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千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜 小説版  作者: REN'sJackson
第二章 移動要塞マーベラス突入作戦 前編
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第十二話 マーベラス突入作戦 前編-おまけ

 ここは帝都付近の樹海

その奥深くに美しい湖と 小さな菜園があった。

俗世(ぞくせ)から切り離されたかの如(ごと)く幻想的な場所に

違和感なく溶け込む眉目秀麗(びもくしゅうれい)な男

八刃花隊(はちじんか)隊 隊長 ラナンキュラス。

彼は穏やかな口調で、誰かに語り掛(か)ける。



「やぁ、元気にしてたかい?」


「今回の任務は少し長くてね。

なかなか来られなかったよ」


「そういえば、キスツスさんが

亡くなったそうだ」


「悲しいかい?」


 そよぐ風に 揺れる水面(みなも)。

問うた言葉も風音(かざおと)に溶けて

男は静かに語り続ける。



「相変わらず美しいところだ」


「いつもこうやって二人で眺めていたね」


「あっ見てごらん

君がまいた種が また花を咲かせたよ」


「また、摘(つ)むから待ってて」


「乾燥が終わって

ブレンドしたら持ってくるよ」


「フッ 君は紅茶が好きだったからね」



「あぁ、また来るよ」



「アイビー副隊長」



挿絵(By みてみん)



ここは帝都付近の樹海

その奥深くに美しい湖と

小さな菜園と

沢山の花が添えられた

美しい墓標があった。

新章「移動要塞マーベラス突入作戦」前編いかがだったでしょうか?

新キャラも登場し、彼らがどのような活躍をするのか、ご期待いただけたらと思います。


              REN'sProduction staff

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