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千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜 小説版  作者: REN'sJackson
第二章 移動要塞マーベラス突入作戦 中編
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第十六話 マーベラス突入作戦 中編-4

ジニア

『『天輪•邪絶ジャゼツ

ムクロ産声ウブゴエ

渇き飢えしは舌無き呼声ヨビゴエ

反魂ハンゴンせよ•執着せよ

砂城サジョウカルマに再び踊れ!!!

金剛砕刃(コンゴウサイジン) 金色木乃伊コンジキミイラ』』


金色コンジキの刀身が怪しく光り

男の顔を写す。

その気だるそうな顔からは

覇気ハキは感じられないが

その瞳はただ真っ直ぐ遠くを見ていた。


サフィニア

「「ちょっ!!ちょっ!!!!ちょっと!!

解放してんだけど!!!!

お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん!

すごくない??カッコよくない??

いーなーいーなー欲しいな!!!!

アレは僕がもらうよ!!お姉ちゃん!!

ピカピカピカピカっーって!

アハヒャアハヒャアハヒャ!!

はぁーーあ。

壊したいな。」」


ジニア(心の声)

((ん?欲しいやと?

どういうこっちゃ))


ペチュニア

「「か、え、し、て!!もう!!!」」


ジニア(心の声)

((俺に話しかけとんか?))


サフィニア

「「お姉ちゃん!貸して!!

へーんだ!!

やっちゃいな!!KARE8(カレハ)。」」


KARE8(カレハ)

「ギギギギッギギギギッ」


KARE8(カレハ) 200機による

一斉射撃が始まった。


ジニア

「二分隊!!亜那魂蛇アナコンダ

傷つけられへんよう半分は刃術ジンジュツで防御!!

もう半分は攻撃や!!」


辺りで刃術ジンジュツの詠唱がこだまする。

しかし、250名の千刃花隊士達の刃術(ジンジュツ)をもってしても

KARE8(カレハ)には敵わなかった。


ジニア

砂奏数(スナソウジュ)砂漠ノ命(サバクノミコト)


巻き上げた砂塵サジン

つぶてとなってKARE8(カレハ)に次々と襲いかかると

数十機のKARE8(カレハ)

小さな穴だらけになって動かなくなった。


ジニア

「クッ

カバーしきれん

数が多すぎる!!!」


ジニア(心の声)

((亜那魂蛇アナコンダはラナンの

五角羅生門ゴカクラショウモン効力(コウリョク)

まだ効いとるおかげで

ビクともしてへん。でも隊士達が

一斉射撃を浴びてもーたら

もう持たへんかもしれん))


ジニア

「チッ。」


ジニア

剋刃(ゴクハ) の三•走疾ハシリバヤテ


剋刃(ゴクハ)十七(ジュウナナ)浮天地遊フテンチユウ


風が男の周囲をハシ

身体が宙に浮いた。


サフィニア

「「浮いてどうすんのさぁ!

アハヒャアハヒャアハヒャ。」」


ジニア

「黙っとれぇハゲ。」


サフィニア

「「僕はハゲてない!!」」


ジニア

「知るかい、んなもん。

よう見ときぃ

KARE8(カレハ)なんて

金色木乃伊コンジキミイラ

かかればなんぼのもんじゃい!!

二分隊!!五ぉ数えたら

亜那魂蛇アナコンダに乗り込みぃ!!」


サフィニア

「「ねぇねぇ!!何をやるのさ!

何をやるのさ!!!アハヒャ」」


男は刀を地面に向けて

円を描くと一気に空に刀を振り上げた。


ジニア

「しばらく出て来れんけど、我慢してな。」


ジニア

金剛離殿(コンゴウリデン)砂漠ノ墓標(サバクノボヒョウ)


サフィニア

「「ぇ??え??え??

なにこれ!!!!!!」」


ジニア

「片道切符のつもりはないねん。

亜那魂蛇アナコンダは壊させへん

壊せるもんなら壊してみ?」


サフィニア

「「スッゴォオイ!!

これさこれさ

ピラミッドだよね???

スゴイスゴイスゴイ!!

閉じ込めちゃったの??

これで飛行ヒコウ魔進マシンと隊士守るの?

もう安心なの??

隊長ってカッコいいなぁ!!

こーろそ!こーろそ!」」


ジニア

「せや、カッコエエ隊長からの質問や。」


サフィニア

「「面白かったから

ひとつだけ答えてあげるよ!!」


ペチュニア

「「サフィニア!!

もう、かえ、し、て!!!」」


ジニア

鞘花(ショウカ)をどうする気や。」


サフィニア

「「鞘花(ショウカ)サヤを奪うんだよ。」」


ジニア

「奪う?奪えるもんやないやろが

俺たちが継承に応じるとおもーとんのか。」


サフィニア

「「アハヒャアハヒャ!!

強制解除もしらないのぉお??

アハヒャアハヒャ

可愛そう!!隊長さん可愛そう!!

みんなから秘密にされてさ!!

教えてもらえてないんだ!!!」」


ジニア

「なんや?

きょう……せい……かいじょ??」


サフィニア

「「あーーー!!!」」


ペチュニア

「「いい加減にしてくださるかしら?

別にそんな大層なピラミッドを

建設しようがどうでもいいこと

時間ならたっぷりあるわ。

ってこら!!!」」


サフィニア

「「でもぉ……ほい!ほい!!ほーい!!

まだまだいるんだなー!!!

KARE8(カレハ)って!!!!!」」


ジニア

「!?……まだ、半分くらいしか

倒してへんのに追加て……

500はおるやんけ……」


サフィニア

「「もっと魅せてよ!!

もっと魅せてよ!!!

鞘花(ショウカ)の力をさぁあ!!!」」


ジニア

「見せたってもえーけど

また質問答えてくれや。」


サフィニア

「「え?いーよ!」」


KARE8(カレハ)

「ギギギギッギギギギッ」


ジニア(心の声)

((亜那魂蛇アナコンダと隊士達は

金剛離殿(コンゴウリデン)の中におれば安全やな……よしっ))


ジニア

「恨まんといてや。」


男はゆっくり金色木乃伊コンジキミイラを振り上げた。


ジニア

大砂海(ダイサッカイ)!!』


突然、何万トンもあるであろう

砂の海が上空に召喚された。

男はKARE8(カレハ)の群れに刀を向け

一気に振り下ろし叫んだ。


ジニア

砂塵砂漠(サジンサバク)三天鎖柩(サンテンサキュウ)!!』


およそ700体のKARE8(カレハ)

砂の津波に飲まれたと同時に

砂嵐が巻き起こり三箇所に分けられると

次々とKARE8(カレハ)が飲み込まれいった。

そして一斉に圧縮するように

握りつぶされた。

砂で音は遮断されてはいたが

かすかに複数の爆発音が聞こえる。

ふわりと男は砂の上に着地をし、そっと呟いた。


ジニア

「砂漠の世界へ

ようこそ。

.....歓迎するで。」


挿絵(By みてみん)





ジニア

「ぁあ!やりすぎてもうた!!

質問聞きそびれたわ。

まっえーか!!!

うるさい女やったし。

もう、戻ってもえーで。ようやったな。

金色木乃伊コンジキミイラ。」

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