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颯太と俺の、腰抜けコンビ
俺はいつにも増してマヌケ面になりながら、
隣の家…朝倉颯太の祖父宅のインターフォンを
押した。
「よぉ、澪央…久しぶりぃ」
玄関先に出てきたのは、朝倉颯太。
覇気がない。俺と同じだ。
肩には、何か乗せて…うっわぁぁ
なんかじゃねえだろこれぇぇー
「いっるぅぅぅぅーオレンジのがぁ」
俺が悲鳴に近い声で叫ぶと、
ミレアに、頭をコツン!と叩かれた。
「ってぇーなぁ。」自分の頭をさすりながら、
颯太の肩に乗っている何か、の方を見る。
体つきは、ミレアと同じ。
瞳は、少しつり目で色は朱色?
体全体は薄いオレンジ色の毛で覆われていて、首回りの毛は薄い黄色だ。
背中の羽は薄いオレンジでミレアみたいに
透明感がある。
これが、火の魔法使いの妖精
イグニとの初対面となった。
颯太は髪の色を朱色に近い色でカラーリングしていて、目が大きくてちょっと猫目。
にしても、俺と颯太の役目は何だ?
まさか、ミレアとイグニを飼育するって訳でもないだろう。
「なぁ、颯太ぁ、俺さ、二日酔い?とか、夢見てる?とか
思ったんだけどさ」
颯太が、全く力のこもらない顔で
「俺なんて、お祓い行こうとしたんだぜ…」
と呟いた。




