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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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第247話 次は何処?

 放課後を迎え先日挨拶をした、佐藤先輩、光田先輩、桜先輩の三人と学校の食堂で向かい合っていた。


「柊、今の条件をのめば俺たち三人とも卒業後もD-CANでの雇用が約束されるって事なのか?」

「まあ、そういう事になるのかな? でも契約魔法で約束をされるから結構条件は厳しいですよ?」


「それはD-CANから与えられた情報に関してだけ有効なんだよね」

「はい、そうです」


「じゃぁ全く問題はナッシングだね。すぐにでも契約させてもらいたいよ」

「一応、契約書の取り交わしとかあるから社長も交えて、もう一回会っていただくって事で構いませんか?」


「冴羽社長に直接会えるの? なんか世界のVIPって感じの人だよね。緊張しそうだな―」

「あー、見た目に反して結構気さくな人ですから大丈夫ですよ。最初の頃は私にも敬語で話すもんだから『敬語使ったら話聞きません』とか言ってたくらいだし」


「へーそんな感じの人なんだ。テレビとかで見かけるときは、なんか自信満々って感じで近寄りがたい雰囲気醸し出してるけどなー」


 そんな会話をした後、明日のジュネーブに向けての情報を再確認しようと家に向かっていると、スマホにメッセージが入った。


『柊さん、アキラです。今朝の話を社長にしたらさあ、今度の柊さんたちのライブ配信の後に是非一度お会いしたいって言ってるんだけど、お願いしてもいいかな?』

『そうなんですね。次のライブ配信は来週の水曜日を予定してるんですけど、十八時から一時間の予定ですから、二十時くらいからだったら時間作ります。因みに社長さんと一対一だと緊張するので私も希と日向ちゃんを同席するのと、そちらも出来れば複数人数でお願いします』


『その件は伝えておきます』

『あ、それと柊さん呼びは止めて欲しいです。それと歳上の人に敬語で話されるのが、なんか苦手なんで』


『了解、心愛ちゃんでOK?』

『はい、それでお願いします』


 アキラ先輩とのやり取りを終えると博多へ戻った。

 アンリさんへ明日の予定を確認すると、金、土、日の三日間で一気に四十五層まで降りて、攻略を完了するって話だった。

 すでにクリスマスホーリーのメンバーは四十四層まで到達しているという事だった。

 美咲さんと幸田さん、東郷さんも行けるようになってるそうだ。

 それとグレッグが居なくなってるからアメリカはどうなってるのかな? って思って聞いてみたら、チームベータの副官のメアリーさんっていう中尉さんがグレッグの替わりに参加してくれてるそうだ。


 このメアリーさんはアメリカの三つのダンジョンの攻略の時も参加していてランクは十二位のシルバーランカーなんだって。

 この間、美咲さんを抜いた人だったんだね。


 でも、ジュネーブが終わったら次のスタンピードがやってくるんだよね。

 次は何処なんだろ? また劉さんなら何か情報を持ってないかな?

 そう思って諸葛さんに念話をしてみた。


『諸葛さん、今大丈夫ですか?』

『ああ、大丈夫ですよ心愛ちゃん』


『次のスタンピードなんですけど、どこか見当はつきますか?』

『次のスタンピードは……申し訳ないんだけどまた中国が援助と引き換えにダンジョン利権を確保している国になりそうです』


『やっぱりそうなんですね。それは何処の国なんですか?』

『アフリカ大陸にあるアンゴラ共和国ですね』


『また随分遠いですね……今回もWDAからの支援は難しそうですけど、中国からは支援があるんですか?』

『それがですね今月のスリランカの時にかなり強烈なバッシングを受けたじゃないですか、それでD-CANからの提案に首を縦に振るしかなかったっていう事実を中国の執行部が憂慮してるんですよ』


『それは、どういう事なんですか?』

『結局は天津の大結界構築とのバーターでアンゴラのスタンピードをクリスマスホーリーで押さえてもらいたいのですが、我が国の国内ダンジョンの攻略に向けての訓練も兼ねてダンジョン攻略局のメンバーを参加させてほしいそうです。それに伴い中国攻略局のメンバーを参加させる分、天津大結界の構築に関して値引きを求めたいようですね』


『そうなんだー、でもそんな話はうちの社長としてもらわないと私じゃ返事できないです』

『当然そうでしょうね、それに前もって話をしていないと中国側の言い分は全く持って根拠のない話になると思っています』


『ですよねー、私も話を聞いてて自分勝手な意見だなって思いましたから』

『今回の交渉役は私たちのグループではない人間が行うと思いますがお手柔らかにお願いします』


『えー、劉さんや諸葛さんが出てこなかったら、なんかもっと面倒な話になりそうですよ?』

『私もそう思いますが、私たちの中途半端な立場ではあまり強い事も言えないのです。冴羽社長には心愛ちゃんから事前情報程度の感じで話をしておいてもらえますか?』


『えーと、でも中国側から派遣される部隊は劉さんたちなんですよね?』

『今回は私たち四人は参加できないのですが、直属の部下たちと上海の部隊の二チームが派遣されるはずです。あくまで受け入れてもらえた場合ですが』


『冴羽社長には伝えておきますけど、何も約束は出来ないですよ?』

『それはしょうがないです。まあ、そうなった場合はよろしくお願いします』


 諸葛さんとの会話を終え、冴羽社長に連絡を入れると早速アンリさんと協議を行うって言ってたよ。

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