表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現実にダンジョンが出現しました  作者: 東雲 夜卜
第1章 最強探索者達、配信者を助ける。
4/9

第1章 最強探索者達、配信者を助ける。3話

 アルがダンジョンに入る時少し前、ダンジョンの入口から死角になる場所で2人の男女が話し合っていた。


(雪華視点)


 イカつい見た目の男と全てを見通ししてるような瞳を持つ女の2人組がいた。


雪華(せっか)さんあれで良かったんですか?もう少しアドバイスとかもしましたよ。」


 雪華(せっか)と呼ばれる女に声を掛けたのは見た目がイカつくて先ほどアルに声をかけてきた男である【(やなぎ)】というダイヤモンド探索者だ。

 そして雪華の弟子でもある。


「いや、あれで大丈夫。あれ以上介入すると最悪な結末になっていた」


 見た目がイカつい男である柳にそう返答する【雪華(せっか)】はその意見に拒否をする。

 この女、雪華は固有スキル【分岐点(ぶんきてん)】と呼ばれるスキルを所持しており。


 このスキルは、ありとあらゆる世界の最善策の分岐点を1つだけ見ることが出来る。

 簡単に言えば、何千万分の1の確率の1の部分を見ることが出来るのだ。


「そうですか……この後は奈落に向かえばいいんですよね?」


 目の前の師を見つめながら事前に知らされていた内容を確認する為に、今一度、師に問いかける。


「うん。分岐点にまだ動きは無いから、奈落で一緒に待機してくれるとありがたいかな。」


 弟子の確認に頷きながら、最善策の為の動きを固有スキルで確認する。未だ、動きのない分岐点に、注意をしながらその都度、確認していく。


「了解です」


 ダンジョンに向かっていた、配信者を影で見送りながらこの後の行動を思案する。


「海外遠征組以外の予定が無いブラック探索者とダイヤモンド探索者には既に連絡を入れてある。1人だけ連絡がつかないのはいたけどそれはいつもの事だから今はいい。」


 海外遠征に出ているブラック探索者2名とダイヤモンド探索者1名が居ないのは少し痛いが、他にいる戦力には申し分はない。


 あと、1人だけ連絡がつかないのは居たが、そいつはいつも連絡がつかないから今は気にしないでおく。


「ただ、まだ分岐点が動いてないから奈落で待機としか伝えられてないけれど。」


 もう一度、スキルを使用しても未だ分岐点の動きは無く、時間だけが過ぎていくのみであった。


「雪華さんの固有スキルは1つの最善策だけを見ることが出来るスキルですし、焦りは禁物ですよ」


 柳の忠告を胸に刻み、来る時を待つ為に行動する。


「さぁ、行こうか。奈落へ」


「はい」


 最悪な結末を回避するための分岐点を確認しながら次の行動へ移る2人だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ