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闘技場前の事件

さて、三連休が終わってしまいましたね!

まぁ、作者には三連休関係無いんですけどね!

(´;Д;`)


三連休中に、ブクマ・評価・感想をいただけました!

ありがとうございますm(_ _)m


感想の中で、職業選択と禁止行為に対するコメントをいただき、『チュートリアル』と『復讐には復讐を』を若干加筆訂正しましたm(_ _)m


さて、新しい物語に進みたいと思います!


 俺達はバトルシティに到着し、ドロップアイテムから装備を新調すると、闘技場に足を向けていた。


「闘技場楽しみだな!」

 闘技場で得られる報酬も、勿論楽しみではあるのだが、強い敵と戦えるのも楽しみだった。


 俺ってこんなに戦闘狂だったかな? まぁ昔から剣道をやっていて、負けず嫌いなところはあったな。


 高校時代の顧問なんて、「1位以外は意味がない! 」が口癖の人であり、試合が2位の結果に終わると激昂するタイプだった。


 少しは、頑張っている生徒に労いの言葉を送れないのだろうかと、何度も思ったことがある。


 厳しいことを言う顧問ではあったが、実力はピカイチだったので、誰も文句は言えなかったがな。


「どんな報酬が用意されているのか楽しみだね。」

 シャインも、新たな素材で新しい武具が作れると、楽しみにしていた。


「シャインさんの為にも、この俺が報酬をゲットしてみせます!」

「は、はい。」

 ヴァンの奴、気合い十分なようだが、盾でどうやって相手を倒すつもりなのだろうか? シールドアタックとシールドブーメランで勝てるのだろうか?


「あっ!? 闘技場の入り口が見えてきましたよ!」

 スノウが指差す先には、闘技場への大きな入り口が見えた。


「きゃーーーーーー!?」

 突如、女性の叫び声が響き渡る。


「「どうしたっ!?」」

 俺とヴァンが、直ぐに叫び声がした方へ向かうと、尻餅をついた女性が裏路地を指差していた。


 一体この裏路地に何があるっていうんだ?


 俺は、剣を構えながら裏路地に足を踏み入れる。


「なっ!?」

 そこには、男性アバターがdead表示で倒れていた。


 その身体は、頭部がグチャグチャになっており、頭部、胴体、右腕、左腕、右足、左足とバラバラに斬り裂かれている。


「どうしたのクラウド?」

「来るなシャイン!」

 遅れて到着したシャインが裏路地を覗き込もうとしたので、咄嗟に止める。

 いくら仮想世界と言えど、妹にこんな現場を見せたくは無い。


 モンスターのバラバラならまだしも、人間に似せられているアバターのバラバラ死体なんて、トラウマものだろう。


「スノウは、そこの女性から状況を聞いてくれ。ヴァンは遺体を一目見たら、バトルシティの復活ポイントへ向かってくれ。シャイン、シグレは付近を警戒していてくれ。」

 悲鳴を上げた女性から、やった奴の目撃情報でもあればいいんだが。


 ヴァンには、このプレイヤーが復活した際に話が聞けるよう、復活ポイントへ行く指示を出した。


 それと、まだ付近にコレをやった犯人がいるかも知れない為、シグレとシャインを警戒に当てさせる。


 俺は、現場に何か痕跡が残されていないか調べる。


 隈なく周囲を見回すと、付近に黒色のカードが落ちていた。


 このカードは一体?

 よく分からないが、一応カードを回収しておく。


 俺はもう一度死体に目を向ける。


 頭部の破損は、恐らく鈍器か魔法によるものだろう。

 バラバラになっている身体の断面や切り口から、武器は剣の可能性が高いな。


 そうなると頭部の破損は剣では無理だから、やはり魔法によるものか。


 俺が考えを纏めていると、アバターが光り出して消滅する。


「クラウド。女性から話を聞けました。」

 スノウが女性から聴取したところ、「路地裏から物音と男性の悲鳴がしたので、気になり路地裏に入って奥を見たら男性が倒れていたそうです。」


「となると、犯人の顔は見ていないのか?」

「そうなりますね。」

 こうなると、やられた本人から聞くしか無いな。


 しばらくすると、ヴァンがやられた男性を連れて戻って来た。


「クラウド連れて来たぞ。」

「早くログアウトさせてくれよ!?」

「話を聞けたら、直ぐにログアウトしてもらって構いません。」

 俺は、男性に優しく話しかける。


「俺はクラウドと言います。貴方の名前を教えて下さい。」

「ガイだ。」

 ガイと名乗った男性は、ぶっきらぼうに答える。


「ガイさんですね。貴方は誰にやられたんですか?」

「全身黒一色の奴だ。声は男の声だったな。」

 黒一色か。


「武器は剣で、ガイさんの頭部を攻撃したのは魔法でしょうか?」

「何故分かるんだ!? 知っている奴なのか!」

 ガイは興奮しながらクラウドの胸倉を掴み掛かる。


「知りませんよ。やられた貴方の状態からそう推測しただけです。」

 俺はガイの腕を振り解く。


「そ、そうか。わ、悪りぃ。」

「いえ。因みに、NPCでは無いですよね?」

 NPCであれば、頭上に名前のアイコンが出ているので分かる筈だが。


「アレは、プレイヤーだ。」

「……そうか。ところで、この黒いカードに見覚えはあるか? 現場に落ちていたんだが?」

 俺はそう言って、現場で拾った黒色のカードを取り出す。


「痛みでうろ覚えだが、確かアイツが投げ捨てたカードだった筈。」

「成る程。」

 これは、自分の犯行だと示している訳か。


 現実世界でも、自分の犯行と敢えて分からせる為に、痕跡を残す奴が居るが、この犯人もその手のタイプか。


「もういいか?」

「あ、ああ。ありがとう。」

 ガイは、直ぐにゲームからログアウトした。


 この件が気になった俺達は、闘技場は後回しにし、冒険者ギルドへ再び戻り、今回の件の情報収集をしたところ、同様の案件が数件判明する。


 内容を纏めると、最初はNPCがバラバラの遺体で見つかり、その後も何度か同様な事件が起こり、最近ではプレイヤーも多く殺害されているそうだ。


 この犯人は、最初はNPCで満足していたのが、対象をプレイヤーにシフトしている。


「……何も起きなきゃいいんだが。」

 その頃、現実世界の堂平警察署管内で、殺人事件が起きていたのだった。

今回はおまけ

クラウド:今日は何の日コーナー!


ヴァン:今日もやるんだな?


クラウド:勿論だ! 今日は『レトルトカレーの日』だ。大塚食品が1968年に日本初のレトルト食品『ボンカレー』を発売した日だ。


ヴァン:何だって!?


作者:何だって!? 昨日ボンカレー喰っちまったよ! 今日は発売日だったのか!? ってことは今日はボンカレーが安いのか!?


クラウド:いや、安くなっているかどうかは知らないぞ? 店に行って確認してくれ。


作者:了解した!


ヴァン:カレーの話したから、クラウドのカレーが喰いたくなって来たな。


クラウド:なら、今日はカレーを作ろうか?


ヴァン:マジか!? やったぜ!


クラウド:その代わり、ちゃんと手伝えよな。


ヴァン:おうよ!


ログアウトし、現実世界へ。


勤務開始よりも早めに職場に到着。


神:てな訳で、食材は持って来てるから早速作るぞ。


風雅:俺は何すれば良いんだ?


大野雪:私も手伝います。


日影時雨:私もやる!


神:じゃあ日影は、人参を切ってくれ。風雅は米を炊いて。大野さんは、玉葱をお願い。俺はジャガイモと肉を切っておくね。


日影時雨:えっと、人参は切ってから皮を剥くんだったよね?


大野雪:ち、違うよ時雨ちゃん!? それじゃあ皮が剥きにくいでしょ? 皮を剥いてから切るんだよ。


日影時雨:そ、そうだよね!? 分かってるってば〜。


神:ホントに大丈夫なのか?


風雅:おい神。米は終わったぞ。


神:もうか? 早いな。それなら、ボールに水を溜めておいてくれ。


風雅:あいよ。


大野雪:うぅ〜、涙が出てくる。


神:玉葱は、目に来るんだよね〜。


大野雪:眼鏡をしてても、余り防げませんね。


神:.....大野さんって、眼鏡してたんだ。(髪で全然見えなかった。)


神は、鍋に油を入れ、切った食材を炒める。


神:風雅、水をくれ。


風雅:あいよ。


野菜が柔らかくなり、カレールーを入れ、カレーが完成した。


神:じゃあ、仕事して昼に食べよう。


昼休憩。


風雅:早く食べようぜ!


神:落ち着け。風雅、皿に米を入れてくれ。


風雅:おう!


風雅は、炊飯器の蓋を開けた。


風雅は、炊飯器の蓋を閉めた。


神:? どうした? 早く米をくれよ。


風雅はいきなり土下座した。


風雅:すまない!


神:何謝ってるんだ? まさか、前みたいに米を炊飯器の目盛りまで入れたんじゃ!?


神は、炊飯器の蓋を開けた。


炊飯器の蓋を開けたのに、湯気が立ち上ることはなく、炊けていない米粒の姿が。


その炊飯器を見た、神・大野・日影が、風雅に冷たい眼差しを向ける。


食べ物の恨みは恐ろしい。


風雅:俺のレンチンご飯を献上します!


結局、風雅のレンチンご飯に、カレーを掛けて食べたのだった。

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