それは予想ってだけだよね? 確かめる訳にもいかないわ」

「ですよね……あ、杏さん私ゴールドになりましたよ。丁度アンリさんがボス戦でギフト使ったからウエイティングタイム中になってて私がジュネーブのマスターになりました」


 そう言ったら冴羽社長が話しかけてきた。


「心愛ちゃん、おめでとう。早速ダンジョンマスターになるとか凄いね。契約の問題もあるから転移マットの設置とダンジョンの設置を早急に終わらせてもらえるかな?」

「了解しました」


 そう答えるとCHDA(スイスダンジョン協会)の会議室へ転移マットを設置してからジャフナへと戻った。

 そう言えば東郷さんはパーティに入ってなかった状態でボスを倒したけど、どんだけランク上がったのかな?


「東郷さん、ランキングってどうなったんですか?」

「ちょっと見てみるね」


 早速ランキングカードを取り出した東郷さんのカードには赤い文字で8,756と記されていた。


「すごーい、レッドランカーじゃないですか。日本の一般探索者じゃきっとトップですよ」


 そう言うと杏さんから突っ込みが入った。


「心愛ちゃんと希ちゃんも一般探索者のはずですよ」

「あ……そうだった」


 でも今回はボス戦が二段階だったから、東郷さん以外のメンバーも結構ランキングは上がっていたけどね。


 ジャフナへ戻るとジャフナのダンジョン協会の五階フロアへジュネーブダンジョンの対となる転移マットを敷き、ジュネーブダンジョンの入り口を指定された場所へ設置した。

 私はまだ一か所しかマスターになってないのでスキル獲得の階層設定は出来ないんだよね。

 もう一か所マスターにならせてもらわなきゃ。

 アンゴラのスタンピードでやらせてもらおうかな。


「イージャ、ガリッサのダンジョンもジュネーブの横に設置してね」

「ああ、間違いなく言語理解は取れるようにしてくれるんだろうな? 出来なきゃ俺はロシアから国家反逆罪扱いされるらしいぞ?」


「えっ、そうなんだ。でもイージャも一個しかマスターになってないでしょ?」

「あ、そうだったな俺のレベルだと73層か無理だな」


「そういえばガリッサの獲得スキルってなんだったの?」

「あー、確かめる前にギフト発動したからわかんないな」


「えー、それって結構酷いね。イージャももう一つどっか攻略して来てよ」

「ロシア国内で攻略してくるか。今ならDランクだったらなんとかなりそうだし」


「私たちは手伝えないよ? WDAの通達に従ってないから」

「なんとかならないのか?」


「ソフィアがお母さんと話してみてからって事にしよう。ロシアも後659日後のダンジョンスタンピードは把握してるんだし考え方が変わってるかもしれないじゃん」


 そう言うとソフィアが答えてくれた。


「そうね、私も一度ママと話してみるわ。このままじゃ国内のダンジョン攻略が進展しないし国の考え方も確認したいから」


 とりあえずまだどうしようもないので一度解散になったので私たちは学校もあるし転移ゲートで金沢に戻った。


「先輩、日本はもう朝の五時なんですね。めっちゃ眠いですよ」

「そうだね、私もさすがに疲れちゃったよ。でも学校はサボらないよ」


「えーっ」


  頑張って学校へ行くと樹里さんと美穂さんから声をかけられた。


「おはよう心愛ちゃん。ジュネーブお疲れ様」

「おはようございます。樹里さん、美穂さん」


「あーあ、私たちランキングでまた置いてかれちゃうなー。で、心愛ちゃんと希ちゃんはどこまで上がったの?」

「みんなには絶対内緒ですよ? 私が9位で希が93位です」


「えーっめっちゃ凄いじゃん。もしかして君川三佐抜いちゃった?」

「いえ、その心配があったから君川さんには参加してもらいました」


「えっ、ずるーい。それなら私たちだって参加したかったのに」

「んー特務隊に所属してる人はバレたら色々やばいから難しいですよ」


「そうなんだよねぇ、自衛隊辞めちゃおうかな? クリスマスホーリーで雇ってもらえたり出来ないのかな?」

「マジで言ってるんですか?」


「ここの教官の仕事も嫌じゃないんだけど、色々な状況聞いちゃうと最前線の攻略からは離れたくないんだよね」

「そうなんですね。葛城将補や君川さんと話してみた方がいいですよ?」


「だよねー、でも将補とかと話すと確実に説得される自信があるよ……」

「少なくとも国内ダンジョンは全部攻略する予定だしそのメンバーには入れてもらえるように頼むのが現実的なラインかな?」


「まあ一度、君川三佐や冬月一尉にお願いしてみるよ」


 その後は授業を真面目に受けてから家に戻り泥の様に眠ったよ。


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