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殺人事件〜捜査開始〜

おはようございます(^^)

今日も頑張っていきましょーー!


 エナと名乗る人物が警察署を訪れ、沢野弘が襲われた時の状況が明らかとなった。


 エナの聞き取りは、遅れて来た風雅と日影が担当することとなり、折角被害者宅に到着したと思ったら、直ぐに警察署へ逆戻りとなってしまう。


 風雅に現場で知り得た情報を伝え、エナからの聴取が始められた。


 ここからは、風雅から聞いた話なのだが。



 俺は、エナと向き合い聴取を開始する。

 日影には、メモを取るように命じてある。


「初めまして。堂平警察署の桃木と言います。これからお話を伺うのですが、最初にお伝えすることがあります。沢野弘さんが何者かに襲われ、亡くなられました。」

「えっ!? 嘘でしょ! だって、少し前まで私と一緒に居たんですよ!」

「いつまで一緒に居たんですか?」

「えっと、弘さんは午前2時ころに家を出ました。」

「電話は、その20分後に掛けていますが、何かあったんですか?」

「私の部屋に、彼が忘れ物をしていたので電話したんです。」

「成る程。」

「それで、弘さんは私に預かっておいてと言って、そのまま普通に会話を続けていました。それで、いきなり弘さんの苦しむ顔と悲鳴が聞こえたんです。その時、テレビで午前2時30分からの番組が始まりました。」

 となると、被害日時は午前2時30分ってことになる訳か。


 そして、通報があったのが午前2時45分っと。


「何か犯人に繋がるようなものは、ありませんか?」

「いえ。堂平タバコ店の暖簾がチラッと映っただけでしたので。」

 地図でエナの家から、堂平タバコ店の前を通る道が、沢野弘が自宅に帰るのに、最短の経路だから、間違いないだろう。


「弘さんが誰かに恨まれているとかは、聞いたことありませんか?」

「うーーん。無いですね。」

 参考になりそうな情報は持っていないのか。


「馬鹿かお前らは! 沢野弘は不倫していたんだ! 奥さんが不倫に気付いて殺した可能性が高いだろうが! もっと徹底的に調べ上げろ!」

 巌課長声がデケェんだよ! びっくりしただろ!?


「えっ!? 弘さん結婚してたんですか!?」

「あーー、はい。既に子供もいます。」

 エナは、沢野弘が既婚者だと知らずに交際してたのか。


 巌課長の所為で、エナに伝わってしまったな。


 それよりも、男が既婚者とも知らずに交際とは、可哀想な女だな。


 その事実を知ってから、エナの態度は一変し、あんな奴死んで当然じゃん等と口にする。


「エナも弘さんとは、そろそろ終わりかなって思ってたんですよね〜。」

「ん? そうなんですか? 別れたかった理由でも?」

 不倫したって知ってからは、随分冷たいんだな。

 女ってこえぇよ!?


「弘さんって、酒癖がわるいんですよ。飲むと直ぐに暴力を振るうんです。この前もお巡りさんにお世話になりましたよ。」

「……警察の世話に? 暴力を振るわれたってことでですか?」

 おかしいな? 沢野弘やエナ、いや本名佐内 恵菜(さない えな)については、既に過去の取り扱いがないか確認済みなんだが、そんな情報は無かったぞ?


「そうですよ。まだ画像でありますよ! ホラ! 腕が痣になってるでしょ!」

「確かになってますね。これはいつ頃ですか?」

「1ヶ月くらい前かしら? ああ、画像に撮影日があるから間違いないわね。」

 この日だと、俺達の勤務日では無いな。


「現場に来た警察官は、何人いましたか?」

「えっと、確か二人でしたね?」

「特徴覚えていますか?」

「私もお酒飲んでたから、覚えてませんね。」

 後で誰が取り扱ったのか確認するようになるな。


「その時って、どういう対応で終わってましたかね?」

「えっと、話だけで終わりましたよ。」

「被害の届出はしなかったんですね。」

「……言っちゃっていいのかな? えっと、私が蹴られたから、包丁を持ってしまったので、お互い様と警察の方に言われて、届出するならお互いに捕まえますと言われたので、届出しませんでした。」

 男女のトラブル現場では、偶にあることだが、包丁持っちゃってたのかよ!? それにしても、そんな荒れた現場だったのに、何故記録が残されていないんだ?


「それは大変でしたね。」

「ホントですよ。エナ悪く無いのに。」

 いやいや、いくらなんでも包丁を持ち出しちゃダメでしょうが!


 俺はエナとの話を一旦終え、部屋に変わりの警察官を置いて日影と共に部屋から出る。


「はぁ〜、不倫なんて馬鹿ですよねぇ。」

「何で不倫なんてするんだろうな。」

「刺激が欲しいんですかね?」

「俺には分からん。」

「私も分かりませんけどね。」

 俺と日影は雑談しながら、報告に向かう。


 殺人事件の捜査本部が立ち上がっていないので、夜間の責任者である巌課長へ、聴取内容を報告した。


「不倫相手の話が本当だとすると、ゲスな被害者は午前2時30分に殺された訳だな。」

 おいおい。いくら不倫していたからっ、亡くなってる被害者にゲスを付けるなよ、ゲス巌課長。


「そうなりますね。」

「使えない不倫相手だな。被害日時と場所しか特定出来ないでは無いか!」

 寧ろ、情報が少しでも入ったんだからいいんじゃ無いか? 被害日時と被害場所は重要だろうに。


 確かに、被疑者に繋がる情報があれば、尚良かったが。


「それで、1ヶ月前の暴行事件だったな?」

「はい。記録が残されていません。誰が当時扱ったのか不明の状態です。」

「全く、きっちり仕事をしないからこうなるのだ。其奴を直ぐに見つけ出し、俺の前に連れて来い! 首にしてやる。」

 仕事をしないってのは、同意だが。あんたにだけは言われたく無い台詞だよ。


 その後、職員からの聞き取り調査によって、沢野弘と佐内恵菜の現場に臨場したのは、刑事課の田黒とその上司である小林巡査部長と判明したのだった。



今回のおまけ


バーニング;オラオラかかって来いっス!


NPC剣士;つ、強い!?


バーニング;ハッ!


NPC剣士;lose……俺の負けだ。


バーニング;これで、だいぶポイントが貯まったっス! もうすぐミスリルランスをゲットっス!


レセプション;俺に勝てたら、大量のポイントゲットだぜ?


バーニング;へ? まさかのレセプションの登場っスか!?


レセプション;さぁ、かかって来い!


バーニング;倒せば一気にミスリルゲットっス!


レセプション;喰らえ『メガトンパンチ』!


バーニング;へぶっ!? lose


レセプション;一撃でお終いか。まだまだだな。


バーニング;ちっくしょーーっス!?


レセプション;因みに、俺が勝ったからポイントはゼロに戻ったぞ?


バーニング;な!? 嘘っスよね?


レセプション;本当だぞ。


バーニング;そ、そんな!? 折角貯めたのにっス。


レセプション;俺に勝った時はデカイんだ。負けた代償もデカイに決まってんだろ。


バーニング;もうログアウトするっス。


???;あれ、電話が来てるっス。


巌課長;貴様、今更電話とはいい度胸だな。


???;いや、気が付かなかったっス!


巌課長;そんな言い訳で済む訳ないだろうが! 貴様は始末書だけでは済まさん! 罰として早朝1ヶ月間の交差点監視をしろ!


???;そ、そんなーーっス!?


巌課長;いいから、さっさと署に来い!


???;……了解っス。

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