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The GUN  作者: 中井
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19/21

暴走本能覚醒

「コードMに敵が近づいてるらしいぞ?」


「しってるよ、だからドッグに退避する途中なんだろ?」


「たかが小蝿にこのコードMが臆するなんてね。」


『そうだよね?武蔵はなににビビってるんだろうね?』


「貴様、何者…」


ズドンッ!!


『一人目。』


「うわぁぁ、侵入者だ!どこから入ってきやがっ…」


ズドンッ!!








俺はすでに武蔵に侵入していた。

レーダーに写っていた機影は幻、ウィルスのジャミングシステムだ。


航空基地ネットワークに潜入でれば帝国の対空レーダー全てがこのジャミングをうける。


武蔵もジャミングの影響を受けて映らないものが写っていて写るはずのものがうつらなかった。


俺はそれを利用して小型ヘリで上空からヘイロウ降下で着地、作戦続行ということだ。


しかしそろそろバレるだろう。


「何者かがコードMに侵入している、警戒班は艦内を捜索せよ。」


早速だな、でも関係ない、狭い艦内でどでかいライフル振り回すより小さなピストルの方が使いやすい、遮蔽物もないことはない、それに皇帝を殺して核を処分すれば俺の勝ちだ。


「侵入者発見!!」


バレた。


「隠れんぼは終わりか?それなら次は鉄砲ごっこだな。」


「撃てぇぇ!!!」


ズガガガガっ!!


なんでかな、弾丸がどこに飛んでくるか手に取るようにわかる、それどころか反撃も反射的におこない敵を殺していく。


「こいつ、化け物か!?」


「こんにちは、化け物です。さようなら。」


ズドンッ


言葉もキツくなってきた。


「死ねや!オラァ!!このドテチンどもが!!内蔵ぶちまけてやるからかかって来いや!!」


ズドンッ!!ズドドン!!


ブッシャァァァ!!


「ひいい、くるな!来るなぁぁぁ!!」


「止まれと言われて止まる犯罪者がいるか?考えろよ低能野郎が!!」


次第に口調が崩れてきた。


「この惨めな日本人を止めろ!!」


「止まりません!!死ね!!ケツの穴増やしてやる!!」


ズドドン!!ズドンッズドンッ!!


周りには薬莢が散らばっている。


敵兵は腰を抜かして足元に散らばる薬莢に足を取られて尻餅をついて撃ち殺される。


ズドンッズドンッズドンッ!!ズドドン!!


カシャッ!!


気がつけば周りにいた兵士はみんな血祭りになっていた。


こんな気持ちは久しぶりだ。まるで身体の暴走本能だけが暴れているような感じだ。


「第3ブロック、全滅です。被害はおよそ30名。」


「30名!?たった一人に30名がやられたのか!?」


『その通り、俺がやりました。』


「なに!?」


ズドドン!!ズドンッズドンッズドンッズドドン!!


周りは血祭り、一人だけ生きている。


「少し急用があるんだ、皇帝はどこにいる?

言えばこのコードMからだしてやる。」


「本当か?本当なのか?」


「嘘はなに一つ言っていない、嘘はな。」


「陛下はコードMの主倉庫におられる、長年欲しがっていたものが手に入ったのだからな、当たり前といえよう。さぁ言ったぞ?俺を助けてくれ。」


「生かしてだすとは言っていない。死ね。」


「そんな、おかしい…」ズドドン!!



日本にいきなり攻め入ってきて慈悲をよこせなど、おかしな話だ。


平等に死を与えないとな。




俺はその後も無我夢中に主倉庫に向けて走った。


警戒班は全滅。

整備兵も高官も皆殺しにした。









そして、




「またあったな、皇帝。」


「そのようですね、クーデター。」


「宮殿はダミーだったようだな、まあ洋上に別の宮殿があるんだ、どちらかがブラフに決まってるよな。」


「そうですね、我がいとこよ。」


は?どういうことかわからなかった。


「なに言ってる、皇帝が乱心したか?」


「あなたのお父様の御兄弟、それが我が父の初代ハンブラビ帝国皇帝、バルバロッサ・ギネ・ハンブラビ。」


「俺の親父は兄弟なんていなかったはずだ。そんな話は母さんにも聞いていない。」


「では、あなたのお父様のことをお話ししましょう。あなたのお父様はかつて高名な殺し屋でした。」


そんな話も聞いていない。でたらめに決まってる。


「あなたのお父様、鷹志の命日があなたの誕生日だということはご存じですね?」


「なんで貴様が知っている。」


「あなたがまるで入れ違いのように生まれた理由はあなたの誕生日に我が父が鷹志に刺客を向けたからです。」


「さっきからなに言ってる。核はどこだ!!答えろ!!」


「鷹志はあまりにも強すぎた、殺しのスキルが揃いすぎていた。それは実力でも才能でもない。人工的に作られたものだったからです。」


!?!?!?

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