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River
きっと
それは遠く、いつも流れる
人の命が流れてる
花
雪
鳥
明かり
波
夢
風見鳥
それは、まるで悲しみの
そんなストーリーみたいに
夏の夜の喧騒
それを纏った空気
冬の黄昏に舞う粉雪
反射する光の粒
春の雲が消えてゆく朝焼け
あい染まる思い出
秋の紅葉の木漏れ日
積もる枯葉の温もり
それは、いつかの記憶
光や匂いで沸き起こるイメージ
それは遠く、手を伸ばしても届かず
この星の時間が流れてる
衝動
哀愁
焦燥
恋慕
嫌悪
幸福
それは、まるで偽りの
もしくは自然発生的な
人の命が流した時間
誰もがきっと、望んだ今
その先へ流れてゆく




