特別番外編・竹取の3匹の子豚《改編》70
お店のドアが開いて…
※うさ奈視点※
※ヒカリの店※
お店のドアが開いて、
「……」
どっかの士官ぽい軍服の一人の女の子が無言で、お店の中に入ってキョロキョロとしていた。
可愛い赤い髪ね。
その女の子の特徴は赤色の髪のポニーテールで、耳が尖っており、ツンツンしるぽい目つきの紅い瞳で、可愛らしい顔立ちをしており、日焼けをしたような小麦色の肌で、胸は残念なくらいに小さくて平らだった。
相手の女の子の顔を見てから、自分の胸と女の子の胸を見比べていた。
薄く笑って私は良い人アピールをして、
とっても……可愛いし好みかも♪
彼女は良い♪
内心で良い友達になれるような気がした。
相手の女の子は、
「!」
本能的に真っ青になって、
[え!]
[……な、何よ!?]
[今のは寒気は!?]
背筋にゾクと悪寒を感じた。
近くに居たるみ子は頭をペコリと下げて、
「あのお客様…当店に来てくだって、誠に申し訳ありませんッス。」
「当店の本日の営業は終了してるッス。また、明日以降のご来店を」
「え…あ! わ、私は、ここのお店のヒカリの連れで…」
閉店の事を話を言いかけて、慌てた様子で女の子は言った。
「オーナーのお連れ様ッスか。」
「これは失礼しましたッス。」
「あたしはここのお店を任されてる店長のるみ子ッス。こちらはあたしの里の友人ッス。」
るみ子は謝罪して名乗ってくれた。
直ぐに私は、
「はーい」
「るみ子の友人1号……宜しく」
軽いノリでニッコリしていた。
「宜しく…」
複雑な顔で女の子して、るみ子は確認するように尋ねた。
「ところで、お聞きしまッス?」
「ん?」
「何か?」
女の子は不思議な顔をした。
「オーナーは、どちらにいらっしゃるッスか?」
「なんか、私とヒカリとシオンと一緒にここに来て……お店の前で、軍服を着たリーナさんとか言うか人が現れて、ヒカリに散歩をするよう言ってたから、もうすぐ散歩を終わって、ヒカリはこっちに来ると思うけど…」
その女の子の説明を聞いて、話のスジが通っており冷静な顔でるみ子は考え込んだ。
[むむむ!]
[これは…アレッスか!]
[いつもの女絡みッスね! またオーナーは面倒な事をしたんッスか?]
[あたし的には……そんな罪作りのオーナーも大好きで魅力的ッスね♪]
[オーナーがモテると言う事は、周りにも好感がモテるのは、あたし達魔族にとっては良いことッスからね♪]
色々とうさぎの耳を嬉しそうにピクピクして思っていた。
その間も私は、
少し動揺した顔も可愛いかも♪
ス・テ・キ♪
ジーと目の前の女の子を見て、何処となくビクビクと震えて可愛いかった。
そして、
「なるほどッス。」
「なんか、外で複雑な事があったッスね。」
「内容は理解したッス♪」
「ふう…良かった……」
ニッコリとるみ子はして、女の子は落ち着いた顔をした。
「オーナーが来るまで、適当にお店の商品を見てると良いッスよ。」
「うん、そうするわ。」
「私もこの店に来たばっかりだから、一緒に商品を見たいかも?」
「どうぞッス♪」
とるみ子が言って、私も訊いて女の子と一緒に商品を見ることにして、一番右側の通路に移動した。
※※※
※るみ子視点※
カウンターの近くの電話がかかってきて、
「はい……もしも…」
電話のやり取りのあたしは、このお店の店長として仕事人の顔をした。
『るみ子店長、ご無沙汰しております。』
『ドワーフ協会の鍛冶屋の責任者のブロワーです。』
ドワーフ協会の鍛冶屋は、このお店のお得意様であり、この世界では全国にシュアがあり必ず都市や町には、1つはある有名な鍛冶屋でブロワーさんの祖父はその鍛冶屋の会長で、ブロワーさんは各鍛冶屋の足りない備品の纏めて注文して、補充を担当責任者である。
「これはこれは、ドワーフ協会の鍛冶屋のブロワーさん、いつも当店のご利用ありがとうッス。」
『いえいえ、こちらも助かっております。』
「早速、ご注文ッスか。」
『はい、お願いします。』
「ちょっとメモを取りますので、お待ってくださいッス。」
『はい、分かりました。』
電話の相手に待ってもらって、手を伸ばしてメモ帳とペンを持った。
「お待たせッス。」
「注文をどうぞッス。」
『では…金の延べ棒8本、銀の延べ棒35本の内…10本は混じり50%あり、銅の延べ棒40本、鉄の延べ棒100本、鉄鉱石50キロ、ミスリル配線15キロ、オリハルコン10キロ、地龍の鱗……』
相手のブロワーは注文をして、素早くあたしははペンを走らせて注文をメモ帳に書いた。
「以上で、良いッスか?」
『はい』
「いつ頃に、お届けに…」
『あの…申し訳無いですが…』
「どうしたんッスか?」
スムーズに電話をしていたが、
『無理を承知で出来れば、本日中に帝国のドワーフ協会の本店まで頼めませんか?』
「へ!?」
「本日中ッスか!」
これには正直に驚きだった。
この島は、帝国領と女神教の中間ぐらいで、速達便の『クマのきりと貨物運搬の飛行船』でも早くても帝国のドワーフ協会まで3日間はかかる。
本当に困った状況だった。
「困ったッスね。」
『無理を承知ですいません。』
『帝国の断れない筋の貴族の発注が増えたので、他の場所では……ここまでの素材は揃わなくて、祖父からも金額の方は色をつけると言われてます。』
「色は不要ッスけど…」
「とりあえず、後でオーナーに確認してから、折り返しご連絡をするッス。あまり期待はしないでくださいッスよ。」
『いえいえ、検討してくだけでもありがたいです。』
そう話をすると電話を切った。
うーん
いったい、どうするッスかね。
まあ、オーナーは既に先読みしてそうッスね。
あたしは困った顔で、オーナーが来るのを待つことにして、
ああ…
もしかして、オーナーはコレを予感して、さっき作ったのは……
チラリとカウンターの後ろのドアを見た。
※※※
※うさ奈視点※
私は女の子の名前を知らず、これからの関係的に名前を確認する事にした。
「えっと、名前は?」
「ミカ・アティレーだけど…」
下を向いてミカちゃんは人見知りぽい仕草で、名前を教えてくれた。
「そう、私は、ラビット族のうさ奈よ。 ミカちゃんね♪ 宜しく♪」
ニコニコと私は名乗った。
それを聞いてミカちゃんは、
「!?」
「ラビット族!?」
これには驚愕した顔になった。
[ヒカリ! シオン!]
[早くお店に来てよ!]
内心でミカちゃんは思った。
ここは安心させる為に私は、
「そんなに怖がらないで大丈夫♪」
優しく両手で、ミカちゃんの手を掴んでニコニコした。
本当に…可愛い♡
惚れちゃう♡
ここで私は、
「ミカちゃんが安心出来るように、このまま私が抱き合って、ベットでおねんねする?」
「!?」
ミカちゃんの顔が真っ青になった。
[このままだと…]
[このラビット族に……私は、ベットで襲われて……汚されるかも?]
涙目でミカちゃんは手を振り払って、
[嫌だーーー!?]
そのまま走り出し去って、お店を出て行った。
「ヒカリーーー!」
その場に私は残されて、
逃げちゃうの!?
これは正直にショックだった。
そして、
「あれ?」
「何してるッスか!」
親友のるみ子は慌てて駆け寄ってきた。
「いや、ちょっと…」
何とも言いづらかった。
困惑して親友のエプロンを両手で持って、
「怖がらせたかな? どうしよう?」
「あたしから、当人同士の解決で、どうにかして下さいッス!」
これは、その通りだった。
「でも…解決を早くしないと、多分…オーナーの逆鱗に触れるッスよ!」
「え!?」
これには不安な顔で、
「そのオーナーって、怒ると怖い?」
「出来れば…あたしは怒らせたくないッスね。」
そんな答えが返ってきて、更に私は真っ青で不安になった。
そして、お店のドアを開いた。
そこに居た青髪の少年の後ろで、震えてるミカちゃんを慰めてるもう1人の白銀のオッドアイの少女が入って来た。
直ぐにるみ子さんは、
「オーナー」
青髪の少年は私の方に歩いて来た。
続く
いつも読んでくださりありがとう御座います。
また読んでくださりますと幸いです。
次回は、予定がありドタバタしてますのでごめんなさい。
3月3日ぐらいに間に合いたいです。




