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北を目指して〜フィールドボス・スフィンクス〜

何とか皆様の応援もあって、毎日継続更新出来ました( ^ω^ )


昨日『VRMMO〜New me新しい自分〜』の最後に雲河原神の画像、『レイドボス〜決戦〜』の回にスノウの画像、『まさか、素性判明』の最後に大野雪の画像を入れたので、良かったら見に行って下さい(^^)作者のイメージなので、自分のイメージのまま読みたい方は、気にしないで下さいm(_ _)m


今回のお話は、『ツイてる時こそ、要注意が必要ですよね!』って内容です(*´ー`*)


本作を気に入っていただけたら、ブクマや評価よろしくお願いしますm(_ _)m


 俺達は砂漠フィールドにて、順調に素材集めをしている。


 ゴーレムを倒してから、更にスコーピオンとゴーレムを倒し、素材をドロップした。


「怖いくらいにドロップするな。」

「それだけ俺らがツイてるってことだな!」

 今迄こんなにドロップしたことは無かったんだがな? もしかしたら、砂漠フィールドのモンスターはドロップしやすいのか?


「これで新しい武具が作れるね。」

「シャインの腕の見せ所だな。」

 シャインのテンションも高く、素材が手に入ったことだし、早く街に行って、新しい武具を作りたいのだろう。


 砂漠を歩いている俺の耳が、飛行機が空を飛んでいる時に感じるような音を捉える。


「何の音だ? この世界に飛行機があるの、か? 何だアレは?」

 俺が空を見上げると、大きな物体が空を飛行している。


「デカくないか?」

「てか、コッチに来るんだけど!?」

 空を飛行している物体が、俺達の方へと向かって来ていた。


「もしかして、モンスターか?」

「馬鹿言うなって! あんな如何にも強そうなモンスターが出るなら、みんなバトルシティに辿り着けないぜ!」

 ヴァンの言うことは、最もだな。


 あの大きさは、明らかにボスクラスの敵に違いない。


 そんな敵が、こんな砂漠のど真ん中に現れると言うのであれば、誰もバトルシティには辿り着けないし、ネットやギルドで話題に上がっても良い筈だ。


 などと考えている内に、巨大な飛行物体が俺達の前に降り立つ。


「これは、アレだよな?」

「アレですね。」

 俺がスノウに同意を求めると、スノウも同じ意見だったようだ。


 そう、俺達の前に降り立ったのは、ライオンの胴体、鷲の翼、人間の顔を持つ巨大な物体。


「「スフィンクス!?」」

 おいおい!? 既に名前の色が変化してるってことは、戦闘態勢に入っているんじゃないか!?


 現実世界のような土の色をしており、言うなればゴーレムのスフィンクスバージョンである。


 いくら今日はツイてるからって、こんなのはお呼びじゃ無いぜ!?


 スフィンクスの片腕? いや前足が片方持ち上げられ、俺達を踏み潰そうとしていた。


「た、退避ーー!?」

 俺達は全速力で移動し、スフィンクスの足裏から逃れる。


 スフィンクスの前足が大地を踏み抜き、大きな揺れを発生させる。


 この揺れは、震度5よりもあるんじゃないだろうか?

 ってか、アレに踏み潰されたら、一撃死だろ?


「なぁ、パワードリッチより強くないか?」

「だな。明らかに格上だろう。何でこんな奴が出てくるんだよ!」

 スフィンクスから感じるプレッシャーは、パワードリッチを凌駕している。


「取り敢えず、……逃げるか戦うかだな。」

「いや、無理だろこれは?」

 ん? すかの口に光が集まっているような?


 その瞬間、スフィンクスの口から光線が放たれる。


「ヴァン!?」

「クッソ!? 『ウインドシールド』! 」

 ヴァンが咄嗟に魔盾を発動し、スフィンクスの光線を防ぐ。


「うおぉーー! くっ、無理だぁーー!? うわぁーー!?」

 ヴァンは、光線の威力に耐え切れず、吹き飛ばされる。


「ヴァーーン!?」

 一番防御力の高いヴァンが防ぎ切れないとは。


「シャイン直ぐに回復だ!」

「はい!」

 ヴァンへ駆け寄ろうと、シャインが走り出す。


「ムダダ。『サンドストーム』!」

 スフィンクスは、大きな翼を羽ばたかせ、砂漠の砂を巻き上げて、砂嵐を発生させる。


「不味い!?」

 俺達は、スフィンクスの発生させた砂嵐に呑み込まれた。


 細かい砂の粒が強風により、身体に当たり、全身に痛みが走る。


 また、砂嵐を巻き起こした風は、俺達の身体を切りつける。


「くぅ!?」

 意識を覚醒させた俺が見たのは、砂の上に横たわる仲間の姿。


「み、みんな大丈夫か!?」

「……うっ。」

 辛うじてdeadを免れたが、やはり俺達のレベルで勝てる相手じゃないな。


 かと言って、逃げられそうにも無い。


「シャイン回復を頼む!」

「う、うん。『サークルヒール』!」

 シャインを中心に、光の輪が広がり、クラウド達のHPを回復する。


「全力で行くぞ! 『サンダーバースト』!』

「『アタックアップ』!」

「『スピードアップ』!」

 俺はサンダーバーストを発動し、ステータスを上昇させる。


 シャインは全員の攻撃力を上昇させ、スノウは自身の速度を上昇させた。


「これだけ的が大きいと、狙いがいが無いわね。『アクアアロー』!」


「貫いて! 『ライトレーザー』!」


 シグレとシャインの攻撃が、スフィンクスに命中する。


「……効いて無いわね。」

「どうやって倒したらいいのよ!?」

 二人は自身の最大技がノーダメージと知り、呆然としてしまう。


「行くぜ! 『サンダースラッシュ』!」

「凍り付け! 『アイススラッシュ』!」

 俺がスフィンクスの右前足、スノウが左前足に攻撃を繰り出したのだが。


「おいおい!? 全然切れてないぞ!」

「硬すぎます。」

 俺の方は、スフィンクスの足を少しだけ斬れたが、スノウの方は斬り裂くどころか、弾かれている。


「我二、キズヲツケルトハ。」

 スフィンクスは、その場で身体を一回転させ、巨大な尻尾を振り、クラウド達を吹き飛ばそうとしていた。


「俺に任せろ! 『ビッグシールド』!」

 ヴァンの盾とスフィンクスの尻尾がぶつかり合い、一瞬拮抗したように見えたが、受け止め切ることは出来きず、直ぐに押されてしまう。


 ヴァンはそのまま吹き飛ばされてしまったが、その間に、クラウド達はスフィンクスの尻尾の範囲外へ逃げることが出来た。


 こうなったら、俺達の最高な技を叩き込むしか無い。


「スノウ行けるか!?」

「はい!」

 俺とスノウは、パワードリッチにトドメを刺した、合体技を繰り出す為に、スフィンクスへと駆ける。


「『シャワーアロー』! 援護するわ。それしか出来そうに無いし。」

「『ライトレーザー』! 私も援護します!」

 シグレとシャインが弓と魔法で、スフィンクスの注意を惹きつけようとする。。


 スフィンクスは、上空に放たれたシグレのシャワーアローに目を向けた。


「コザカシイ。『ハウリング 』!」

 スフィンクスは口を大きく開き、音の波動で、シグレのシャワーアローを迎撃する。


 スフィンクスがシャワーアローを撃ち落とし、下へ目を向けようとしたタイミングで、シャインのライトレーザーがスフィンクスの目に直撃し、顔を逸らす。


「クッ!? 目眩しか?」

 スフィンクスは、片目にライトレーザーが直撃したが、ダメージは殆ど受けていない。


 しかし、シグレとシャインのお陰で、俺とスノウはスフィンクスの元へと辿り着く。


「やるぞスノウ! 『サンダァースラーーシュ』!」

「はい! 『アイス、スラーーシュ』!」


 スフィンクスの懐に、俺とスノウの技が一つとなり、合体技『クロススラッシュ・氷雷』が発動する。


「ガァッーー!?」

 合体技により、スフィンクスの身体に大きな傷が出来上がる。


「……合体技で、このダメージか。」

「……強過ぎです。」

 現時点で、俺達の最高の技だってのに。


 パワードリッチの時よりも、武器の性能分は確実に威力も高い筈なんだがな。


「我二、コレホドノ、ダメージヲ、アタエルトハ。」

 スフィンクスは、自分に大ダメージを与えた二人を褒め称える。


「ダガ、我ニハ、カテン。『キャノンレーザー』!」

 スフィンクスが再びエネルギーを凝縮し、シャインとシグレに向けて極太の光線を放つ。


「シャイーーン!?」

「シグレーー!?」


「『ライトレーザー』! っくぅ。ダメ!」

「「アクアアロー』! これは、死んだわね。」

 シャインとシグレは、ライトレーザーとアクアアローを放ち応戦するが、一瞬でキャノンレーザーに呑み込まれる。


「『ウインドシールド』! シャインさんは俺が守る! (シャインさんの中で、俺の株が上がるのを感じるぜ!)」

「ヴァンさん!?」

「私は!?」

 ヴァンがシャインの前に飛び出し、魔盾を発動。


 シグレは、急いでヴァンの背後へと移動する。


 しかし、スフィンクスのキャノンレーザーは、ヴァン、シャイン、シグレを呑み込んだ。


 キャノンレーザーの通り過ぎた後には、ヴァンとシャイン、シグレが地に倒れ、deadの表示が出ている。


 その後は、スノウが倒れ、俺もスフィンクスに敗れてしまい、俺達のパーティーは全滅したのだった。



今回のおまけ


レセプション:今日は、俺が何の日か教えてやろう。


プルクラ:私より先に、何でお父さんがやるのよ!


レセプション:年功序列だ!


プルクラ:レディーファーストは?


レセプション:無い!


プルクラ:そんなんだから、お母さんと喧嘩になるのよ!


レセプション:グサッとくることを!?


プルクラ:事実よ。


レセプション:だが、俺の精神力は妻に鍛えられ、鋼鉄のハートと化している! その程度では効かん!


プルクラ:良いから、早く「今日は何の日コーナー」やりなさいよ。


レセプション:そうだな。今日は、海の安全祈念日、簿記の日、ニットの日、左利きグッズの日、布団の日、豚丼の日、ニートの日となっている。


プルクラ:ニートの日?


レセプション:引き篭っている者たちの日だな。


プルクラ:ニートの日って、みんなが引き篭もるの?


レセプション:引き籠もらずに、外へ出ようとか?


スカイ:ニート的感性で生きるとか?


レセプション:誰だ貴様は?


プルクラ:ニート的感性?


スカイ:今の世の中、人の役に立とうと思いすぎているんですよ。今のまま働いていたら、疲労で倒れてしまう、ストレスで頭がおかしくなってしまう。それはら、人の役に立たなくてもいいじゃないかって思うことですかね。


プルクラ:それじゃあ、精一杯頑張らないってこと?


スカイ:そういう訳では無いですが、頑張って自分が壊れたら本末転倒ですから。


レセプション:仕事人間の俺には分からんな。


プルクラ:昔とは変わって来てるってことね。


スカイ:中には、仕事が生き甲斐って人もいますからね。


プルクラ:要は、自分を大切にってことかしら?


スカイ:そんな感じかと思います。


バーニング:さぁて、俺も自分の身体が大事だから、明日は風邪っスね。


作者:ズル休みすな!


バーニング:げっ!?


作者:お前の職場に連絡してやる。


バーニング:そ、そりゃ無いっスよ!

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