特別番外編・竹取の3匹の子豚《改編》71
僕はシオンさんのお仕置きから解放されて…
※ヒカリ視点※
※お店の前※
僕はシオンさんのお仕置きから解放されて、僕とシオンさんとデコ族の2人と一緒にお店の前に戻った。
「デコデコ(お疲れ様でした!)」
「デコデコ(色々とありがとう御座いました。)」
敬礼をしてデコ族の2人は感謝していた。
念の為、僕は、
「先程、見た事は秘密だよ。」
「今後はリーナさんにもこの森だけは入ってはダメな事を伝えてください。」
「デコデコ(イエッサー!)(同時)」
そう話すと綺麗な敬礼をしたままデコ族の2人して、寮の方に走り出した。
そこにお店から慌ててミカさん出て来て、こっちに勢い良く走って来た。
不思議な顔で僕とシオンさんは、
「どうしたんですか?」
「ミカ、何かあったの?」
「……ヒカリ…中で…」
今にもミカさんは泣き出しそう顔で、僕の服を掴んでいた。
「ミカさん、教えてください。」
「うん」
「実は…」
そこで僕とシオンさんは、何があったか事情を聞いた。
そして、僕はお店のドアを開けて、
「オーナー」
るみ子さんはニッコリと微笑みを浮かべた。
直ぐに他のラビット族の方の方に向かった。
「え?」
相手も不思議な顔だった。
逆に僕の様子を見て、真っ青な顔でるみ子さんは、
[コレは、オーナーが超・激怒モードッスよ!]
[うさ奈とは親友だから、流石に他人のフリはダメッスよね…]
複雑な事を思って、僕の後ろをゆっくり追いかけていた。
ラビット族の目の前に立つと僕は、
「一応、貴女には確認しますが、僕の友達のミカさんを怖がされる意志は無かったですね?」
「!!」
鋭い視線を向けられて確認をして訊いて、相手のラビット族は背筋が凍りつくような驚愕した顔になった。
[なに…これ!?]
[体が動けない……まるで…これは金縛りにあったような感じ……]
更に強い圧をかけて僕は、
「どうなんですか?」
「…て…天使のミカちゃんを怖がされる気は、女神様に誓って、一切ありません!」
土下座して相手のラビット族は答えた。
それを聞いた僕とシオンさんは、
「へ?」
「は?」
少しだけ僕は困惑して、
え?
天使のミカちゃん?
この人は……怖がらせる気は無いだよね?
発言的に天使は…椎名さんぽいかな。
頭の中で『?』をいっぱい浮かべて、椎名さんも『天使の可愛い愛娘』と言ってたから、同じようにそう思えた。
冷静な顔でシオンさんは、
[へ?]
[さっきミカが話した内容とかなり違うわね。]
[えっと、どう言う事なのよ?]
[もう少し話を聞かないと……判断が難しいわね。]
考えてる素振りをした。
そこに、
「オーナー」
「うさ奈は迂闊にもそちらのダークエルフのハーフのミカさんに『ラビット族』と話した事がきっかけッスよ。」
後ろからるみ子さんが話してくれた。
直ぐに相手のラビット族のうさ奈さんは、
「え!」
冷や汗をダラダラと滝のように流して、
[ミカちゃんって…ダークエルフだったの!?]
[しかも……ハーフなの……これは……]
[ヤバ!?]
めちゃくちゃ動揺した顔になった。
これにはシオンさんと僕は、
[なるほど、そういうことね。]
つまり、アレか…
過去の歴史と世界の種族の認知か。
状況を理解した。
状況を理解をした理由は、過去の数百年前の記録には、ラビット族はダークエルフ族と領土争いをして、ラビット族は圧倒な力で勝利したとあり、その後ラビット族の女王はダークエルフ族の大人達を子供達の目の前で公開処刑して見せしめにしたと書かれていた。
当時のラビット族の女王は、ダークエルフ族が復讐をしない為に恐怖感を植えていたらしいけど、その後はダークエルフ族からラビット族に復讐による攻撃は、一切無かった事も書かれていた。
それがダークエルフ族の当時の子供は親になって、その子供達に『絶対にラビット族には、近づいてダメよ! 殺されるから…』と、お良く言い聞かされていた。
現在でもラビット族の話しがあると、怖がるダークエルフ族も居る話を以前に帝国の交渉人のグレンさんから聞いた事もあった。
怯えながらうさ奈は土下座したままで、
「あ…あの…」
「ん?」
「こんな事をして、なんですが、このお店で働かせてください!」
凄く必死な顔で僕を見た。
うーん
ミカさんを泣かしてたけど…
うさ奈さんには、事情もあるみたいだし…
この状態で、ミカさんが許してくれるかな?
「……」
「ラビット族の一般的にどこの家庭は、いつも資金不足ッス。」
無言で僕はいたら、そこにるみ子さんは加わって、シオンさんは不思議な顔をした。
「え?」
「そうなの?」
「ラビット族は、出産は一度に五〜八人産まれるッスからね。」
「そんなに!?」
「い!?」
「うわー、大家族…良いかも♪」
その話を聞いて、驚愕した顔でシオンさんはなって、想定外に僕は困惑して、ミカさんはキラキラした目をしていた。
[え!? ちょっと待ってよ!?]
[そ、そんなに子供が大勢を産んじゃうの!?]
複雑な顔でシオンさんは、
[私なら、子育てが大変そうね。]
[うーん、その場合はヒカリと愛する時間も子供に取られて、無理よね。]
[私は……とりあえずは種族が違って良かったかも…]
色々と考え込んだ顔をしていた。
さり気なくミカさんは、
「ねえ、『魔族団体』の支援とか無いの?」
「あそこの支援は、ダメッスね。」
直ぐにるみ子さんは顔を振った。
魔族団体とは、魔族の造った国を支援する団体組織で、魔族の国の支援の連絡が有れば、直ぐにでも資金の支援を行うものだ。
「残念ながら、悪名の死神の異名で知らされてるラビット族は、その『魔族団体』から支援を受けられない対象外ッス。」
「それに成人になったら、ラビット族は掟があり、里から知らない土地に出て…自分でお金を稼いで、里に仕送りをしないと路頭に迷うッス。」
下を向いてるみ子さんは言った。
そしてうさ奈さんは、
「ダメですか?」
「まあ、このお店の人員不足は有るのは事実なので、このお店で働くのは採用です。」
「でも、親友でもちゃんとるみ子さんの指示に従ってください。」
「ありがとう。」
僕は伝えると、うさ奈さんは嬉しそうな顔でお礼を言った。
そこに僕は最後に1つの事を付け加える事にして、
「先程の事は、きちんとミカさんに謝ってください。」
「そうよね。」
「ミカちゃんを怖がらせて、さっきはごめん。」
「……うん、許してあげる…」
直ぐにうさ奈さんは間違って、ミカさんの方を向いて謝って、頷いてミカさんは許した。
「ああー、私の天使のミカちゃん♡ ありがとう♡」
「えええ!!!」
うさ奈さんは嬉しそうな顔で頬ずりして、ミカさんは恥ずかしいそうな顔をしていた。
そしてシオンさんは、
「でも『魔族団体』からは、支援を受けらないのよ?」
「確かに謎?」
「なんでなの?」
「それが不明ッスね。」
その後にうさ奈さん、ミカさん、るみ子さんは不思議な様子だった。
あの…悪徳の団体はね…
考える素振りで僕は複雑な顔になって、
「まあ、裏が多いからね…」
「へ? ヒカリ?」
「そうなの?」
「え?」
「裏が有るの?」
「なんッスか? あたしは初耳ッスよ!」
ポロリとボソリと呟くと、周りは一斉に僕を見て訊いてきた。
不思議な顔になって僕は、
「え?」
あれ?
これは…皆は……知らない?
『魔族団体』の本質を知らないのか?
更に周りは、ジーと獲物を見るような視線を向けられた。
もしかして……僕は……
地雷を踏んだかも!?
僕は冷や汗を流して、
「あ、これは秘密だっけ?」
「というわけで…」
誤魔化そうとして逃げ出そうした。
直ぐに周りは僕に詰め寄ってシオンさんは、
「ヒカリ、待った!」
「なんで、逃げるのよ。」
僕の後ろからガッシリと逃げないように抱きついた。
「逃げるのは、良くないわよね?」
「オーナー、逃げるのは良くないッスよ。」
今度はるみ子さんが僕を見て、
「その話を細かく、出来るだけ詳しく教えてくださいッス?」
「あたしもオーナーを抱きたくなるしれないッスよ♪」
「ここまで来て、じゃ…話さないのは無しよね?」
「!?」
強めにシオンさんは密着して、僕の驚いた顔になって身動きが取れなかった。
左右の腕に抱きついてミカさんとうさ奈さんは、
「今夜は皆でベットで、ヒカリを押さえつけて、無理やり襲っちうかもね?」
「確かに『魔族団体』の裏が気になるから教えて?」
「……」
もう一度訊いて、これは話さないのはダメな選択に思えた。
続く
…………最近は他の家族の内職が丸投げされて、仕事とリアルがドタバタ中…投稿が遅くてごめんなさい。
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いつも読んでくださりありがとございます。
また読んでくださりありがと幸いです。
次回は3月11日までに作る予定です。
仕事のシフトと内職もドタバタでごめんなさい。




