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種付けオッサンとビッチギャル ~二日に一度ヤらないと死ぬ二人の異世界転生~【注目15位、日間217位ありがとうございます】  作者: 黒瀬 量衡
第二章 腐女子男爵とエロゲ公爵令嬢

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第六十話 腐女子代官が考えたのは、公爵令女を前後からひたすら責める最低のシチュでした

「今度は、私がやりたいシチュエーションがあります」


 離れの寝室で、マコトがそう言った。


 ユキとエリーが同時に振り返る。


「マコトが?」


「旦那様が?」


「はい」


 珍しい。


 ユキが考えるシチュエーションにマコトが乗ることは多い。エリーが思いついたことへ二人が巻き込まれることも増えた。


 だが、最初から最後までマコトが考えたものを二人へ提案するのは、まだ少なかった。


「どんなのですの?」


「まず」


 マコトがユキを見る。


「ユキを、私とエリーの二人で徹底的に可愛がりたい」


「おや」


「公爵令女を?」


「はい」


 エリーの目が少し細くなった。


「続けてくださいませ、旦那様」


     *


「三人とも裸」


「はい」


「ユキを私とエリーで抱えて」


「はい」


「前と後ろから、二人同時に」


「……」


 ユキの顔が。


 すでに赤くなっている。


「そのまま」


「そのまま?」


「何度も」


「何度も?」


「ユキが何も考えられなくなるくらい」


「……マコト」


「はい」


「前世腐女子だった人が考える遊びですの?」


「今世の身体が強すぎるんですよ!」


 エリーが口元へ手を当てた。


「それで旦那様は、ユキを二人で徹底的に?」


「はい」


「淫乱」


「エリー!」


「まだ始まってもいませんよ」


「今から役作りです」


     *


 ユキは少し考え。


「私は?」


「何?」


「途中で嫌になったら?」


「すぐ止めます」


「エリーも?」


「当然です」


「本当に?」


「ユキが望まないことはしません」


 そこで。


 ユキが笑った。


「では」


 自分から服へ手をかける。


「思いきりお願いしますわ」


     *


 三人とも裸になった。


 最初は、ユキをマコトとエリーが左右から抱き上げる形になった。


「ちょっと……!」


「重い?」


「そこじゃありませんわ!」


「では」


 エリーがユキの身体をしっかり支える。


「始めますよ、淫売」


「だから役に入るの早い!」


「嫌?」


「もっと言って」


「変態」


「オホッ……!」


「まだ何もしてませんよ!?」


 マコトが思わず笑う。


     *


 そこから。


 笑っている余裕は。


 すぐに消えた。


 ユキは。


 前と後ろ。


 二人から同時に抱え込まれる。


 逃げられない。


 だが。


 逃げようともしていない。


「オホッ……! オホォッ……!」


「ユキ」


「はい……!」


「まだ大丈夫?」


「もっと……!」


「エリー」


「はい、旦那様」


「続けましょう」


「喜んで」


 前から。


 後ろから。


 二人が同じ調子でユキを追い込んでいく。


「オホォッ……! 二人とも……!」


「淫乱」


「変態ですわね」


「オホッ……! もっと言って……!」


     *


 途中で。


 マコトとエリーも疲れる。


 すると。


 一人が仰向けになり。


 ユキがその上へ跨がる。


 残る一人が背後へ回る。


 形は変わっても。


 結局。


 ユキが二人の間にいることは変わらなかった。


「オホッ……!」


「ユキ」


「もう?」


「まだ……!」


「本当に?」


「まだ……もっと……!」


 力が抜ければ。


 二人が支える。


 少し戻れば。


 また立場を変える。


 そして。


 また。


 前後から。


 二人で挟む。


     *


「オホッ……! オホォッ……!」


 ユキの声は。


 どんどん大きくなった。


 それでも。


 二人は。


 時々。


 必ず確認する。


「ユキ」


「何……?」


「止める?」


「止めない……!」


「本当に?」


「もっと……!」


 その答えを聞くたび。


 また二人がユキを抱く。


 そして。


 ユキ自身も。


 男としての身体を自分で刺激し始めた。


「オホッ……!」


「淫乱」


 エリーが即座に言う。


「二人に挟まれているのに、自分でも?」


「うるさい……!」


「変態ですわね」


「オホォッ……!」


 マコトまで乗った。


「ユキ」


「何……?」


「嬉しそう」


「マコトに言われたくない……!」


     *


 やがて。


 ユキの男としての身体も限界へ達する。


「来る……!」


「ユキ」


「二人とも……!」


「見ていますよ」


「旦那様も私も」


「オッ! オッ! オッ! オッ……!」


 身体が大きく震える。


 二人が支える。


 それでも。


 終わらない。


「オホッ……!」


「まだ?」


「まだ……!」


「本当に変態」


「エリー……!」


「旦那様」


「はい」


「もっと可愛がって差し上げましょう」


「賛成」


「二人ともぉ……!」


     *


 何度繰り返したのか。


 途中から。


 ユキ本人にも分からなくなった。


「オホッ……! オホォッ……!」


「ユキ」


「はい……!」


「淫乱」


「はい……!」


「変態」


「オホォッ……!」


「もう返事まで素直ですね」


「うるさい……!」


 それでも。


 二人が離れようとすると。


「待って……!」


 ユキが。


 必ず。


 手を伸ばす。


「まだ……」


「ユキ」


「もっと……」


     *


 最後の方になると。


 もう。


 まともな台詞すら。


 ほとんど残らなかった。


「オホッ……!」


「ユキ?」


「気持ちいい……!」


「まだ分かる」


「もう……だめ……!」


「それも分かります」


「身体……壊れそう……!」


「止める?」


「やだ……!」


「では続けます」


「オホォォォッ……!」


 さらに。


 言葉が崩れる。


「オホッ……! オホッ……!」


「ユキ」


「もっと……! いっぱい……!」


「何を?」


「わかんない……!」


「もう考えられない?」


「オホォッ……!」


 マコトとエリーが。


 顔を見合わせた。


「旦那様」


「はい」


「完全に駄目になっております」


「想像以上でした」


「誰のシチュエーションですか」


「私です」


     *


 そして。


 最後には。


「オホッ……! オホォッ……! 気持ちいい……! もう無理……! オホッ……! オホォォッ……!」


 本当に。


 意味のある言葉が。


 それくらいしか残らなかった。


 ユキの身体が何度も震える。


 そのたび。


 二人が抱き留める。


 そして。


 ようやく。


 力が完全に抜けたところで。


 マコトとエリーも止まった。


「ユキ」


「……」


「大丈夫?」


「……オホ」


「返事になってない」


     *


 二人は。


 ぐったりしたユキをベッドへ寝かせた。


 だが。


「旦那様」


「何?」


「最後に」


 エリーが悪い顔をする。


「追い打ちを」


「エリー」


「何でしょう」


「同じこと考えてました」


 二人とも。


 まだ男として反応している。


 ユキが。


 薄く目を開いた。


「……二人とも?」


「はい」


「何する気……?」


「最後です」


「ほんとに?」


「本当に」


 マコトとエリーが。


 ユキの上へ身体を寄せる。


 そして。


 二人とも。


 最後の限界を。


 ユキの身体へ見せつける。


「オッ! オッ! オッ! オッ……!」


「オッ! オッ! オッ……!」


 白い行為の痕跡が。


 すでにぐったりしたユキの身体へ。


 さらに増えた。


「……ひどい」


「嫌でした?」


「……」


 ユキが。


 ゆっくり。


 笑う。


「最高」


     *


 マコトが。


 ユキの隣へ倒れ込む。


 エリーも。


 反対側へ。


「マコト」


「何?」


「満足?」


「はい」


「自分のシチュエーション」


「ものすごく」


「旦那様」


「何?」


「次回は」


「はい」


「私の番ですね」


 マコトとユキ。


 二人とも。


 止まった。


「エリー」


「何でしょう」


「何考えてます?」


「まだ秘密です」


 嫌な予感しかしない。


 だが。


 三人とも。


 笑っていた。


 最後には。


 マコトとエリーが。


 ぐったりしたユキへ。


 左右から何度も口づける。


「んっ……」


「ユキ」


「何……?」


「お疲れさま」


「淫売、お疲れさまでした」


「最後までそれ……?」


「褒め言葉です」


「絶対違う……」


 それでも。


 ユキは。


 二人から離れなかった。


 むしろ。


 最後には。


 三人で身体を寄せ合い。


 そのまま。


 ベッドの上で。


 ゆっくり息を整えていった。


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