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腐った世界で異世界生活(ライフ)  作者: たんぽぽ
第2章(下) 闇
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思考

麻美花。マジ、純粋!


扉を挟んで盗み聞きしているやつも、見習ってほしいくらいに。





アイツの思考回路はこうだ。


美結に友達はいない→意外。あ、いや、すぐカっとなるからあり得るかもな。(笑)

唯一の友達に嫌われた→もっとうまくやれよ。

いつか心を読まれることを鬱陶しがられそうで怖い。→もう、鬱陶しいって感じてるし。



後で一発アイクで殴りに行く!確定。

アイツも、盗み聞きしている時点で


バレてるだろうな→後で殴られそう。


という思考回路もあり、覚悟も出来てるみたいなので有り難く殴らせてもらうことにする。



「そういえばさ、麻美花。・・・・・・なんであいつの味方するの?麻美花の一番嫌いなタイプだったのに。」


さっき麻美花がチラッと()()()()こと。

―――自分を消して周りに合わせる。作り笑顔。愛想笑い。

         ・・・する意味がわからない。一番嫌いな人間のタイプ―――




途端に麻美花の思考が、グルグルうねうねゴニャゴニャし始め、彼女の()()が流れてくる。

そして、麻美花は思いつく限りの言葉を精一杯紡ぐ。


「―――ゆ・・・ゆうまくんは、恩人さん・・・だから。

 ・・・・・・・・・・・・壊れかけてたモノをナオしてくれた・・・。・・・それも、2回もだよ?

 ・・・・・・そ、それに、アレはs、しょうがないじゃん。」




そして『恩・・・何かしたっけ?』と考え込むクソ虫。



たぶん、彼にはわからないだろう。

彼女の感じている恩は、彼にとっては些細過ぎる出来事なのだから。




「それより、美結ちゃん。クッキー。」



麻美花が思い出したように言う。

それに対し、私は笑って返した。


「麻美花。もう夕方だよ?今日の昼飯兼夕飯、何?」


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