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完成図3(続・枠組み)

 20時帰宅。今日の仕事は、思いの外捗った。普段なら見にくい書類の文字が大きく見えるし、サクサク進む業務に心地良さすら覚えた。それもこれも、全てコイツの影響だろうな。

 目の前に広がる、上側と右側の端のみが完成した、まだまだ未完のぐちゃぐちゃのパズル。それの組み立てを始める前に、仕事の疲れを流しにいく。

『また始まるのか……。悪夢のような死闘が……。考えるな。考えてはならん! 心を無にするのじゃ! さすれば、お主の心の眼は開かれるであろう!』

 シャワーを浴びながら、気持ちを楽にしようと半分ふざけてセリフを考える。自分のセリフに苦笑いしながら、身体を洗う。シャワーから上がると、仕事の帰りにスーパーで購入してきた弁当をレンジで温める。チンッ! と軽い音が聞こえると、レンジから弁当を取り出して食べはじめた。とりあえず、食事中はパズルの事は考えないようにする。

 そして弁当を食べ終えると、箸とマグカップを洗ってから、忌ま忌ましいジグソーパズルの前に腰を下ろした。

『さぁ! 今日も頑張るか! と、言ってももう21時だ。少し急がないといけないかな?』

 気合いを入れ、残りの端ピースの完成を急いだ。と言いたいところだが、急げる訳がない。書類の文字はよく見えたのに、ピースに書かれた絵柄は殆ど見えない。それでも、出来る限り急いで組み立てを行う。

『うがぁ! 見えねぇじゃんよ! 見えないでゴザルヨ! 拙者には、よく見えないでゴジャルよォ!!』

 開始早々壊れ始めた。しかし、買ってしまったからには、完成させないと勿体ない。そんな一途な思いの中、またもや虫眼鏡を使いながら組み立てを行った。

 パズルの組み立てを開始してから、そろそろ3時間が経過しようとしていた。しかしまだ、下も左も終わらない。一先ず今日は、左端だけを完成させようと、もう少しねばる事にした。

 しかし、既に時間は0時を回っている。

『悠長にはしてられないな』

 スピードアップする訳ではないが、ふざけるのを中止して作業に取り組む。

【カッ、ツッ、カッ、ツッ、カッ、ツッ、カッ、ツッ】

 秒針の音が、やたら鮮明に聞こえる。時計を見るのが怖い。時間を確認したら、すぐにでも眠らないといけない気がして、時計を意識しないようにする。しかし、意識しないようにする時点で、時計を意識してしまっているため、作業の合間に時計の方に目が向きそうになる。

『後少し、後少し頑張ったら寝るから……』

 自分自身に言い聞かせるようにして、時間を確認しようとする目を、時計からパズルに戻す。



で、ここで力尽きました。


同じような繰り返し……。そして登場人物一人で最後まで……。と考えたのですが、甘かった(汗)


日々の出来事に、ドラマはあっても、その一部分だけをカットして、ドラマ化するのには、無理があったのか……、私の力量不足か……。



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