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ナイトメアの復元者
ディエス・イレも含めた複数のナイトメアが戦った場所。そこに眼鏡を掛けスーツの上に白衣を着たモデル体型の美女が立っていた。スーツの襟にはセフィロト社のエンブレムが描かれたピンバッジを付けており、両腕でかつてディエス・イレの物だったナイトメアコードを抱えている。
「待ってなさい、クロス・パンサー・ソイル。本社に帰ったら、私が必ず復元してあげるから」
仲間だった三体のナイトメアの残骸を見て悲しそうな声でそう誓うと、今度は悔しそうな表情で歯ぎしりをする。
「柊刻矢。私はあなたを絶対に許さない」
「わざわざ済まねえなあレヴィアタン。こいつら調子に乗り過ぎてこのざまだぜ」
全身が筋肉質で、迷彩柄のタンクトップと短パンしか着ていない白人男性――バハムートがやって来る。
レヴィアタンと呼ばれた女性がため息をつくと、バハムートに近寄りキツい目付きで睨み付ける。
「ねえ、リッド。二人で居る間はその呼び方止めない?」
「そうだなニコル。早く帰らないとアーク――ネオが待ちくたびれるぞ」
「そうね。後はジェネシスナイトメアを倒した程度では、本当に殺した事にはならないという事をあの坊や達に教えないとね」
二人は黒と灰色の霧になると一気に霧散していく。彼女らがかつて居た場所には誰も居なかった。




