バトルシティ到着
新たにブクマと評価をいただき、ありがとうございます(^^)
今日は休みの人が多いと思います(^_^)
ゆっくり身体を休めて下さいm(_ _)m
今回は、スフィンクスに敗れたクラウド達のお話です(╹◡╹)ノ
今回のおまけは、一度打っていた文字が、消えてしまいました(´;Д;`)
昼、若しくは、夕方頃に更新予定です(>人<;)
死に戻りした俺は、ネクストの復活ポイントに飛ばされた。
「やっぱ勝てなかったか。」
「まだ勝てないな。」
俺を出迎えたヴァンにそう答える。
今はまだ勝てないが、強くなって必ず倒してやる。
「アレは何だったのかしらね?」
「確かに。聞いたことないしな。……プルクラさんなら、何か知ってるかもしれない。」
ギルドなら、何かしらの情報があってもいいだろう。
ただ、プルクラさんが知っていたなら、俺達に教えてくれてもいいと思うんだけどな。
一方その頃のギルド内では。
「俺は見たんだ! 巨大な空飛ぶモンスターを!」
青年プレイヤーが声を大にして叫んだ為、ギルド内に声が響き渡る。
「何言ってんだアイツ? 砂漠フィールドにそんなモンスターいねぇよ。」
「目立ちたいだけだろ?」
「アイツは確か、ルックって奴だ。前に一緒にプレイしたことがある。」
ギルド内に居たプレイヤー達は、口々に青年プレイヤーを馬鹿にするが、何人かはルックと面識があった。
「確かに見たんだ! スフィンクスって名前のモンスターを!」
その瞬間、ギルド職員の表情が変化した。
「おい、お前!? それは本当だろうな!」
レセプションは、スフィンクスを見たと言うルックに詰め寄る。
「あ、ああ。誰か戦闘中だった。あんな化け物見てぇなのがいたなんてな。」
「スフィンクスは、砂漠フィールドに稀に現れる主見てぇなもんだ。討伐ランクはA以上と言われている。」
レセプションの言葉に、ギルド内に居たプレイヤー達は驚愕した。
本当に、そんな化け物みたいなモンスターがいるとは思っても見なかったのだ。
「戦ってたのは、誰か分かるのか?」
「金髪の男剣士、銀髪の女剣士、盾使いの男、弓使いの女、杖の女だ。」
ルックの言葉に、レセプションとプルクラは心当たりがあった。
「そんな!? クラウド様。」
プルクラは、自身がクラウド達に情報を伝えなかったかとを悔やむ。
「……アイツらか。」
「知ってるパーティーなのか? アイツらとんでもなく強いな。あんな化け物相手に奮闘してたぞ。ダメージも与えていたし。」
ギルド内がざわつく。
討伐ランクA以上のモンスターに、果たしてどれだけのプレイヤーがダメージを与えることが出来るのかと。
「……そうか。」
「まぁ、俺が見てた感じだと負けるだろうな。ところでスフィンクスってのは、稀に現れるってことだが、次はいつ出て来るんだ?」
ルックは、いち早くこのことを他の人に話したかった為、クラウド達が負けた瞬間に、HPをゼロにしてネクストに戻って来たのである。
「現れる時期は不明だが、一度姿を現した後は、しばらく出ないと言われている。」
「……完全にランダムってことか?」
いずれ強くなって倒そうと思っても、遭遇出来なければ倒すことは出来ない。
ルックは、スフィンクスのことは後回しでいいと結論づける。
丁度、スフィンクスの話が一区切りしたところで、ギルドの扉が開かれる。
そんな訳で、俺達は冒険者ギルドへと来た訳だが。
気の所為なのか、ギルド内に入ってから多くの視線を感じる。
「えっと、スフィンクスと遭遇したのですか?」
プルクラさんが俺達が近付くなり、開口一番の台詞がこれである。
「何でそう思われなんですか?」
普通、バトルシティに辿り着いて、ポートで戻って来たと考えると思う。
「先程、砂漠フィールドでスフィンクスの目撃情報がありまして、スフィンクスと戦っていた方の特徴からそうではないかと。」
「成る程。……スフィンクスって何なんですか? 強過ぎですよ。今のままじゃ、全く勝てそうに無かったのですが?」
「スフィンクスは、砂漠フィールドに稀に姿を現わす、フィールドの主です。その力は、討伐ランクA以上と言われています。」
おいおい。討伐ランクA以上って、化け物じゃないか。
「すみません。この頃は、遭遇した者がいなかったので、まさか遭遇するとは思ってもいませんでした。」
今日の俺達がツキ過ぎていた所為だろう。
フィールドボスまで、呼び寄せるとは。
「いえ。プルクラさんの情報のお陰で、スコーピオンとゴーレムから素材を手に入れられましたから。」
「この短時間でですか? 凄い幸運ですね。」
「今日は何だかツイてたんですよ。フィールドボスと遭遇するくらい。」
あれ? フィールドボスとの遭遇は、ツイてたのだろうか?
「スフィンクスは一度現れると、しばらく出て来ないと言われていますので、次は安心してバトルシティを目指せると思いますよ。」
また、遭遇して死に戻りはしたくないから、その情報は有難いな。
「そうなんですか? 分かりました。ありがとうございます。」
スフィンクスのことについて、知ることが出来た俺達は、当初の目的である武具作りをすることにした。
「早速使っちゃうね。」
机の上に、ドロップしたスコーピオンの尻尾とゴーレムストーン、その他にワイルドボアの毛皮、ウルフの毛皮、鉱石(銅)を並べる。
シャインは、手早く鍛治釜の準備を終えて、素材を手に持つ。
「まずは、ヴァンさんの盾から。」
シャインは、ゴーレムストーンと鉱石(銅)を鍛治釜へと投入した。
シャインは、いつも身体を張って守ってくれるヴァンのことを思い出しながら完成を待つ。
「出来た!」
完成したのは、『ゴーレムシールド+5』。
見た目も、只の銅の盾にと違ってカッコ良く、盾に十字架の模様も描かれている。
また、防御力だけでなく、攻撃力も今迄と段違いである。
「か、カッコイイ!? シャインさん、ありがとう!」
ヴァンは、シャインから手渡された盾を抱き締める。
「いつも私達を守ってくれてるヴァンさんのことを思って作ったら、プラス値も高かったです。」
「あ、ありがとございます! (そ、そんなに俺のことを想ってくれていたのか!?)。」
ヴァンは、勝手に勘違いして有頂天だった。
「次はスノウの防具を作るね。」
スノウの武器は、クラウドが使用していた、リザードブレード・上であり、現状でこれを上回る武器は作れそうになかったので、防具を作ることにしたのである。
シャインは、ゴーレムストーンとウルフの毛皮を鍛治釜へと投入した。
シャインは、クラウドの横で肩を並べて戦うスノウを思い浮かべる。
「出来ました。『ゴーレムウルフの防具+5』です。」
剣士であるスノウの動きを邪魔しないようなデザインであり、またゴーレムストーンを使用している為、防御力もかなりのものだ。
灰色のウルフの毛皮が、スノウの銀髪とマッチしている。
「凄く頑丈そう。ありがとねシャイン。」
「いえいえ。武器は、また今度ね。」
俺はシャインの作る武具が、+5ばかりなのが気になった。
そんなに+が簡単に付くなら、今頃市場に+5の武器が出回っててもいい筈だ。
しかし、市場には+5の武器は出回ってはいない。
やっぱりシャインって凄いんだな。
「次はシグレの武器だね。」
シャインは、スコーピオンの尻尾と鉱石(銅)を鍛治釜へと投入する。
シグレの百発百中の弓の腕には、毎度の事ながら助けられてきたけど来た。
今後もシグレの力はパーティーに必要だと強く思う。
「……ふぅ、完成。『スコーピオンの弓+5』。」
シグレの弓は、少し小ぶりな弓だあるが、性能が良く、貫通力が増している。
「ありがとうシャイン。」
シグレは新しい弓を受け取り、シャインへお礼を伝えた。
その後は、余っていたゴーレムストーンとワイルドボアの毛皮を使い、『ゴーレムボアの防具+5』を作り上げ、シグレへと渡す。
「よし。新しい武具も手に入れた事だし、もう一度バトルシティを目指そう。」
俺達は、再び砂漠フィールドへと足を踏み入れる。
今回は、スフィンクスの襲撃に遭うことなく、バトルシティに辿り着く。
今日は、まだツキがあったのか、ゴーレムストーンを更にドロップしたため、シャインが再び鍛治釜を使用し、俺が『ゴーレムボアの防具+5』、ヴァンが『ゴーレムの鎧+5』、シャインが『ゴーレムローブ+5』に、装備を新調する。
「闘技場に行ってみよう。」
俺達は、闘技場へと向かったのだった。
今回のおまけ
クラウド;よし! 国を作ろう!
ヴァン;どうしたんだ? 唐突だな?
クラウド;折角仮想世界に来たんだ。国を作ってもいいじゃないか!
ヴァン;まぁ確かにそうかも知れないが。
クラウド;そうだろ? 漢なら誰しも一度は偉くなってみたいもんだ!
ヴァン;具体的にどうするんだ?
クラウド;誰の所有にも属していない土地を見つけて、そこを俺の国にする!
ヴァン;ふむふむ。どんな国にしたいんだ?
クラウド;そうだなぁ。犯罪のない、豊かな国にしたいな。それと、最強の国。
ヴァン;お前らしいけど、最強の国?
クラウド;強力なモンスターが現れても、強い国なら返り討ちに出来るだろ? だから最強の国を作りたい。
ヴァン;そりゃすげぇな!
クラウド;ヴァンはどんな国を作ってみたい?
ヴァン;決まってんだろ? 俺以外全員女の国を作るんだよ!
クラウド;は?
ヴァン;毎日女を取っ替え引っ替え出来るんだぜ! 最高だろ!
クラウド;そ、そうか。
ヴァン;俺も建国してみたくなってきた!!
クラウド;お前が国を建てたら、碌な国にならなそうだ。
作者;てな訳で、今日は何の日『建国記念日』でした(๑╹ω╹๑ )




