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僕と君の出会いと別れ  作者: 雪谷
特別番外編・竹取の3匹の子豚『後編』
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特別番外編・竹取の3匹の子豚《改編》73

 電話を切ってヒカリは…


※シオン視点※

 電話を終えてるので、色々と不可解なやり取りにわたしは、


「ヒカリその道具は、何かしら?」

「これは、在庫が切れないようにるみ子さんの方から、必要な数の物を僕の時空ボックスから繋いだる物で、また向こうの世界のキーボードで手動入力で住所を打ちこんで、その場所に届ける転送装置だよ。」

「さっき、造った物だけど…」


 そう、ヒカリはサラリと説明して言うと、


「え!」

「なに…それ!?」

「チート魔具!!」


 わたし、ミカ、うさ奈さんは衝撃を受けた。


 るみ子さんは……

 驚いて無いわね。

 もしかして…


 チラリとるみ子さんを見て驚かないと言う事は、既に聞いてるものだと思った。


 それは新しい技術よね!

 やっぱり、ヒカリは危険よね?


 今後はヒカリは、新しい魔具を造るのことをしないようしないと……いけないわよね。


 難しい顔でわたしは考えて、


 これ以上はわたしが夜這いで止めないと!


 とか思ったが、

 

「一応、言うけど危険は無し、新しい技術じゃいよ。」

「え?」

「そうなの?」


 まるでヒカリは、わたしの考えてることを読むように言葉を返した。


「向こう側の世界には、商品を注文して届ける宅配サービスが有るから、それの応用だよ。こっちだと配送だと早くても配送に3日間ぐらいは普通だからね。」

「…………」

「こっちでもそんなサービスがあると便利かなと、思って造ってみたけど…」

「まあ、他のお客さんにも喜んでもらいたいしね。」


 その言葉に凄く否定がわたしには出来なかった。


 アレは便利よね。

 注文して早いとその日に届くし……

 何よりも特に向こう世界の女を磨く化粧品の通販は……


 これには本当に悩ましかった。


 そして、電話が再び鳴ってヒカリはボタンを押して、


「もしも…」

『ありがとうございます!』

『バックの中の素材を全て確認しました。これで助かりました!』


 興奮した声が大きくて、こっちまで声が聞こえた。


 微笑みを浮かべてヒカリは、


「それは、良かったです。」

『ところで、話は変わりますが…』

『その魔具は、直ぐに購入は可能ですか?』


 冷静な口調で電話の向こうのブロワーさんはなって訊いてきた。


『もし可能なら、直ぐに即払いで購入をします!』


 この魔具の価値を理解した事が分かった。


 しかしヒカリは、


「これは女神イヴ様の許可がおりませんし、まだこちらで試験中です。魔力操作もあり、欠点も調べておかないといけませんので、商品化は未定です。すいません。」

『いえいえ、こちらこそ出過ぎてしまい申し訳ありませんでした。もしも、女神イヴ様の許可をくださって、商品化が出来ましたら、真っ先にドワーフ協会の鍛冶屋にお売りください。』

『良い値で買わせて頂きます。』


 ここは女神イヴ様の出して上手く引いてくれたが、魔具は諦める気は無いらしいのが理解が出来きた。


「ええ、その時は宜しくお願いします。」

『では、本日はありがとうございました。』


 ヒカリの言葉を聞いて、ブロワーさんはお礼言って電話を切った。


 直ぐに声をかけようとミカは、


「ヒカ…」


 ヒカリは立ち上がった。


 近くのバインダーの数枚の紙を持ってお店に戻っていた。


 不思議な顔でわたしとミカはなった。


 ぞろぞろとわたし達も後ろから着いてく感じで、カウンターからお店に中央の冷蔵の商品を見ていた。


「ジュースの期限は来年まで、記録も問題無し…」

「僕が作った解凍の『ケーキ』も問題無し、次の商品は…」


 色々と真面目にヒカリは、ペンを持って1つ1つチェックをして、右側の棚に移動していた。


 横に居たミカは『ケーキ』の言葉に耳が反応して、


「ケーキ……じゅーる…」

「美味しそう♡」


 口から涎を出した。


 直ぐに色々と見てるヒカリにミカは声をかけて、


「ねえ、ヒカリこのケーキ食べても…」

「そのケーキは、ダメです。」

「今は在庫確認中なので…」

「え!」

「そんなー…」


 否定されてミカは子供みたいに、今にも泣きそうな顔をした。


 いつも以上に真剣な顔でヒカリはなって、テキパキ仕事をしていた。


 そんな顔のヒカリも好きだけど、それよりも不思議な顔でわたしは、


「お店の在庫って、そんなに大事なのかしら?」


 このお店を任されるるみ子さんに尋ねた。


「お店の信頼に必要な生命線ッス。」

「そうね。」

「この在庫確認を怠ると、お店は知らない間に赤字や商品が切れてる事も知らないでやると、お店の沽券に関わるし、在庫で売上の把握も出来るもんね。」


 真面目な顔でるみ子さんと、興味深い顔でうさ奈さんはヒカリを見て答えてくれた。


 うさ奈さんはヒカリの方に歩いて、


「お、ちゃんと細かくチェックしてる♪」

「字も綺麗で読みやすい♪」

「高評価♪」

「ありがとうございます。」


 後ろからヒカリの持ってる紙を覗いて、右手の親指を立てて微笑みを浮かべて、ヒカリはお礼を言った。


「ふ~ん、そうなんだ。」

「なるほど…」


 わたしは納得した。


 チラリとヒカリを見て、


「……うう……」

「ヒカリに……嫌われた…」

 

 ションボリしたミカを見てヒカリは、


「後でケーキは作りますから、ミカさんはおとなしく待ってください。」

「なので、おとなしく待ってください。」


 念押しにヒカリは二回言った。


「………」


 これには無言で、わたしとるみ子さんとうさ奈さんは、


 あ、二回言ったわね。


[今、二回言ったッスね。]

[ミカちゃんに二回言ったね。]


 微笑みを浮かべてミカは、


「はい♪」

「おとなしく、待ちます♪」


 子供のように目をキラキラしてルンルンだった。


 そんな感じで、数十分ほどが経った。


 全部チェックを終えたヒカリは、


「在庫も問題は無いね。」

「どうして、在庫を数えてたのよ?」


 わたしは疑問だった。


「明日には、この()()()()()()()()()()()()から、僕もオーナーとして、在庫を把握しておきたかっただよ。」

「は!?」

「マジ!?」


 これにわたしとうさ奈さんは衝撃だった。


 しかし、るみ子さんは考え込んだ顔で、


「明日の女神教の人数次第では、このお店の品物が無くなる可能もあり得るッスね。」

「無くなる前に在庫の確認は必要ッスね。」


 納得した様子だった。


「幸いにも明日は、()()()()()()()()()()()にも期待は出来そうなので…」

「え?」


 ヒカリはチラリとうさ奈さんを見た。


[私わたし…連れの話してないよね?]

[何で、分かるの!?]


 かなりうさ奈さんは困惑していた。


 そして、スマホが鳴ってヒカリはポケットからスマホを取り出した。


「向こうの世界の手配は良し…」


 メールの文を確認していた。


「さて、台所を借りて、皆さんのケーキを作って…」

「わーい♡ ケーキ♡」


 ヒカリが歩き出すと、その後に目を♡したミカがついていった。


 正直に理解が追い付かないわたしは、

 

 え?

 明日には、このお店の物が無くなるのよ?


 信じられ無い顔で全く状況が追いつかくて、意味が解らずフリーズ状態だった。


 そこに冷ややかな空気になって、


「ハ…ハクシュン……」

「大丈夫ッスか?」


 うさ奈さんはくしゃみをして、直ぐにるみ子さんは訊いたら、うさ奈さんは両手で自分の肩を掴んで震えていた。


「急…冷えて……寒い………」

「そう言えば、体感温度が下がったッスね。」


 チラチラとるみ子さんは辺りを見渡していた。 


 確かに冷えたわね。


 辺りに冷気が漂っていた。


 ピタりと立ち止まるとヒカリは、


「来たね。」

「え?」


 周りは不思議な顔をした。


 冷気は人型のに変わった。


「氷の女登場」


 いつものお気に入りの青色のドレスを着たシュイが現れた。


「ここは、さっきのヒカリの店…」

「シュイ?」


 不思議な顔になった。


「ヒカリある所にわたし有りね。」


 不敵な笑みでシュイは言った。


「え?」

「馬車で、行ったわよね?」

「なんで…?」


 これには、理解が追いつかなかった。


 後ろを振り向いてヒカリは、


「あれ?」

「シオンさんは、気付いて無かったですか?」

「珍しいですね。」


 意外な顔をしていた。


「え?」

「何が?」


 わたしには理解が追いつか無かった。


 そして、


「馬車は氷の分身に任せて、本体は冷気になって、ミカさんの影に隠れて、ずっと着いてきてた事に…」

「そうなの!?」

「え!!」


 そうヒカリに言われて、今度はわたしとミカが驚いていた。


「流石ヒカリは気付いていた。」

「ヒカリは高評価…」


 凄く嬉しそうな顔をシュイはしていた。



「なんで…なの?」


「答えは簡単よ。」

「あのまま向こう側の世界のラーメン屋に行ったら、この島を出て…ゲームオーバーだから…」

「あ!」


 シュイに言われて特別ルールを思い出した。


※※※


※向こうの世界のラーメン屋の前※


 馬車がついたラーメン屋の前で、スタッフのデコ族は木の看板を出した。


 そこには『本作品において、勝手に島の外に出たので、ここで出演終了。Byデコ監督より』


 と書かれており、それを見た4号と0号の妹と3号と13号は、


「ノーーー!! これは悔しいトラップです!?」

「ヒカリ様にやられたましたわ!?」

「己の未熟さ故に…浅はかなり……」

「ここ出番終了ですわ!?」


 悔しそうな顔をする者、ショックを受ける者、己の油断だと思う者、頭を抱えて涙目だった者がいた。


 しかし、モノクルを触って1号は感心して、


「うむ、わたし達に気づかけれない様に、ハメるとは中々やりますね。」

「それに気付いた15号も見事な回避ですね。」

「観察者殿、わたしは時には騙すのは、嫌いじゃないですよ。」

「これは……中々、面白いですね。わたしの本能的に滾りますね♪」


[観察者殿が魅力的に見えてきますね。]


 動揺もなく寧ろ眷属メイド長は、


「あら、あら♪」

「ここまで、わたし達に秘密とは、本当にいけないお方ですね♪」

「これは、後日にしっかりとご奉仕をしなくては……いっぱい愛してあげますね♡」

「ねえ、ヒカリ様♡」


 怪しげな笑みを浮かべていた。


 お互いに1号と眷属メイド長は顔を見て、


「今回は、観察者殿の勝ちですね。」

「残念ながら、そうですね♪」


「お腹も減りましたし、敗北のラーメンを堪能しますか?」

「フフフ、そうですね♪」

「愛には、敗北も必要ですね♪」

「ええ、そうですね。」

「今度は、観察者殿の行動を読んで、挽回すればいい話です。」


 意気投合してラーメン屋に入って行って、


「そのご奉仕にわたしも手伝っても…」

「これは、メイドの仕事ですよ♪」

「そうか…」

「でも、同じ者愛する同士なら、協力し合うのもありですね♪」

眷属メイド長殿、ありがとうございます。」


 カウンターの席にお互い座ってた。


 暫く悔しがっていたが、他の0号の妹達も入ってきた。


※※※


 因みに0号は、そのままダーチェリーさんに連れられて、ヒカリの住んでる御屋敷でお仕置きに戻った。


「なんで…わたくしのお仕置きは続くです!?」

「念入りに頼まれましたわ♪」

「幸せの思いをした後のお仕置きは、格別ですわね♪」


 0号はダーチェリーさんに秘密のお仕置きをされた。


 続く


 いつも読んでくださりありがとうございます。


 また読んでくださりますと幸いです。


 リアルがドタバタなので3月26日ぐらいの投稿予定です。

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 いつも時間を読んでくださりありがとうございます。  また読んでくださりますと幸いです。  ブクマ&評価をしてくださりますと幸いです。
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