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臨界マジックヒストリー  作者: コラソン


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無事帰還


俺は、戦いを終えて無事

自宅に帰ってきた。


…鬼の子背中にしょってるけどな!!

…ミレアも肩に乗せてますとも!!


颯太も一緒だし!もう、やけくそだよ。


我が家は、ペット禁止の家。

小さい頃は、本当に犬と暮らしたかった。


俺の両親は

「ペットの寿命は、人間より短いから

お別れする時に耐えられない」

とかなんとか言って、ダメだった。


犬とか、猫とか、鳥とかでもない上に

鬼の子と、精霊だか妖精だかよくわかんない

生き物を、ウチに置いてくれって……


反対されたらどうしよう…

俺が親なら、拒否1択だよな。


じいじの所に置いてくるか?

けど、ばあばがめっちゃ喜んでいたから

ウッキウキで童丸を

外に連れて歩きそうで、怖い。


ペットとちがうけど、じいじ達も

寿命が…。だめだ、考えないでおこう。


鬼と住むなんて、きっと

「水瀬さんちのおばあさん、楽しそうに

鬼連れて歩いてるわよ、物騒だわぁ」

とか言われて、じいじの家の近所でヒソヒソされそう。やだなぁ。

俺だったら、ハナシの種にするだろうな。


悩む。


「ただいまぁ」小さい声で言ったけど


「あら! 颯太くんじゃない!久しぶりね!!」

母が玄関に来てしまった。


颯太も「急にお邪魔してごめんなさい。」

と言っていたが、母は歓迎していた。


あぁ、童丸って体は小さくて可愛いけど

顔が、鬼。めっちゃ鬼なんだよ…


もし、家族が鬼連れて帰ってきたら

俺だったら、勘当する。

怖いもん。


「あら?カワイイ鬼さんね?まだ赤ちゃんかな?

こっちおいでー!!」と言いながら

母が両手を広げている。


童丸も、ピョンと俺の背中から降りて

トコトコ歩いて母の腕の中へ行った。


母は「かーわいー!!お名前は?言えるかな?」


「童丸」


「キャー!お利口さん!童丸くんね」


えええ。受け入れが秒だな。カーサン。


肩に乗せてるミレアの姿は、母には

見えないみたいだ。

イグニの姿も見えていない。


童丸の着ていたTシャツに見覚えが

あった母。目がキラキラしていた。

「ねぇ!!そうだ!

ちょっと澪央のお下がり探してくる!

童丸に着せたいから、待っててー」

とルンルンしながら2階へすっ飛んでいった。



俺と颯太は、顔を見合せ

「これからの事、話そうか。」

「そうだな…」

そう言いながら、童丸を連れて

自室へ行った。


今日起こった事が濃すぎて、

思考回路がごちゃごちゃだ。


そういえば、

魔法使いの仲間を探す。って聞いたよな

どうやって?


それにしても、魔法使いってアニメだと変身

してたよなぁ。

デニムに、Tシャツの魔法使いっているのかな。


…俺だわ。俺だったわ!

出来たらせめてライダー系か戦隊系が

良かったんだけど。


あぁ、もう。水瀬家の先祖の皆さん、

一体どうして、魔法使いなんだ?


朝倉家も、もちろん。


たまたまなのか偶然なのか。

魔法使いの真実は一体なんだろう。











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