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千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜 小説版  作者: REN'sJackson
第三章 海底都市ポセドニア編 Part III 紡ぐ糸切り、そして再会の果てに
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第九十二話 Part III 紡ぐ糸切り、そして再会の果てに-8

ラベンド

『『け•豪糸断弾(ハートビートハート)』』


ラベンドの10本の指から

見えない糸が吹き出すと辺り一面に糸が広がった。

しかし、クーワやダンデライは

ラベンドが解放したことさえも気付いていない。

それほどまでに細く見えないのが

豪糸断弾(ハートビートハート)の特徴である。



ーーそして現在ーー



クーワ

「クフフッ

僕が解放しただけで血まみれですかー。」


ラベンド

「グッ……うるさい……」

ラベンド(心の声)

((解放でコレとかやべぇー!!

んでイヤホンどっかいったーーー!!))


クーワ

「喋れるですねー」


ラベンドがポロンと指を動かすと

クーワの頬に傷が出来た。


クーワ

「なんです……これ……

面白そうですねぇーー」


ラベンド

「こんなものじゃありませんよ。」

糸跳(グレッチ)


ラベンドは足で糸を弾くと

一瞬でクーワの背後に回った。


ラベンド

「ね?」


クーワ

「あーーさっきの速さは

これでしたね。」


ラベンドは糸でクーワを

攻撃するも刀に弾かれてしまった。

更に怒涛ドトウの攻撃で

クーワを攻撃するも一切の後ずさりすることなく

刀で斬り返して来た。

無数の糸の(ヤイバ)がクーワを

傷つけるが本人は意に介さず

ヒルむ事もなかった。


ラベンド(心の声)

((こっちの方が沢山切ってるのに

なんでこの人はそれでも

笑いながら切り掛かってくるんだ!!!))


クーワ

「クフフッ 手刀シュトウ

見間違えたのは糸でしたかーーー

謎解きみたいでワクワクしそうですねー。」


ラベンド

「ワクワクするんですね……」


ラベンド(心の声)

((コワァッ!!!))


二人は長く斬り合いと切り合いをしていくが

徐々にラベンドが押されていく。


ラベンド

「ゥグッ!!ガハッ」


クーワ

「クフフッ」


ラベンド

糸跳(グレッチ)


クーワは更に刀を振り下ろすが

ラベンドは一瞬で遠くに離れてしまった。


クーワ

「あーれ?」


ラベンド

「お前と近距離戦闘するほど

僕はバカじゃないんです!!!

この豪糸断弾(ハートビートハート)

中距離戦を最も得意とするんですよ。

だから近づかなくても充分に殺せます!」


クーワ

「そーですかー

期待してますねーー」


ラベンド(心の声)

((期待ってなんですかーそれ!!))


ラベンドはポロンポロンと

複雑に指を動かすと

糸が棘のようにまとまり

無数の槍がクーワに襲いかかる。


ラベンド

奏爪(コールアンド)槍雨(レスポール)!!』


クーワ

「クフフッ

いーですねー。」


クーワはなんの迷いもなく

糸の攻撃をまともに受けた。

糸の槍に身体を貫かれても

平然と刀で槍を叩き落としていった。


ラベンド

「身体を……貫かれて……る……のに……

痛みを……感じないのか……」


ラベンド(心の声)

(怖すぎですよ!!この人!!)


クーワ

「痛み?なんですかー?」


そう言いながら

ズボッと糸の槍を引き抜いた。


ラベンド

「なるほど……」


ラベンド(心の声)

((最狂ってそっちー!!??))


クーワ

「僕あまりサヤの力を

使いたくないんですー

斬り合いがしたいんですよねー

でもぉーーー

遠くにいるとつまらないですよー

でしょ?青藍人魚セイランニンギョ。」


クーワがそういうと

突然ラベンドの後ろから突風が

吹き抜けた。


ラベンド

「!!これは!!なん……て…!風……だ……

豪糸断弾(ハートビートハート)!!」


ラベンドが叫ぶと

糸が伸びてラベンドの身体が

飛ばされないように身体中に巻きついたが

突風は吹き止まなかった。

そして








クーワ

「……迎えに来ましたよ。」

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