表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拝啓、勇者さま ~勇者と幼馴染の手紙の記録~  作者: 文月 ふな


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
21/43

21 王国暦376年11の月4の週 ククへ

 ククへ。


 騎士団の補充もちゃんとあるのね。安心したわ。でも魔の森に入るのはククたち四人だけなのね。それは、ちょっとだけ不安。どうか無理はしないでね。


 魔物が増えているのね……。やっぱり魔王が力を強めているということなのかしら。


 パトリシア様とアドリー様が少し仲良くなったのは嬉しいわね。そのきっかけが魔物の増加というのは手放しで喜べるものではないけれど。でもやっぱり同じ目標を持つ仲間だもの。きっとこれからもどんどん仲良くなれるはずよ。

 これでククの心労も少し減るわね。ククよりもケイン様の方が大変みたいだから、ケイン様にとっても喜ばしいことよね。ケイン様は手紙で見る限りとても良い人みたいね。そんな人がククと一緒に魔王の討伐に出てくれていて、とても心強いわ。



 そうそう、幼馴染のアンジーのことを覚えてる? アンジーが今度隣の村に嫁ぐことになったの! 隣村とはちょくちょく交流があるけど、いつの間にかそんな相手ができていたみたい! びっくりね!

 今はアンジーの結婚祝いの為に、村の女の子たちでブランケットを作っているのよ。嫁入り道具として持って行ってもらえるように、って。嫁入りまであんまり時間がないから、急がなくちゃ。


 私たちももう適齢期だからか、最近そういう雰囲気が強くなってきているのよね。村の中でもなんとなーく良い感じになってる子たちもいるし。私には全くそんな話はないのに。このままだと私、行き遅れになっちゃうかもしれないわ。そうしたら一生村で父さんたちと暮らそうかしら。もしそうなっても笑わないでよね!


 リリーより。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ