特別番外編・竹取の3匹の子豚《改編》77
車椅子に固定されて身動きが出来ず…
※ヒカリ視点※
※店内※
車椅子になったコルデーさんに乗ったままの僕にヘルメスさんは、
「どちらに行かれますか?」
「何処に行く確認」
「……」
この問いに僕は無言になった。
ここで時間を使うのは、よくないな……
そして、このまま時間を使って、無理な解放をお願いをしても無理だと思った。
僕は顔を動かして、
「あちらのドアの奥を開けて、エレベーターにお願いします。」
「奥のドアですか。」
「了解」
車椅子は動き出して、ヘルメスさんは先導してドアを開けて、中に入ると木の左右に開く扉があった。
「コルデーさん、片手だけは使えてるのは、少しだけ可能ですか?」
「断固拒否!」
訊いてみたが、僕の目の前に映像が映りメイド服の少女はプイと別の方を向いて、両手を重ねて☓を作ってこちら見せて拒否された。
予想道理の答えだった。
僕は彼に宣言したから、ここで引くわけには行かない真剣な顔になって、
「どうしてもダメですか?」
「断固拒否!」
何度も拒否されて、
[この祝福の時間の解放は…不可能]
[ヒカリの匂いを嗅ぐのは、私のご褒美]
髪の近くにコルデーさんは鼻を近づけて、スーハーしていた。
「では、僕は色々と下準備が出来ないので、多くの犠牲が出た際は、コルデーさんを僕の邪魔をしたことになりますので、僕は一生恨みますよ。」
「!?」
これには、映像のコルデーさんはショックを受けていた。
[これは…想定外……]
[ヒカリに嫌われる…Error]
[Error……Error…………Error]
[ErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorError]
画面のコルデーさんは凄い冷や汗を大量に流しており、頭から煙を出しており、ヘルメスさんは顎に右手を当てていた。
「なるほど」
「これからやるのは、そこまでですか…」
「うん」
「コルデー殿、ヒカリ殿の案を受け入れては?」
僕は頷くとヘルメスさんは
「ここで受けれ無ければ、一生ヒカリ殿に嫌われる事になりますよ。」
「………………」
[ErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorErrorError]
呼びかけに何の回答なかった。
僕とヘルメスさんはお互いに見て、
「これは、ダメですね。」
「無理ですね。」
息を漏らしてヘルメスさんは、
「私のユニークスキル『トリック』を使って、ヒカリ殿を使い脱出させます。」
「お願いします。」
お願いすると、真剣な顔でヘルメスさんは右手の掌をこちらに向けて、
「ワン・ツー・スリー」
唱えるとコルデーさんの車椅子にボンと煙が出て消えると、車椅子に座って居る僕のお店で売っていた僕の人形を拘束していた。
そして僕は、
「ここは?」
居場所は真っ暗だった。
近くの木箱をヘルメスさんは蓋を開けてたら、僕の方を見て、ヘルメスさんはニッコリしていた。
「出してあげます。」
木箱から上手く出れず、ヘルメスさんは両手で持ち上げて出してくれた。
僕は車椅子の脱出から成功した。
因みにヘルメスさんのユニークスキル『トリック』は、偶に向こうの世界で手品をしており、独自に我流で編み出した物で、僕は未知で原理は解明は不明だった。
複雑な顔で僕は木の扉の前に立つと、
「ここで、お別れかな?」
「そうなりますね。」
「私は、久しぶりにヒカリ殿に会えて良かったですよ。」
微笑み浮かべていたが、思い出した顔にヘルメスさんは手を叩いて、
「そうそう、ヒカリ殿にカトレア殿から伝言です。」
「え?」
「カトレアさん?」
意外な名前が出た。
因みにカトレアさんは、ヘルメスさんと同業者でかなり特殊な方であった。
「『貴方からの熱烈なプレゼントには感謝します。約束通り貴方が居る世界から私達は手を引いて撤退します。』との事です。」
その伝言を聞いた後に僕はホッした。
アレで良かった。
ヘルメスさんニヤニヤして、
「いや、ヒカリ殿のから熱烈なプレゼントとは、いいですね。」
「他の子達が聞いたら、修羅場になりそうで…」
「……」
嫌な事を言ってるが、僕は聞かなかったことにして、
「すいませんが、コルデーさんをお願いします。」
「マスターの元に送り届けします。」
木の扉に手を当てて僕は頼んで、ヘルメスさんはニッコリしていた。
木の扉は開いて、僕は中に入ってヘルメスさんは右手を振って木の扉が閉まると、周りに明かりが点いた。
コルデーさんも変な癖があるな…
複雑な顔のままB1階ボタンを押した。
エレベーターは動き出して扉が開くと、周りは円形の水中トンネルの通路を歩いてたら、魚が僕の進行する方向に一緒に移動していた。
因みにさっき言ってたアームさんの海中トンネルは、あながち言ってる事は間違いではなかった。
その理由はこの水槽は外の海と複数の穴と繋がっており、この島の周りは砂地で魚達の隠るれる所も少なくて、外敵やこの地は嵐も多くて、ここはその避難場として魚達は利用してるが、安全と思って住み着いてるモノも多い。
今度少し離れた所にいた複数の群れの魚達が寄ってきた。
その魚は身体の小さい雄と、その中央に一緒に高貴なお姫様のぽい銀色のシルバー・クイーンと言われる希少種の女神教では、その美しさから女神イヴの象徴とされてるものであり、女神教の領地や友好国で、シルバー・クイーンを釣ったら死刑宣告されているのが、表向きの一般な理由だった。
そして、裏向きは何処かの世界で、役目を終えた女神は転生する際にシルバー・クイーンになる共に言われており、世界に数匹いるか居ないかの超レアなものだった。
歩くの止めて、謝罪の意味を込めてシルバー・クイーンに頭を下げた。
「さっきは僕のお店の従業員がごめんね。」
「僕の監理不足でした。」
『気にする必要はありません。ルールを知らなかっただけですから…』
僕に念話を飛ばしてきた。
深く感謝の意味を僕はしめて、
「お許しありがとうございます。」
『貴方には感謝する面が多いので、気にする必要はありません。』
ハッキリと念話で言われたが、周り雄が近くで口をパクパクしていた。
その雄の言葉にシルバー・クイーンは傾けて、
『ん?』
『もしも、謝罪をしたいなら、私と婚姻してくださいますか?』
「それは…ごめんなさい。」
本気の念話で言われて、それはお断りだった。
『それは、残念です。』
本気でがっかりした。
内心でホッとした。
理由は女神の恋愛は、シオンさんが抱きしめたりするくらいで生温く、24時間のジーと見られながら、行動の全てを女神に監理される私生活で、1人になるプライベートの時間も許されないものだった。
女神の告白はそのくらいの意味があり、僕がこれからやる事を全て監視の元でやるのは、正直に大変なので避けたかった。
会話が終わると僕は前に歩き出して、ドア開けて階段を降りた。
そして、明らかに怪しげな鉄の扉の部屋に着いて、身だしなみを綺麗してノックした。
「はい♪」
中から女性の声が聞こえた。
続く
いつも読んでくださりありがとございます。
また読んでくださりますと幸いです。
次回は仕事のシフト次第です。
次回の投稿は…4月24日まで予定です。
※頼まれた内職の納期がギリギリなので、本当にごめんなさい。
あとは次回は暫くは『とある者』小説です。




