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臨界マジックヒストリー  作者: コラソン


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12/26

攻撃魔法発射


無事顔面蒼白の颯太が戻ってくると、

イグニが「慣れるまで大変だけどがんばろう」

と励ましていたが、


「俺、マジで宇宙感じたわ…」

とグッタリしていた。


親鬼がこん棒を振り回して攻撃してきた。


守備魔法のお陰で当たらずに済んでいたけど


「水壁でも、火壁でも、何回も攻撃を受けると

消えちゃうから、気を付けて!

また守備魔法が

使えるようになるのには、15分かかるから!」


「えっ、どうすんの、これ」


ミレアが「つぎ、攻撃魔法!アクア·サギッタ!

手を銃の形にして、撃つんだよ!!」


「あ?」えと、手をこう…バンって形にしてぇ

「あ、あくあざ·ぎんざぁ!」

何にもでねぇ、なんだ?


「澪央!ちっげぇーよ銀座じゃねぇし!!」

颯太が叫んだ。


「あっ間違えた!アクア·サギッタァァー!」

銃の形にした指先から、勢い良く光を纏った水が噴射されて、親鬼の肩にあたり、よろけた。


「颯太も!イグニス·サギッタ!唱えて

後は澪央と同じ!」


颯太も「イグニス·サギッタァァ!!」

と叫ぶ。指先から、ガスバーナーのような

炎が勢い良く吹き出て、親鬼に向かって放たれた。


「スクートゥムは、盾になるから!

念じて!」とミレア。


イグニが「親鬼の弱点は、おでこ、眉間だよ!」


俺たちの

攻撃魔法で、親鬼がよろけていたけど、

相変わらず、こん棒を当てにくる。


『盾になれ』念じたら、ブゥンと水壁が

縮み、盾になった。


こん棒が、盾に当たる。


颯太がこん棒をかわしながら「俺、親鬼の

足元狙うから!転ばせた隙に、澪央

デコピンかましてやれ!!」と叫ぶ。


「イグニス·サギッター」

颯太が親鬼の足元に炎をあてる。

親鬼が尻餅をついて、苦痛に顔が歪む。


「よっしゃ!任せろ!アクア·サギッタ!!」

俺の指先から放たれた、水の噴射が

親鬼の眉間に当たる


親鬼が立てないように、颯太が攻撃魔法を

続けている。


「澪央!親鬼、気絶したよ!今のうちに、

イグニとミレアが送還の魔法陣だして、宇宙に

送るから!!」

ミレアがそういって、イグニと並び

気絶した親鬼に向けて、


『ルクス·アルカーナ!!』と声を揃えた。


親鬼の下に大きな、紫色の魔法陣が

出現した。


「みんなで、唱えて!カエルム·レミット!!

いくよ!せーの!!」ミレアが叫ぶ


『カエルム·レミット!!』


親鬼の魔法陣から閃光が迸る。

ヒュッ。消えた。


やった!俺たち、スッゲー!!

勝った!


「なんか、不思議な感覚だけど良かったな!」

と俺がいうと

「サスガ幼なじみだよな!息ぴったり!」

颯太も喜ぶ。


颯太とハイタッチしてお互い褒めあった


クイクイ。クイクイ…

俺のズボンの裾を引っ張ってくる。

「みれあー!!ヤメロぉ!!」

と言いながら下を見る。


ヒュッと呼吸が止まった。


鬼の子が、トマトを片手に、

俺のズボンの裾をクイクイして引っ張っていた


「ぐぇぇぐぇぇー」鬼の子が泣いている


颯太と2人で頭を抱える。


「忘れてたぁぁぁぁぁ!やだぁぁぁー」


俺と颯太の絶叫が

田舎の夜空に響いて、やだぁぁぁと木霊していた











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