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う~む・・・どうやら事件は現場ではなく現状で起こっている!!

今回短いですが暇潰しになれれば嬉しいです。


宜しくお願いしますm(_ _)m

 



ふふふ。私の今の心境は絶体絶命!って言いたいけど実はあまり身の危険は感じてないんだよね~・・・ダメじゃない?私。危機管理能力皆無ってさ。・・・・・・そうですね、あればそもそもここにも魔王にも会わなかったし兎の兄弟にも会えなかったですね。



「いいきゃげんにはいってきょい!!」


・・・きょいって・・・きょいって・・・あはははヤバイ。腹筋がやられる。でも大笑いしてるのは悪いと分かってるから我慢してるが声に出さないで笑うって結構キツイ。サウリュスさんとか普通にやってたけど凄いなぁ~尊敬する!



「はやきゅきょい!!」



自称魔王に腕を引っ張られてズルズルと引きずられ連れ込まれた場所が犬小屋。・・・連れ込まれたって表現が嫌だけど場所が犬小屋ってもっと嫌だなぁ~



「きゅしゅん、きゅしゅん。うぅ~」



症状が出始めたのか自称魔王はくしゃみを始めて目をこすり出した。喉も違和感があるのか親指と人差し指で喉仏でつまんで転がすように指を動かしていた。



「喉が痛い?飲み物とか飲んだ方が良いよ?」


「うん、のみゅ」



自分でお茶を用意してグビッと一口飲んだが喉に炎症が出てるのか飲み込むのが辛いようで一口で止めてしまった。症状が徐々に出てきているようだけどこれって急がないと食事も食べれないんじゃ・・・私のせいだよね・・・いや分かってるんです・・・分かってるけども・・・実際に敵だと思って攻撃したら魔王なのに全部が効果ありになるなんて思わないからこうなったんだけど・・・今凄く反省と後悔してます。目の前の憐れな生け贄を見ていると・・・反省してないだろって目で見ないで下さいよ~銀、疾風。・・・ちゃんとしてるよ?



「はやきゅ、きゃいほうしゃれちゃいきゃら、はじめりゅじょ」



テーブルに魔方陣を書いた布を広げてその上に占い師が使いそうな台座付きの水晶を取り出して置き周りには楕円形の色とりどりの石と葉っぱを集めて糸で括って束にしたものが置かれた。葉っぱの束を見たときに何で紫蘇(しそ)って思ってしまったが真剣な自称魔王の様子に何も言えなかった



「われにょもとめりゅもにょをあらわしぇ」



その後に何やらぶつぶつと唱えて水晶の周りを手を翳しながら目を瞑ってぶつぶつ唱え最後に紫蘇・・・じゃなくって葉っぱの束を掴み水晶と魔方陣に触れるように動かした後に石を弄り何個かを魔方陣の中に投げ入れる。



  ーーー ボンッ!! ーーー



「けほ、けほ」



ぶつぶつを止めて葉っぱを置き自称魔王の手が水晶に触れた瞬間に水晶から白い煙がモクモクと出て来たかと思ったら風船の様に丸くなりいきなり音を立てて破裂した。そのまま煙はスーッと消えた。



「にゃじぇ・・・ちゅきぇえにゃい」


「何がしたかったの?」


「きぇんしゃきゅまほう」


「・・・検索魔法かな?それを使ってたの?」


「うん」


なんだろう段々と子供になってきてる気がするんだけど・・・まさか人による副作用効果に【幼児化】とかないよね?合ったらヤバイよね。でも段々と仕草や感情が幼くなってるんだけど(汗)



「あの・・・もしかして失敗なの?」


「・・・うん。じゅもんね、とにゃえたにょよ?でもだめにゃの」



目に涙を溜めて目を潤ませて落ち込む自称魔王はゆっくりとしゃがむと泣かないように耐えるように膝を抱えて体育座りで膝に顔を埋めて座り込んでしまった。出来なかったことがショックなのと余程悔しかったみたいだ。・・・ちょっと可愛いんだけど。



「じゃあ・・・もしかしてサウリュスさん達の居場所が分からなかったのかな?」


「・・・」



なぜか子供に話しかけるように近くに行って目線を合わせるように屈んで話しかけると声には出さなくても膝を抱えたまま頭をコクンと動かして頷いた。・・・ヤバイよ?完全に幼児化してきたんだけど・・・この場合の対処法なんて知らないよ~・・・どうしたらいいの??



  ーーー ぐぅぅ ーーー


「うん?」


「・・・おにゃきゃしゅいた」



顔を上げたかと思うとお腹に手を当ててしょんぼりする姿が余りに可愛くてキッチンを探して速攻で料理を作りました!!取り合えず具材はあったのでオムライスを作り食べさせましたが目をキラキラさせて食べる姿に癒されました!!・・・あれ?あれれ??



「ねぇ・・・さっき喉痛かったんだよね?もう痛くないの??」


「にょど?いたきゅにゃいよ?」



・・・ふむ。なんだろう?今気がついたんだけど・・・自称魔王の姿がちょっとだけ幼くなってる・・・まさか・・・副作用で起こるアレルギー症状が無くなって・・・幼児化にシフトチェンジ!?しかも今更だけどアレルギー症状が出るかもしれないのにオムライス食べさせてるよ~私っ!!ダメじゃん!!



「ねっ、ねぇ、体に何か異常ない??苦しいとか痒いとか痛いとかヒリヒリするとかない!?ご飯食べて大丈夫だった!?」



慌てて確認すると何を言ってるのか分からずに首を傾げてからにっこり笑ってから


「にゃいよ~?ごはん?おいちぃよ~」



口の回りにトマトソースをつけての笑顔のお答えに一気に力が抜けて脱力して吐き出した息と共に椅子に座る



「うんわぁ~、なっ、いった~」



筈だったのだが座る場所に椅子はなく思いっきりズッコけてお尻を強打するのだった・・・



「副作用には人にもよるってあったけどまさか幼児化が起こるなんて予想外もいい所なんだけど・・・見た目が少年か青年かの丁度境目だったのが完全に少年に傾いてるよ」


「おいちぃね~」


「そうだねぇ~ご飯食べ終わったら寝んねしようね~」


「あい!」



・・・どうしよう。このままずっと幼児化していって最後には赤ちゃんとかにならないよね??というか結局自称魔王に言われるままにここまで来ちゃったけど結局は帰れないしサウリュスさん達の居場所も分からないんじゃ来た意味ないんじゃ・・・これからどうする?そもそもこの空間からの脱出って可能なのか!?・・・これ難易度が上がっただけなんじゃ・・・・・・



結局答えも出ないままお腹一杯になって眠くなった自称魔王の子守りをしながらぐるぐると色々考えても何にも思い浮かばずにいつの間にか眠ってしまうのだった



・・・ティルは考えなしに行動した結果完全に帰り道を見失いつつあるのに魔王と一緒にぐっすりと眠れる図太い鋼の精神と神経をしていた。






因みに余談ではあるが・・・


「ちょいれ・・・いっちょに、いきょう?」


と夜中に起こされ一緒にトイレ行ったかと思うと・・・


「おててね?ちゅにゃいで、ねんねしゅりゅ」


と言われニヤニヤしながらお世話をしているティルの姿があり、さらにその姿に銀と疾風はドン引きだったのは言うまでもない。









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